9月24日に産まれた息子は1ヶ月(4w3d)が経った。

 

妊娠してからは28w3d。

 

体重は生後1か月で【786g】

 

呼吸器、経腸栄養、足からの点滴ルートがついています。

 

ただ、心配していた肺気腫も前回のレントゲンで分からないほどの状態になっていた。

 

心配なことはあるけど、息子は元気に成長してくれています。

 

ここまで大きな問題もなく成長してくれている息子を見ていると本当にたくましい限りです。

 

息子が成長してくれているだけで、パワーが湧いてきます!!!

 

息子の寝顔はとても可愛くて、時間があっという間に過ぎる(笑)

 

時折見せる表情が、妻に似ていたり、自分に似ていたりして(笑)

 

手足を動かしたり、おしゃぶりをチュッチュしたり、

 

息子が新しいことが出来るようになると、妻とニヤニヤしながら息子を見ています!!

 

早くに産まれてきた息子。

 

産まれる前は、超未熟児というのが、未知の世界で色んな不安がありました。

 

インターネットで調べては不安になり、夜一人になると悩み、泣いてしまう毎日だった。

 

でも、いま思う事は、息子に出会えて本当に良かった。

 

いまこの子がいない世界は考えられない。

 

毎日が本当に幸せな時間になっています。

 

4ヶ月早く産まれてきたけど、こんな時期から我が子を見守れるのは幸せなことだ思う。

 

本来ならエコーで息子を見る事しか出来ないのに、

 

目の前で元気に動く息子を見れる!!

 

息子に触れる事ができる!!

 

640gから子供の成長を感じれるのは、限られた人だけ。

 

息子が凄く頑張ってくれているからこそ感じれる思いなのかもしれない。

 

ママのお腹の中で成長していた方が、安全で楽だったはずだけど、ママの体調の変化にいち早く気づき、早くに産まれてくるこを決断した息子には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

この先、息子に何があっても一番の理解者となり、愛情をもって共に歩んでいきたいと思う。

 

まだまだ、乗り越えなくてはならない試練は沢山あります。

 

ひとつひとつの試練を一緒に乗り越えて、数か月後に妻と息子と一緒に過ごせる日を目標に頑張って行きます!!!

息子が誕生して2w3d

 

640gで産まれた息子は、2w2dの体重測定で687gになっていた!!

 

産まれてからの不安定な期間も、大きな問題なく乗り越えてくれた。

 

まだまだ安心できる時期ではないけど、息子の成長が凄く嬉しい!!!

 

不安なことは、肺の状態が未熟で、息子は左肺の一部が肺気腫になっていること。

 

肺気腫になると、治ることはないので成長と共に、どこまでの影響が出るのか不安は残る。

 

ただ、子供の場合大人の肺気腫と違い、肺気腫が拡がることはないとのこと。

 

息子の肺に新たな肺気腫ができないことと、健全な肺が力強く成長することを願う!!!!!!

 

不安なことはあるけど、息子は元気に成長してくれています。

 

産まれたばかりの息子の写真を、いまの息子と比べてみても顔つきが全然違う。

 

産まれたばかりの頃は、肌も薄く、顔も小さくて。

 

でも、いまは日に日にたくましい体つきになってきている!(笑)

 

口をもぐもぐしたり、目を開けたり、伸びをしたり。

 

出来る事も少しずつ増えてきて、本当に息子の成長が嬉しい。

 

小さい時に、親に言われた言葉を思い出す。

 

『あんたも子供が出来たら、親の気持ちがわかる。』

 

と言われたこと。

 

親は我が子の成長に喜び、少しの変化をすごく心配をして。

 

一日一日、我が子の無事を願いながら過ごす毎日。

 

それが凄く幸せで、パワーがみなぎる!!!

 

我が子の存在は、本当に凄い!!!

