木金ブログサボってしまいました。

なので今日は土曜日で休みですが、2日分アップします。

今年初めての LC を開設しました。

LCとは日本語では信用状と言います。

海外との取引で使用される決済方法の一種です。

海外との取引では 、問題があった時にすぐに相手を訪問できないし、取引先が約束を守ってくれるか、という心配が常につきまといます。

商品を売る側から見ると、買い手がちゃんとお金を払ってくれるか 、商品を買う側から見ると 指定した商品を指定した数量ちゃんと出荷してくれるか、心配です。

不完全ではありますが、その問題を解消しようとしたのが LC (信用状) です。

買い手は銀行で信用状を開設します。

信用状には、商品名、商品の金額、積出港、向け地、提出すべき書類 (一般的には、インボイス、パッキングリスト、BL) 、出荷期限などが記載されています。

信用状は買い手側の銀行で開設し、開設すると取引相手の銀行に届きます。

信用状に記載された条件通りの書類を銀行に持ち込むと、売り手は代金を受け取ることができます。

その書類が買い手側の銀行に届き、買い手は期限内に代金を支払わなければなりません。

出荷したら送金するよ、という約束では、売り手側は本当に送金してくれるのかという不安が拭えません。

買い手側は、送金したけれど、本当に指定通りの商品が届くのかという不安が拭えません。

LC は、そのような不安を解消するために、売り手と買い手の間に銀行と信用状を介在させ、少しでも海外貿易の信用力を 高めようとしたものです 。

しかし、信用状も完全なものではなく、売り手側は容易に相手を騙すことができます。

やはり、一番重要なのは信用できる相手と取引することです。