先日、屋久杉のお香作りワークショップに参加してきました ![]()
会場は、趣のある素敵な古民家。
玄関を入った瞬間から、どこか懐かしくて、子どもの頃に遊びに行った祖母の家を思い出すような、あたたかな空気を感じました ![]()
今回講師を務めてくださったのは、屋久杉で木彫りの人形を制作されている「てんから」さん。
テーブルの上には、屋久杉から生まれた可愛らしい精霊のお人形「ひびきちゃん」もいて、その愛らしい姿に思わず笑顔になりました ![]()
今回のお香作りは、その「ひびきちゃん」を制作する過程で生まれた屋久杉の削り粉を使います。
大切な屋久杉を無駄にせず、最後まで生かす。
そんな想いが込められた、とても素敵なワークショップでした。
屋久杉には、リラックス作用や安眠作用、自律神経を整える働き、抗菌・防虫作用、免疫力を高める働きなど、さまざまな効果があるそうです。
自然の香りには、人の心と身体を整える力があることを改めて感じました。
まずは、削り粉をすり鉢とすりこぎで、細かい粉状にしていきます。
これが思っていた以上に大変でした。
削り節のような形の木くずが、なかなか粉にならない ![]()
一時間以上、ひたすらゴリゴリ、スリスリ…
あまりにも、粉状にならないので、途中からは、ハサミで細かく切りながら作業を進めました。
周りの皆さんは比較的早く粉になっていたので、「私は硬い部分に当たったのかな?」なんて思いながら、木くずと格闘していました
でも、その時間も不思議と嫌ではありませんでした。
木の香りに包まれながら、ただ目の前の作業に集中する。
今思えば、とても贅沢な時間だったように思います。



粉になったところで、お楽しみのお昼ご飯 ![]()
いただいたのは、たくさんの有機野菜や発酵麹を使ったブッダボウルでした。
色とりどりの野菜が美しく並び、一口食べるごとに素材の美味しさを感じます。
ごぼうのスープもやさしい味わいで、身体にすっと染み込んでいくような美味しさでした ![]()
食事を囲みながら、参加者の皆さんとお話しできた時間も、とても楽しかったです。

昼食後は、細かくした屋久杉の粉にタブ粉と水を混ぜ、お香の形に整えていきました。
今度は粘土遊びのようで、これも、とても楽しい ![]()
同じ材料を使っていても、それぞれ少しずつ形が違っていて、その人らしさが表れるのも面白かったです。
ワークショップの最後には、発酵おはぎと穀物コーヒーまでいただきました。
甘さ控えめの発酵おはぎと、香ばしく風味豊かな穀物コーヒー ![]()
最後まで身体にやさしいおもてなしに、心まで満たされました。

完成したお香は、一週間ほど自宅で乾燥させてから使えるそうです。
どんな香りが広がるのか、今からとても楽しみです ![]()
今回のお香作りを通して感じたのは、「時間をかけること」の贅沢さでした。
効率よく、早く終わらせることばかりを考えがちな毎日ですが、木をすり続け、香りを感じ、人と語り、美味しいものをいただく。
そんなゆっくり流れる時間が、心を整えてくれるのだと実感しました。
片付けも同じかもしれません。
急いで終わらせることが目的ではなく、自分と向き合いながら、一つひとつ丁寧に進めていく時間そのものが、心を整えてくれる。
そんなことを、屋久杉が教えてくれたような気がします。
自然の恵みに触れ、人とのご縁に感謝しながら過ごした一日。
とても貴重で、満ち足りた時間になりました。
ありがとうございました。
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