食事養生について① | 芝公園 田町 三田 整体鍼灸院 港カイロプラクティックの臨床日記

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港区芝2丁目の鍼灸カイロプラクティック院です。膝の痛み、頚椎ヘルニア、頚椎症、慢性的な痛み、シビレや耳鳴り、めまいといった難しい疾患に取り組んでいます。

”食事養生”とは聞きなれない言葉ですね。判りやすく言えば食事面からの健康問題へのアプローチと考えてください。その適応範囲は広く、日常的な肩こり腰痛から慢性疲労症候群、副腎疲労症候群、自律神経失調症やアレルギーといった全身性の症状までに広く応用の効くアプローチです。

では一体どういった事をするのでしょうか?
それを説明する為にまずセルビアの誇るテニス界のスーパースター、ノバク ジョコビッチ氏の著書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」から下記の文章を引用しましょう。



まず博士は私の左手を腹に当てさせ、右腕を横にまっすぐ伸ばすようにと指示した。
「私が押してみるから、君はそれに逆らってくれ」。
博士は私の右腕を下に押しながら言った。しばらくして、博士は圧力をかけるのをやめた。「これが君の体のあるべき反応だ」。そう博士が言った。
そして、私に一切れのパンが渡された。
これは「食べろ」という事なのか?「違うよ」。博士は笑った。

「お腹の前でこれを持って、もう一回右腕を伸ばしてみてくれ」。再び博士は私の腕を下に押しながら、説明してくれた。
この
単純なテストによって私の肉体が小麦や大麦、ライ麦などパンに含まれるタンパク質であるグルテンに対して、過敏なのかどうかがわかるのだという。

あまりのバカバカしさに、私は博士が気でも狂ったのかと思った。しかし、明らかな違いが現れた。
パンをおなかに近づけるだけで、私の腕はセトジェヴィッチ博士の下向きの圧力に抵抗できなくなっていた。私は明らかに力が抜けていた。
「つまりこれが、君の身体がパンに含まれている小麦を拒絶している
証だ」博士はそう言い、そこで私は「グルテン不耐症」という言葉を初めて教えられた。

~”ジョコビッチの生まれ変わる食事” P70より抜粋~



これはジョコビッチが自分のグルテン不耐性に気づき食生活を改善するきっかけになったシーンです。この文章の中で語られている奇妙で単純なテストとは、実は当院で用いているキネシオロジー筋力検査の事です。


これは本来カイロプラクターの用いる検査なのですが、その応用範囲の広さから欧米では多くの医療従事者に用いられている検査法です。
ジョコビッチ氏は小麦グルテン不耐症でしたが、実際には食品アレルギー・不耐症というのは数多くの種類が存在します。
そのため当院では、患者の抱える問題食品をより細かく特定する為に数多くのフードサンプルを用意しております。

 

 

 

当院のフードサンプル一例。あらゆる種類の肉、魚、野菜、穀物類等を用意してあります。

 


食事養生の第一歩とは、不耐性食品(アレルギー)を探し出し、摂取を制限して頂く事なのですね。

 

 

 

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