24w0d

 

妻の陣痛が始まり、薬を使用しながらギリギリのところで踏ん張っていた。

 

お腹の張りと痛みが、30分間隔から20分、10分へと変化していく。

 

トイレに行くと出血も続き、急遽内診をすることに。

 

内診の結果、

 

『子宮口が開いています。破水はしていませんが、赤ちゃんの足が見えるレベルです。一日でも長くお腹の中にいた方がいいのですが、お母さんは感染症もあり、いつ破水してもおかしくない状態です。』

 

先生の話は続き、

 

『今のお母さんの状態を考えると破水してから赤ちゃんを出すことは、赤ちゃんにとってダメージがあります。破水をしてから赤ちゃんを出すより、破水する前に帝王切開で出した方がいいと思います。』

 

『ただ、今すぐ帝王切開をするべきかと言われたら、子宮口は開いているものの決定打になるほどではない状態なので、悩んでいます。新生児内科の先生と相談させて下さい。』

 

と言われた。

 

自分のこの時の心境は、

【破水をしてからバタバタするより、今すぐ帝王切開で安全に赤ちゃんを出して欲しい。】

と思っていた。

 

先生が帰ってきて、

 

『小児科の先生と相談しましたが、今すぐ帝王切開で出産することがベストだと考えます。』

 

そのまま帝王切開をする決断となった。

 

妻が入院している病院は、準備までの流れに無駄がなく、スムーズに帝王切開までの段取りが出来ていた。

 

帝王切開の決定から約20分程で妻は手術室へ移動となった。

 

ベッドで運ばれる妻と手術室の手前まで行き、入る直前に、

 

『おちんちんついてるかな~??』、が最後の会話だった。

 

性別を確認してもらったのは、一回だけだったので。(笑)

 

 

妻が手術室に入った後は、指定された廊下の椅子に座りまっていた。

 

『約30分後に赤ちゃんが手術室からNICUへ移動するので、この廊下でお待ちください。』

と看護師にいわれた。

 

待つ事30分・・・出てこない。

 

とにかく時間が長かった。

 

そして、数分後、扉の奥が慌ただしい雰囲気になった後、ついに扉が開いた。

 

我が子を初めてみることができた!

 

我が子は小さかった。

 

640g/30cmの男の子。

 

でも、我が子をみた瞬間の心境は、心配や不安でではなく、すごく安心した!!

 

無事に産まれて来てくれたこともあるけど、我が子の【生きる!!】っていうパワーを凄く感じたからです!!!

 

息子との対面を終えて、病室で妻の帰りを待つことに。

 

帝王切開は出産までは早いけど、そこから1時間半ほどかかった。

 

妻が無事に病室に戻ってきた。

 

術後なので、万全の体調ではないけど、妻が無事に帝王切開を終えて安心。

 

 

息子を産んでくれて、ありがとう!!!!!

 

息子~!!産まれてきてくれてありがとう!!

 

妻が初めて帝王切開で出産し、我が子を産んでくれた感想は、

 

【感動もあったけど、妻と我が子が無事だったことに安心!!!】

 

妻も息子も自分にとっては、いなくてはならない存在なんだとしみじみと感じた。

今日で妻が妊娠して24w0d

昨日から妻に異変がある。

下腹部の痛み、お腹の張り、出血。

血液検査では、WBC、CRPが高く、体温もやや上昇。

感染の再発。

昨日から抗生剤を再開し、ウメテリンの量も一気に増えた。

今日の朝一の採血の結果次第では、お腹の我が子のことを考えて、緊急帝王切開もある。

我が子はまだ24w0d。

いまはすごくリスクが高い時期。

ただ、我が子が感染してしまえば、取り返しのつかないことになるかもしれない。

抗生剤が効き、炎症が治まることを1番に願う!!

すごく不安な時間が続く。

でも、

妻は必死に頑張ってくれている!!

我が子もお腹の中で頑張っている!!

だから、我が子の生命力を信じよう!!

もし、帝王切開となって我が子が産まれてきても、現実と向きあって、妻と我が子と3人で絶対に乗り切る!!

