本日の子供は、6年U君


小学校から近いこの場所では


三者面談までの時間を過ごす子が多い


U君は16:20面談予定





U君は父から

『歩いて帰ってきて。それから一緒に三者面談をしよう』


と言われていた


しかし


雪遊びが楽しくてもっと遊びたい


でも帰らなきゃ





三者面談の時間から逆算して


まだ1時間遊べる


まだ45分遊べる


まだ30分遊べる



そろそろ帰らなきゃ


でもでも遊びたい


帰りたくない


遊んでいたい





遊んでる最中に転んでできたすり傷


それをジッと見つめて


『足が痛いから親から迎えに来てもらおう

こゆさん、電話貸してください。』




私『U君、なぜ足のことを言うの?

  遊びたいと言えば?』


U『前に友達の家で遊んだ時、迎えをよんだけど「暗くなってもいいから歩いて帰ってきなさいって」言われたから…。

どうせ来てくれないよ。

だから足が痛いと言えば迎えに来てくれるし、時間まで遊べるし!』


私『本当は、帰れる位のケガだよね?

正直な自分の気持ちを伝えれば?U君の本音は「もっと遊びたい」だよね。そのための「迎えに来て」だよね?』


U『うーんでも、何か理由ないと来てくれないかもしれないし…う〜んどうしよう』



前に迎えを断られた時

忙しかったかも

疲れてたかも

親を頼らず帰ってきて欲しかったかも

何か理由があったはずだよ

前とは状況が違うんだよ

小さな事だけど、目的を達成する手段で仮病を使うことに慣れてはいけない。





その後、U君30分悩む


電話の子機を持って


U『奥の部屋にいってきまーす』


数分後


ニコニコしたU君が来て


U『自分の気持ち言ったらOKでた!ケガのこと言ってないよ!』




よかったねU君



U君の『遊びたい』も立派な理由

だから

大人の『ラクしたい』も立派な理由


親子なんだから駆け引きしないで話し合おう




大人でも

聞く前、する前から


ダメに決まってるとU君のようにしてしまいたくなる


そんな時でも嘘はなるべく少なめ人生でいこう


そう思える出来事でした




嘘をつくと目が華麗に泳ぎ

そして「嘘でしょ」と言われると

顔が赤くなる又は早口になる

目が更に泳ぐ

小心者の私です