音楽教室 ミナトミュージックサロン 公式ブログ -2ページ目

音楽教室 ミナトミュージックサロン 公式ブログ

東京都港区の本格派クラシック音楽教室
ミナトミュージックサロンの公式ブログにようこそ!

♪港区内に全9校舎
♪総生徒数1,500名以上!
♪サントリーホールでの発表会
♪東京藝大・桐朋学園などを卒業した優秀な講師陣
♪貸練習室も併設

10月になりました。日中はまだ心地よい陽気ですが、朝夕の風には秋らしい涼しさを感じる季節となりました。港区の街路樹も少しずつ色づき、まさに芸術の秋の始まりです。

音楽の世界では「秋」は特に豊かな響きをもたらす季節です。たとえば、弦楽器の音色は湿度や気温の変化によって微妙に変わります。乾燥が進むこれからの季節、ヴァイオリンやチェロの音は澄んだ透明感を増し、響きに独特の深みが生まれます。ピアノも同様で、ハンマーと弦の関係が繊細に変化し、秋特有の柔らかな音色が楽しめるのです。

また、10月といえばドイツの作曲家ブラームスを思い出す方も多いかもしれません。彼は秋の雰囲気を象徴するような「交響曲第4番」を残しており、その第4楽章では古代ギリシャのパッサカリア形式が用いられています。シンプルな低音主題の繰り返しの上に変奏が積み重ねられ、まるで落ち葉が舞いながら積もっていくような重厚な音楽が展開します。

ミナトミュージックサロンでも、この秋は新しいレッスンを始められる方が多くいらっしゃいます。基礎練習をしっかりと積み重ねていくことは、パッサカリアの変奏のように、一見単調でも最終的には大きな音楽の世界を築き上げる基礎となります。

季節の移ろいを感じながら、音楽を学ぶ喜びを一緒に深めていきましょう。
10月も皆さまのご来訪を心よりお待ちしております。

 

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東京都港区の音楽教室 ミナトミュージックサロン です。

 

新学期が始まり、夏の暑さも少しずつ和らいできました。朝夕の涼しい風に、秋の訪れを感じる季節です。この時期は新しい習い事を始められる方が多く、当教室にも体験レッスンのお申し込みを多数いただいております。

 

ピアノやヴァイオリンを初めて学ぶ方、再び音楽を楽しみたい方、専門的に深めたい方まで、それぞれに合わせた丁寧なレッスンを行っております。

 

秋は「芸術の季節」とも呼ばれます。

クラシック音楽の中にも、秋を思わせる名曲が数多くあります。例えば、ヴィヴァルディ《四季》より「秋」は、収穫の喜びや人々の踊りを軽やかに描いていますし、ブラームスの《交響曲第3番》第3楽章は、夕暮れのような落ち着いた秋の雰囲気を漂わせます。こうした作品に触れることで、音楽と季節が一層深く結びついて感じられるでしょう。

 

新しい学期の始まりとともに、音楽を生活に取り入れてみませんか?皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

 

🎶 ミナトミュージックサロン 🎶
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7月に開催いたしました、ミナトミュージックサロンの浜離宮朝日ホールでの発表会。
おかげさまで多くの生徒様にご参加いただき、温かい拍手に包まれた一日となりました。

昨日、出演された皆様の個別動画の送付が完了 いたしました。
当教室では、ただ記録として残すのではなく、 ひとりひとりの映像を個別に編集し、音質や映像を丁寧に仕上げています。そのため、まるでプロの演奏家のプロモーションビデオを思わせるような仕上がりになっております!

「舞台の上では緊張して細かい部分を覚えていない」という声も多くありますが、動画を通して改めて自分の演奏を見直すと、新しい発見が必ずあるものです。
テンポ感や音色の変化、表情のつけ方など、普段の練習では気づきにくいポイントが映像から自然に見えてきます。

ぜひ動画を振り返りながら、新しい課題や目標を見つけていきましょう。
そしてまた次の発表会では、さらに成長した音楽を奏でられるよう、一歩ずつ進んでいければと思います♪

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こんにちは。東京都港区の音楽教室 ミナトミュージックサロン です♪

本日、9月15日は、クララ・シューマンの命日です。
1896年のこの日、彼女は76歳でその生涯を閉じました。

🎹 ただの「作曲家の妻」ではない存在

クララ・シューマンというと、「ロベルト・シューマンの妻」として語られることが多いかもしれません。でも実際には、彼女自身がヨーロッパで最も名声を博したピアニストの一人であり、作曲家としても数多くの優れた作品を残しました。

また、母として8人の子を育て、ロベルトが晩年に精神を病んだあとも、彼の音楽を世に広め続けたその姿は、まさに音楽に人生を捧げた女性の象徴とも言えるでしょう。


🎶 クララが遺した音楽

クララは生涯を通じて作曲活動を続けましたが、結婚後はロベルトの音楽を優先し、自作の発表は控えるようになります。それでも彼女の作品には、繊細で深い感情が込められており、近年では再評価が進んでいます。

おすすめの作品:

《ピアノ協奏曲 イ短調》Op.7(14歳で作曲!)

《ピアノ三重奏曲 ト短調》Op.17

多くの《リート(歌曲)》— 夫ロベルトとは違った、女性的な視点からの詩の解釈が光ります

演奏通してクララの作品に触れると、「こんなに豊かな表現をする作曲家だったのか」と驚かされることも少なくありません。


🌸 クララの生き方から学ぶ、音楽の力

クララの人生は、喜びと苦悩が交錯するものでした。父の強い支配、夫との愛と別れ、家庭と音楽の両立…。
それでも彼女は演奏を続け、音楽を手放すことはありませんでした。

その姿は、現代を生きる私たちにも多くのことを教えてくれます。

🎵 音楽は、ただ「上手に弾く」だけではなく、
🎵 「生き方」そのものを表現できる芸術だということ。

今日は静かに、クララの音楽を聴いてみませんか?


9月15日。
クララ・シューマンがこの世を去った日。
彼女の愛したピアノの音に耳を傾けながら、その人生と音楽に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

ロベルトとクララ、2人の魂が重なったような「献呈」も改めて聴きたい名曲です。


🎹 ミナトミュージックサロンでは、クラシック音楽の奥深さを感じられるレッスンをご提供しています。

初心者の方も、ブランクのある経験者の方も、どうぞお気軽にお越しください。

こんにちは!
東京都港区の音楽教室 ミナトミュージックサロンです。

 

9月4日は「クラシックの日」です。
語呂合わせで「ク(9)ラシ(4)ック」と読めることから、日本音楽マネージャー協会が1990年に制定しました。クラシック音楽をより身近に、そして多くの方に楽しんでいただきたいという願いが込められています。

 

クラシック音楽は、バッハやモーツァルトのバロック、古典派時代から現代に至るまで、300年以上にわたって人々の心を豊かに彩ってきました。

楽譜に忠実でありながらも、演奏者それぞれの解釈や表現によって音楽が生まれ変わる――そこにクラシックの奥深さと魅力があります。

 

当教室でも、ピアノやヴァイオリンをはじめとしたレッスンを通じて、生徒の皆さまにクラシック音楽の楽しさをお伝えしています。
基礎練習の積み重ねはもちろん大切ですが、クラシックの名曲に触れることで「音楽ってこんなに自由なんだ」と感じていただける瞬間があるはずです。

 

秋の訪れを感じる季節、穏やかな旋律が日常にちょっとした豊かさを添えてくれることでしょう。

ミナトミュージックサロンは、これからも皆さまの音楽生活をサポートしてまいります。

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