食べ物の味はわかるのに、美味しく感じない。
ある出来事とその結果や、やるべきことの順序などが全くつながらない。
こんなことってあるんだなと恐怖でした。
こんにちは。
お久しぶりです。
ちょっとプライベートなことなので、他のブログではなく、アメブロに書いちゃおう✨
ということで選びました。
毎年少し春は調子を崩す北山です。
これは「脾(消化その他機能)」と呼ばれるところが元々弱いという私の体質が関係しています。
今年はそれ加えて2月から黄砂なのか、PM2.5なのかわかりませんが、花粉症と同じように目や体が痒くなる。涙が出たり充血するというのがあり、なかなか大変な春になったなと思っていました。
それでも毎年のこと。
症状がひどくならないように春は、食べすぎないように、胃に負担をかけないように気をつけています。
今年はその努力では足りなかったようで、体調を崩してしまいました。
症状の変遷はあったものの期間としては4月末から5月末まで、まるまる1ヶ月。
症状のましな日にyoutubeの更新をしていますが、基本的に家ではひたすら寝ていました。
細かい症状はたくさんありましたが、今回ブログに書きたいのは、「3大欲求」のこと。
食べると気持ち悪いのですが、仕事がある日もあり、無理やり口にしていました。
そのうち、味はわかるのに、美味しく感じなくなってしまったことに気づきました。
人間が生きていくのにベースとなる「食欲」を失うのは、かくも生活を辛いものにするのか、と恐ろしくなりました。
食べる量が減っていたせいもあるのか、だんだん
頭が働いてないなと感じることが増えていきました。
やるべきことは思いつくのに、次を思いつくと忘れてしまう。
だから順序立てて物事を組み立てられない。
積み木をうまく2段にすらできない感じです。
さらに、何かをしたらこうなるということも仕事や家にしかいないので、わかっていることばかりなのに、うまくつながらない、という感じでした。
もしかしたら認知症のいうのはこんな感覚で始まるのではないか?と恐怖しかありませんでした。
生活はできているのに、いつもの「円滑さ」がなくなってしまった感じです。
自分がとたんに「すべてできなくなった」と感じました。
最低限の仕事は行っていたのですが、むしろその仕事があるから「生きれている」のではないかとすら感じるほど、それ以外のことへのやる気は起きず、書類仕事など捗らない上に正確性は自分を信用できるものではなかったので、1番ひどい時は絶対に手をつけないようにしていました。
ようやく体調を取り戻した今、人はこんなふうに壊れていくのだなと考えています。
心技体という言葉がありますが、体の状態がよくなくなると心(気力)も失い、それでも仕事ができていたのはこれまでの経験だったのではないかと。
今回の体調不良は、西洋医学で言うと「自律神経」の問題で特に原因不明となるところ。
東洋医学的には鍼の先生が言うには、元々私の不調が出やすいのは「脾」や「肝」で、ストレスがかかっても「肝」まだだったのがさらに深く影響を受けて「心」の部分にまで症状が出ていたとのこと。
さらに無理して食べると少量とはいえ良くないということで、おすすめされたサプリをドラッグストアで購入。
「ヘム鉄」「マルチビタミン&ミネラル」(私はさらにアミノ酸も入っているものを選びました)
鍼を受けた日から漢方も含めて飲んでいると4日ほどで徐々に頭がはっきりしてきました。
頭の回路がつながらないと言う恐怖は、想像を絶するものでした。
このまま、何もわからなくなったらどうしようかと。ただ、救いとしては、考え続けることもできない状態でしたから、絶望する、と言うようなことはありませんでした。
変な話ですが、死ぬまで「学び続けたい」と思って生きてきましたが、そうできない未来は遠くないかもしれない。
今手にしている「思考する」と言うことすら、「恵み」なのだと感謝の念を持っています。
「できる時にできることをやりたい」
今、心から思っています。