話をしなきゃ。


・・・卒業するって。





そうしなきゃ明るい未来なんてないんだから。




しばらくの沈黙のあと


私は意を決した。





私「来月のライブで最後にしようとおもう」



"彼"「え?」





もう、メールもしない


会わない。


すべてなくしてしまいたかった。





"彼"「会いたくないの?メールもダメなの?」






違うよ・・・


会いたいよ。





ずっとそばに居られたらって思ってたよ。




私「会いたいよ、メールもしたいよ」




"彼"には全うな人生を送ってほしいから。


このままではだめなんだ。


私がメール待つのがいやなんだ。





"彼"「俺なりにしてるよ?"彼女"の三倍はしてる」



私「私が送るからでしょ?」


"彼"「それもあるけど・・・」



たしかに、昔よりたくさんメールしてくれる。


それだけでもうれしかったのに


・・・だめになちゃった。





今はよくても悪い言い方だけど


"彼女"に取られちゃうから。

そしたら、”ぽいっ”て私なんて捨てられちゃう。



耐えられないよ。



でも、一人では決めれないから


二人で決めたいから。




納得いく答えを導き出したい。




”彼"「いやだ、これからも会いたいに決まってるじゃん



   『もう会いたくない』っていってもらったほうがいいよ」




なんでだろ。



その言葉に涙が出そうになった。




"彼"「泣くなよ」




って言われるとさらに溢れてきた。


上を向いたのにぽろりと涙が止まらない。




"彼"は私の両手を握り締めてそっと抱き寄せてくれた。




あたたかい。




でも、この暖かい場所にはいてはいけない








だけど


・・・今日は一緒にいたい







つづく。