ただ、我が子にとって1番良いのは、母のお腹で一日でも長く成長することに変わりはない。

炎症と出血!!治まれ~!!!
妻が妊娠して23w5d

入院してから2週間が経った。

この2週間は長いような短いような不思議な感覚。

一日一日は、毎日が無事に過ぎてほしいと願い過ごしているので、とても長く感じる。

ただ、振り返ると2週間が経ったのだと早く感じる。

今日は内診があった。

前回の内診で、子宮頚管5㍉と言われていた。

妻と内診の前に、

『内診をしてもテンションが上がることないよなぁ。現状維持でも5㍉やし。もしかしたら、0㌢になってるかも・・・』

そんな話をしながら、ついに内診となった。

内診には妻だけが行くので、部屋で待つことに。

その間、ソワソワしながら不安だった。

数分後、部屋のドアが開き、妻が現れた。

妻は笑顔だった!!

『子宮頚管が2㌢になった!しかも、ポリープが取れたって!(・∀・)』

その話を聞いて、とても嬉しかった!!

入院中に妻が笑顔になると、自分もすごく嬉しくなる!!笑

1度開いているので、完全復活ではないけど、子宮頚管が5㍉からの2㌢なので、二人で喜んだ!

しかも、ポリープが無くなったのが一番いいお知らせ!!

子宮脱落膜ポリープに悩まされ、不安の日々だったので、これで落ち着いてくれたらいいのに!!

息子の成長も順調で23w4dで620㌘。

お腹の中で活発に動く息子の話を妻から聞くと、我が子が愛おしくて愛おしくて!笑

まだまだ、お母さんのお腹の中で頑張って成長するんやで~!!

妻が妊娠をして、入院となり、様々ことを考えて、決断をしないといけない。

 

我が子は23w1dまで成長をしている。

 

ただ、いまこの状況で産まれてきてしまうと、体の成長が未熟だから生存できるか分からない。

 

生きる事が出来ても、後遺症や障害がある子になる可能性がある。

 

超未熟児(超低出生体重児)で産まれてくるとリスクがかなり高い。

 

出生体重が1,000g未満の超低出生体重児の生存率は、出生体重によって違う。

● 751g以上〜1,000g未満:91.6%
● 501g以上〜750g未満:78.9%
● 500g以下:50%

 

超出生体重児が6歳まで成長したときの障害の発症率

● 脳性麻痺:17.30%
● 視力障害:2.40%
● 聴力障害:3.40%
● 知能発達の遅れ:26.60%

 

医師からの説明は、かなり不安になる言葉ばかり。

 

自分と妻はすごく悩んだ。

 

お腹の子の未来がどうなるのか、不安でいっぱい。

 

ただ、妻と意見はすぐに一致した。

 

『息子の力を信じる!!もし、産まれてきたら22wから処置をしてもらう。』

 

親になるという事は、簡単なことではない。

 

【子供を信じる心と、親としての覚悟と決断】

 

これは今すぐできることではないと思う。

 

我が子を授かるまで、1人の成人男性と女性でしかない。

 

子供を授かり少しずつ、我が子と共に成長していくんだと思う。

 

子供を授かって、育てるという事。

 

いままでの自分のイメージは、妊娠をして、出産をして、子供を育てて、成人となり、その子供が結婚・・・と、自然なことだと思っていた。

 

いま感じる事は、自然なことではなく奇跡の連続なんだと思う。

 

我が子が産まれるということだけでも、奇跡の連続!!

 

そんな我が子が無事に産まれて来てくれることを、心の底から願っている。

妻が妊娠してから23w1d

 

一日一日が無事に過ぎる事を願い続ける毎日。

 

そんな一日一日でも息子は確実に成長している。

 

成長を感じれる出来事があった!!

 

それは、息子が自分の手をキックしてくれた事!!!!!

 

いままで胎動を感じれていたのは妻だけだった。

 

男である自分が息子を感じれるのは、自宅で聞いていた、心音を聞いている時と病院でのエコーのみだった。

 

心音を初めて聞いた時もとても感動的で、息子が可愛くて可愛くて!!

 

そして、22w6dの2017.9.16についに息子の、力強いキックを感じる事ができた!!!!

 

この出来事と、自分の手のひらを息子が蹴った感覚は絶対に忘れない!!!

 

母性ではなく、【父性】がさらに高まった感じがした!!


息子の元気さを感じると、疲れが吹っ飛び、パワーがみなぎる!!

