Mina Watoto(みなわとと)の世界中の子どもたちと笑おう

Mina Watoto(みなわとと)の世界中の子どもたちと笑おう

たくさん笑って、泣きたいときは泣いて。キミの好きなことってなあに?キミの素敵な心は世界に広がる。どこまでも。どこまでも。

2017年、世界中の子どもたちに、
『笑い』と『生きるエネルギー』を届けたくて
中澤聖子のカンパニーを設立しました。

カンパニー名は
『Mina Watoto(みなわとと)』

"Mina "はアイヌ語で"笑い"、
"Watoto"はスワヒリ語で"子ども"。

舞台公演と子ども表現ワークショップの2つを中心に活動しています。

2020年度より、コロナによって体験する機会が減った子どもたちが
心も身体もめいっぱい使って、遊び、表現できる場として
自然の中で小学生の子ども表現ワークショップを開催しています。
五感を使い、自然物や自分たちの身体を使って、遊ぶワークショップ。

2023年度のワークショップの詳細はコチラ↓
https://www.minawatoto.com/workshop/

舞台公演は『Own Eyes~キミの心でみる世界~』。
2022年1月はプーク人形劇場にてインクルーシブワークショップでの公演。
3月はくまもと国際子ども芸術フェスティバル にて。
たくさんの子どもたちがきてくれて無事に終演いたしました。

言葉を使わず、音楽・身体で表現する演劇作品。
詳細は随時アップしていきます☆

公演の詳細はこちら↓
https://owneyes.minawatoto.com/

舞台『Own Eyes~キミの心でみる世界~』予告編はこちら↓
https://youtu.be/62JUTK3QmAk

Mina Watotoホームページはこちら↓
https://minawatoto.com/



第4回目のワークショップ当日は


雨、雨、大雨・・・!



子どもたちはどれだけ

元気なくやってくるかと思っていたら、、、。



元気にやってきた!!(笑)




水たまりに入る子、



シャワーを浴びる子、



こんな雨でないと体験できないよね。



せっかくの雨。

今日は雨だからできることをやろう!

の日にしました。



『雨の中でだるまさんの1日』。



「だるまさんが寝た!」



「だるまさんがトイレをした!」



「だるまさんがころんだ!」



気がつくとどんどん身体が動いていく。

子どもたちが開かれてきたんだな、と

しみじみ感じる。




最後の方は、

ウーパールーパーになったり

(知らないのに!)

タオルや

サーティワンのアイスクリームになったり。

こんな訳わからないお題でも

やってしまうキミたちはすごい!


「わからないけどやってみる」ことは

生きていくのにとても大切な力だと思う。



次はチームで

『ジェスチャーゲーム』。


お題をひみつで出して、

チームに戻ったら、

言葉を使わずにジェスチャーだけで

伝える。



「あ、あの子が声をだして笑うようになった」

「あ、あの子が自発的に動き出した」



プログラムを通して、

子どもたちの変化を感じるとき。



自然を媒介にして、

子どもたちの心と身体が開かれていく。


自分のタイミングで。



身体を動かしたあとは

静かな集中の時間。



今日は雨の音をたくさん発見する

『おといくつ』



この静かな時間に

スーッと入っていける子どもたち。

チームになってきたんだな。



「どんな音が聴こえた?」 



「ざざざ」「ボツボツ」「ゴボン!」

「じょろじょろじょろ〜」

「ポロロン」「ぽちゃん」



「じゃあ、この雨の音を使って

今からみんなで『雨の森』という題名の

オーケストラをやってみよう」



オギタカさんが持ってきてくれた


竹のトンガトンで音を出す人、

自分の声で音を出す人、


に分かれて、



1人ずつの声と音が



少しずつ重なっていく。



声をだすって勇気がいる。

最初は小さな表現しかできなかった子たちが



みんなと一緒にやると

だんだん声を出せるようになってくる。


お互いに影響を受け合いながら。



この日、この時間、このメンバーだからできた

『雨の森』はとてもステキでした。



音で遊んだあとは

チームでお話づくり。



まずは、みんなで

お話ってこんなふうにできていくんだよ、

を試す。



自分の考えた

『いつ』『どこで』『だれと』

『だれが』『なにをした』

が他の人と混ざると、

思いもよらないヘンテコなお話ができる。


みんなで大爆笑しながら共有し、


チームでお話づくり、開始。



自分たちだけで創るって

難しい。


なかなか話がまとまらない。



それでも、誰かのひとことに

「いいね!じゃあ、こうする?」と

アイデアが乗っていくと一気に動き出す。



聴くこと、

伝えること、

みんなで考えること、


全部が必要。



「一分もできなかった」

「伝わらないと思う」


いろいろなドキドキを抱えながらの

シェアタイム。



それでも勇気をだしてやってみると


「思ったより伝わった」

「笑ってもらった!」


やってみてわかることがたくさん。



「ストーリーを考えるのがむずかしい」

「その人っぽくやる(演じる)のがむずかしい」

「練習と本番が違ってて、どうしようと思ったけど、やってみたらなんとかなった」

「本番で言うか迷ってたのを言ってしまおうとやった(みんな笑ってた)。やってみてよかった」

「雨の音を言葉で表現するのがむずかしい」



今日はおもしろいことも

むずかしいことも

嬉しいことも

いやなことも

たくさん発見した日だったね。



「びしょぬれやだ」

「びしょびしょがたのしかった」



『体験は力なり』

をまた実感させてもらった雨の日でした。



みんなありがとう😊