私生活ではこの1ヶ月、結構いろいろありました。

が、そんなことを忘れさせてくれるものが芸術ですね。

京都・南座での坂東玉三郎サマの特別公演に行ってきました。





もう絢爛豪華な動く芸術キラキラ

玉三郎サマの演じる女性・阿古屋は
たおやかな気品のある色気をまとう麗しい美女デス。

平家の武将だった恋人は追われる身となり
拷問してでも行方を聞き出そうと責められます。
実はお腹に恋人の子どもを身籠っていて
美麗な衣装を纏いながらも、哀しみを醸す姿は
まるで手折られた美しい牡丹の花のよう。

舞台では琴・三味線・胡弓を順番に演奏されましたが

古典的な楽器なのに、前衛的な音色もあって

非常に興味深い演奏でした。


演技力はもちろん演奏の技能も高いレベルが求められる役で
芸を極められた玉三郎サマだからこそ演じられる
まさに真骨頂。
ほんまにええもん観せてもらいました。

興奮覚めやらぬ観劇のあとに
一緒にお酒を嗜みつつ感想を語り合った時間込みで
日常を忘れさせてくれる楽しい夢の時間でした。
また行きたいです。

南座の舞台のプロモーション映像あった↓