出血止まらず -- 緊急帝王切開-- | 前置胎盤の妊娠・出産

出血止まらず -- 緊急帝王切開--

2000年 10月 16日 PM11:30頃

願い虚しく、出血は止まりませんでした。

とうとう、ガーゼを通り越して

念のためにつけておいたナプキンにまでしみてきたのです。


再び、先生のもとに報告に行きました。

再度診察ということになり、また診察室へ。


すると、帰宅していたK先生という

主治医の先生が戻ってきてくれていて

白衣も着てない状態だったけど診てくれました。


そこで出た結論は・・・・


先生 :

全部が出血とは考えられない量が出てるんですよ。

恐らく、羊水が含まれてる かと・・・・。

つまり、破水してる可能性が高いんです。


(あとから母子手帳を見たら、"高位破水"となってました)


先生 :

明日が手術予定ということだったし、

赤ちゃんへの危険性も考えて、

これから帝王切開しましょう




この夜、帝王切開になるとは考えてもいませんでした。

確かに明日が手術予定日ではあったけれど・・・・。

突然の展開についていけない って感じでした。


けど、そんな私をよそに、

看護士さんや先生たちはテキパキと手術の準備に入りました。


私は一度、MFICUに戻り、次の指示を待ちました。


その間に

・手術室への連絡

・麻酔科への連絡

・レントゲン科への連絡

・小児科(NICU)への連絡

・担当の看護士 2人への連絡

・主人への連絡

などがされていったのです。


あいにく、ずっと担当してくれていたS先生は

別の病院の夜勤に出ていて不在。

オペは女性の先生がやってくれることになりました。


しばらくすると看護士さんがやってきて

「2時に手術開始に決まりました。

1時45分になったら手術室に移動しますからね」と。


こうして、手術予定日を前にして

真夜中の緊急帝王切開となったのでした。