昨夜7時半、電話が鳴る。
中学校の先生から。
まだ始まって10日経っていないが、すでに2回目だ。

次女、理科の教科書を出さないので叱ったが、無反応で、最終的には教科書を忘れたという話だった。
「一応毎日、聞いて確認はしているのですが、内容までは見てなくて、申し訳ないです」
と謝る。
「いえ。そうじゃないんです。中学生ですし、お母さんに確認して欲しいというお話じゃなくて、結構厳しく怒ったんです。
クラスのみんなの前で言われるのが、苦手というか、ダメなのかなと感じまして‥。
学校行きたくないと言い出したらすみません。
フォローをお願いしたくて、電話しました」
ありがたい。
1回目に電話を頂戴した時に「新しい環境に慣れるまでに時間がかかる」と話したのを覚えてくださっての事だろう。

その電話は学校が始まって2日目にかかってきた。

「小学校から中学校に上がるにあたって不安があると申し送りがありましたので。
2日経ちましたが、本人の様子どうですか?」
確認の電話だった。

・本人が不安なこと
・親が不安なこと(新しい環境に毎年、慣れるのに時間がかかる)
・おそらく小学校の先生が心配してくれていること
を分けて話した。

家族は次女の創造性を愛し、自由な気質に嫉妬する。

「ちゃんとしないと怒られちゃうんだよ」
長男長女を始め私もパートナーも、次女の創造性も自由な気質も好きなのだ。
そして彼女は圧倒的に優しい。
だが、授業中に教科書もノートも開かない彼女は、ノートの提出がある中学校では
授業態度
提出物
で評価がマイナスされる。

本人がどうという事ではなく、その部分がマイナスされるというテクニックの部分で、話す。
次女は「きちんとする」や「とりあえず授業を聞いているふりをする」というようなことに
全く魅力を感じず、やりたくない。

どうすれば良いのか。

中学時代、勉強をしなかった長男はテストの点はそこそこ取るが提出物(主にノート)をほとんど出さず、内申はオール4
長女はテストの点で、自分の年齢〜50点台を平均的に3年間続けていたが、提出物はしっかり出していて
半分が4半分が3の評価。

次女はどうなるのか。
親としては不安。
私個人としては大変興味深い案件だ。

頭を切り替える方法も、テクニックに興味がない彼女は自分では使わない。親がコントロールするような年齢でなくなった時、どうするのか。

私は圧倒的に「見守る」しかできない。




魔法の言葉を多用しながら。