顔が真剣だ。
そろそろ長女が緊張し始めた。
あと3日で受験だ。
かなり学力足りないと言われているのに、結局この1年家で勉強したのは、学校の課題だけ。
学校で授業を聞いていると、さも偉いことのように言う。

いや、偉いのだ。
教科書開いただけで頭痛くなる長女ですから😁

先週の私立の受験は、全く行く気がないから、
リラックスしていた。
もちろん追加で勉強とかすることもなく、ヘラヘラしながら受けに行った。
遊びに行くように。



(これ受験の前日)

次の日には合格の連絡が来ていた。

この週末は、なぜか長男まで一緒になって、かくれんぼしていたらしい、4人の子ども達。
今週の試験もそうなるのかと思っていた。
長女は、今朝
「試験会場に1人で行かなあかん😢」
と言い出した。
我が家から徒歩→バス→電車で20分→徒歩で10分
2度説明会で一緒に行ったが、迷ったらどうしようと心配し始めたらしい。
朝6時には起きないと間に合わない。

このぐらいは緊張した方がいい。
まず可能性が0に限りなく近いと言われている学校だ。
やるしかない、ぐらいの気持ちで行ったらいい。

私は試験の緊張感が好きだ。
長女は舞台に上がって人前で表現する緊張感が好きだ。
全く違うものらしいが、同じものと錯覚しながら試験を受けたら、何か気づくことがあるかもしれない。
無理だと思うことでも、好きだから、向かっていく。
結果がついてくることが、もちろん大切だ。
ついてこなくても、確実に向かっていかないより得られるものがあると思う。

これは、ビジネスでも同じだ。
何もしないうちから、向かっていかない、試しもしないなら、成長はない。
「でも」で諦められる事なら、忘れてしまえ。
それが自分にとって大切ではない道だから。
私はそれでも何かしたい、と言う人をサポートしている。
子どもがいることは、不利なことではない。
親は、毎日思い通りにならない事を、マネージメントしている。
その経験は、仕事で思い通りにならないことに直面した時に確実に役に立つ。

長女は落ちたら、受ける学校はもう決めてある。
そちらはまたリラックスして受けるだろう。