★お盆期間も営業中です★
本日8月15日は、特別な意味を持つ「終戦の日」です。
戦争の記憶は少しずつ遠ざかっていますが、この日を迎えると、平和の大切さを改めて考えずにはいられません。
クラシック音楽の世界でも、戦争や平和をテーマにした作品は数多くあります。
ロシアの作曲家プロコフィエフが第二次世界大戦中に書いた3曲のピアノソナタ「戦争ソナタ」――第6、7、8番――は、その時代の緊張と不安、そして人間の感情の複雑さを鮮やかに刻み込んでいます。
特に第8番(1944年完成)は、戦争ソナタの中でも異彩を放つ存在です。
全体に流れるのは、6,7番とは違い激しい戦闘の音ではなく、深い内省と叙情。
第1楽章は、静かな冒頭からじわじわと感情が高まり、過去の記憶や喪失を思わせる旋律が繰り返し現れます。
第2楽章は優雅な小品のように始まりますが、時折不安げな影が差し込みます。そして終楽章では、軽やかなリズムの中に切迫感がにじみ、やがて力強いクライマックスへ――それは、嵐をくぐり抜けた後に見える一筋の光のようです。
一方、フランスの作曲家フォーレが書いた《レクイエム》は、死や戦いを直接的に描くのではなく、「永遠の安息」や「やすらぎ」を静かに歌い上げます。
柔らかな和声と穏やかな旋律は、聴く人の心をやさしく包み込み、悲しみを超えた静かな希望を感じさせます。
日々のレッスンや演奏を通じても、こうした音楽の背景や作曲家の思いを大切にしたいと思っています。
今日は、練習する一曲に少しだけ「平和への祈り」を込めてみませんか。
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東京都港区の音楽教室&貸練習室ミナトミュージックサロンです!
今年のお盆期間も通常通り営業しております。
夏休みに入り、街も少し静かになったように感じますが、教室内はお客様の練習の音や生徒様のレッスンの音で、いつも通り音楽にあふれています。
お盆休みは、日常の忙しさから離れて自分の趣味や習い事にじっくり向き合える絶好のチャンスです。
旅行や帰省の予定がない方は、この機会にピアノやヴァイオリンの練習時間をいつもより長く取ってみてはいかがでしょうか。新しい曲やテクニック習得にぜひご活用ください♪
また、夏ならではのレパートリーもおすすめです。
涼しさや季節感を感じられる曲に挑戦すれば、演奏しながらも心が軽くなります。
お盆中も変わらぬ環境で、皆さまの音楽時間をサポートいたします。
ぜひ、この夏も音楽とともに心豊かな時間をお過ごしください。
ミナトミュージックサロンは、皆さまのご来訪を心よりお待ちしております。
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こんにちは!ミナトミュージックサロンです。
いよいよ8月に突入しました!
セミの鳴き声や真っ青な空、夏の陽射しが本格的になってきましたね。
港区も日中はうだるような暑さですが、教室内は涼しく快適。音楽に集中できる空間をご用意して、皆さまをお待ちしています♪
7月は、夏の発表会に向けた準備など、たくさんのドラマがありました。それぞれの成長や努力の跡が感じられる場面が多くありました。
8月はその成果が実を結ぶ月。演奏の場がある方はもちろん、基礎を見直すレッスンにもぴったりの時期です。
夏休みを利用して、普段より少し長めに練習時間をとってみたり、憧れの曲にチャレンジしてみたり。音楽との向き合い方を深めるチャンスでもあります。体調に気をつけつつ、自分のペースで無理なく楽しんでくださいね。
貸練習室も、24時間ご予約受付中です。個人練習や、コンクール前の音出しにもご活用ください♪
暑い日が続きますが、今月もミナトミュージックサロンは皆さまの音楽のある毎日を応援しています。
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東京都港区の音楽教室&貸練習室「ミナトミュージックサロン」です。
本格的な夏の訪れを感じるこの季節。
夜風が心地よく、ふと空を見上げたくなるような真夏の夜には、こんな作品を思い出してみてはいかがでしょうか?
今回は、ロマン派を代表する作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが手がけた、《真夏の夜の夢(A Midsummer Night’s Dream)》の音楽をご紹介します。
🎼 シェイクスピアの幻想世界を音楽で描いた傑作
この作品は、イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる同名の戯曲を元にしています。
若きメンデルスゾーンは、なんと17歳で序曲を完成させ、その後大人になってから劇の付随音楽を追加。全体で序曲+劇音楽という構成になっています。
登場するのは、妖精たち、恋人たち、職人たち…シェイクスピアらしい幻想的で滑稽な世界。それをメンデルスゾーンは、音楽で見事に描き出しました。
🎶 特に人気のある名曲たち
- 序曲(1826年作曲)
小さな妖精たちの動きを感じさせる繊細なフレーズから始まります。精緻なオーケストレーションが印象的な、若き天才の代表作。 - 結婚行進曲(Wedding March)
誰もが一度は耳にしたことがあるであろうこのメロディ。まさに“あの結婚式の曲”です。劇中では、ハッピーエンドの場面で使われています。 - ノクターン(夜想曲)や間奏曲、妖精の踊り
静かで夢のような音楽は、まるで夏の夜に吹くそよ風のよう。フルートや弦楽器が美しく響きます。
🎵 ミナトミュージックサロンでも
ピアノソロ用にアレンジされた《結婚行進曲》は、発表会や披露宴のレパートリーとしても人気です。
🌙 さいごに
夜が少し長く感じる夏、クラシックの名作に耳を傾けてみませんか?
幻想的で軽やかな音の世界が、日常をちょっぴり魔法のように彩ってくれるかもしれません。
ミナトミュージックサロンでは、こうしたクラシックの魅力に触れながら、楽しくレッスンをしていただけます。
ぜひお気軽にお問合せ・体験レッスンにいらしてください♪