妻が妊娠して22w5d

 

女性が妊娠をして、出産することがこれほどまでに奇跡の連続で神秘的なことなんだと、妻の妊娠生活をみて考えさせられました。

 

そして、現在妻は入院中。

 

妻が妊娠をして、21w5dの検診日、担当の先生から言われた。

 

『子宮頚管が1㌢ちょっとになっています。I市民病院では対応できないので、いまからA総合医療センターへ行ってください。』

 

状況が一瞬で変わりました。

 

妻は妊娠初期から、子宮脱落膜ポリープがあり、常に感染を予防しながら妊娠生活をおくっていた。

 

こんなに、感染に予防もしていたし、検診にも1w間に一回も行っていたし、前回の診察の時は、子宮頚管も4㌢以上あったのに。

 

なぜ、子宮頚管が短くなったのか理由を考えても分からなかった。

 

そして、A総合医療センターに着くと、妻はそのまま診察。

 

数時間後、産婦人科の先生が現れ、症状の説明。

 

『奥様の状態は、I市民病院で診断された通り、子宮頚管が1㌢ちょっとであり、血液検査の結果、感染している状態です。また、感染予防の薬を使用しているので断定はできませんが、羊水の陽性反応もあり、少し破水している可能性があります。なので、このまま入院して頂きます。』

 

その話を聞いて、事実を理解するのに時間がかかった。

 

妻は大丈夫なのか?

お腹の子供は大丈夫なのか?

この先、どんな現実が待っているのか?

 

「?」がいっぱいです。

 

そして、そんな混乱している中、先生の説明は続く。

 

『法律上21wなら切迫流産。22wなら切迫早産となります。いま現在、21w5dなので、もし万が一産まれてしまうと助ける事は出来ません。』

 

この説明は、かなり精神的に不安になるものだった。

 

妊娠してから、妻のお腹で成長してきている可愛い我が子が、22wの壁を越えられなかったら、流産となりすべてが終わりとなってしまう現実。

 

その現実を考えただけで涙がでます。

 

22wを超えるまでの数日は、不安で不安でたまらなかった。

 

夫である自分は祈ることしかできない。なんて無力なんだと、一人寂しい家で泣いてしまった。

 

妻のこと、お腹にいる我が子のことを考えると涙がでた。

 

妻はお腹で我が子を育てている。自分が想像している以上に毎日気を使い、赤ちゃんに愛情伝え、息子の成長を想いながら過ごしている。

 

そんな妻を支えながら、息子のことを信じながら、夫として、息子の父として頑張って行く!!!!!

エチレンビニルアルコール(EVAL)

原料
疎水性のエチレンと親水性のビニルアルコールの共重合体
(フィルム・発砲製品・シートなどの梱包剤として幅広く利用されている)

特徴
・ PVP(親水化剤)を使用していない
・ 血小板や凝固系への影響が少なく、抗血栓性に優れる
・ 均層構造により、拡散特性より分画特性に優れ、血漿分離器などにも利用されている
・ 補体への影響が軽度とされている
・ アミノ酸漏出量を抑える効果があるとされている

クラレ:kfシリーズ、KFシリーズ




EVAL膜のダイアライザーは、
分類が2型であり、透析導入期や高齢者、低栄養の患者さんに使用しやすい。ショック症状が少なく、安定した透析ができる印象。ただし、高い除去性能には向かない。
ポリメチルメタクリレート(PMMA)
原料
アイソタクティックPMMAとシンジオタクティックPMMAを素材とし、親水性を持たせたもの
(コンタクトレンズの材料として利用)

特徴
・β2-MGを吸着にて除去
・補体活性/ロイコペニアが補体軽度
・膜特性として吸着を主としているため、膜の経時劣化が激しい
・セルロース系と比して膜厚が大きい
・透析中の顆粒球エラスターゼの上昇の報告がある。

東レ:BGシリーズ、NFシリーズ




PMMA膜のダイアライザーは、
β2-MGを吸着にて除去するのが特徴。また、かゆみの症状がある患者さんに使用することで、改善効果が期待できる。
NFシリーズでは、抗血栓性が改善されている。ただし、吸着が特徴なので、抗血栓性はそこまで求めない。吸着と抗血栓性のバランスは難しい。