私が中学一年の時、バレーボール部に所属していました。
二年生にF先輩という恐怖の対象がいました。
つっぱり(当時「ヤンキー」という言葉は使っていませんでした)です
ある時、地区大会が市民体育館で行われました。
市民体育館に行くには駅から川にかかった橋を渡るのですが、
その橋を部員全員で渡っている時、川にデカイ鯉が泳いでいるのが見えました。![]()
F先輩が「おお!石ぶっけんべ!」
(訳:「おお!石ぶつけようぜ!」)
叫ぶと同時に2,3人の先輩が一緒に石を投げ始めました。
橋の上なので石なんてほんの小石程度なので、一人三回も投げたらなくなっちゃいます。
F先輩はまだ投げ足りないらしく、二メートル位先石を拾い上げました。![]()
「つっぱり」にしてはダイナミックなフォームです。
腕を振り上げまさに投げいれようとしたところで、なぜかピタッと止まりました。
そして自分の手を凝視しています。
なんてことでしょう!石がつぶれてしまった・・・え?
粘土?
いえいえ、それはお犬様の
ですよ![]()
そして恐怖の鬼ごっこが始まったのは言うまでも有りません。
F先輩「一年動くな!」![]()
・・・無理です![]()
F先輩が
の手をかざして迫ってきます!
当然ダッシュで逃げます。
F先輩は普段トレーニングなんかしていないので、一年生の方が早いんです![]()
F先輩「逃げるなっ!」
一旦止まりますが、再びダッシュ![]()
頭にきたF先輩は、他の先輩達を仲間に引き入れようと
を付けようとしだしたのです
・・・皆逃げますよ、F先輩?
結局体育館までダッシュで逃げました。
F先輩は現れませんでした。
あのあとどうしたんだろう・・・![]()
次の日、部活では一切その話が出ませんでした。
私もしませんでした。
F先輩とは、卒業式以来あっていないので、確かめようがありません。
ごめんなさい、落ちなしでした![]()