〜登場人物〜


ミナト(このブログの著者)
30代前半で婚活中。
兵庫県在住で大阪梅田で勤務。

マリさん
ミナトと仮交際中。
30代前半で看護師をしている。
豊中市在住。


ナオさん
ミナトと仮交際中。
30代前半で高校の先生をしている。
神戸市在住。

☆以下本編☆
1日のうちにマリさんとナオさん、2人とお会いする日。婚活を始めたうちは大変でしたが、いつの間にか慣れてしまいました(あまり良いことだとは思いませんが)。

大阪梅田でお昼過ぎにマリさんと待ち合わせて、チョコレートがメインのカフェに入りました。マリさんはお会いするのが2回目というのを感じさせないほど会話していてもテンポがよく、喋っていて気持ちよかったのを覚えています。物わかりも良い感じで、自分が言いたいことを「ふ〜ん、こんな感じですか?」と言って予測するのも上手でした。

すると、突然マリさんがご自身の仕事についてとても悲しそうに語り始めました。病院で看護師をされているのですが、とても忙しくて、そのうえで後輩の指導などもする必要があり、とにかく大変と言っていました。同僚の中には辞めていく人もいて、その中には大手企業の保健師に転職した人もいるようでした。大手企業の保健師ともなると、病院の看護師よりは落ち着いて仕事ができて待遇もよいので、正直言ってとても羨ましいと言っていました。

「ワタシも・・・できることなら保健師になりたい。でも、なかなか募集ないし、転職できる自信もない。かと言って、今の病院も忙しいし、主任になってくれと言われている。主任になったら、ますます後輩の指導もしないといけないし、評価だってしないといけない。そんなん、自分に出来るワケない。もう、どうしたらいいのかわからない!」

なんか、マリさんは今にも泣きそうで、婚活どころではない感じでした。