全日制高校3年生の長女が不登校だった頃の昔話です。
薬を飲まなくなり、爪を噛むことも、手のひらの発疹も綺麗に消えていきました。薬をやめることで不調があるかな…と思っていましたが、むしろ体調がよくなった様子。うちの場合はこの選択でよかったのかもしれません。
相変わらずスムーズな登校はできないけれど、中3の今ごろは授業の内容をみて五月雨登校できるようになってきました。
少しずつ登校が増えたわけは、どうしても高校に行きたいから。本当は皆と同じように登校して学校生活を楽しみたい。だけど、今さらグループの出来上がった中学に戻るよりは、高校の新しい環境で頑張りたいと言っていました。
でも、実際は甘くない…
出席日数が少ない。
授業の理解が足りない。
↑これが志望校を決めるにあたって最大のネックとなりました。
公立か私立か通信制か…何度も話し合いました。
結果、『私立の全日制高校に専願』で受験することに。不安感の強い長女。偏差値を下がるとこまで下げて専願という保険つきで受験したのです。もちろん志望校として選んだ理由はそれだけではなく、学校の雰囲気や立地条件などをよーく吟味しました。
そのご縁のあった高校に入学し、今年が最終学年です。中学で本人が気にしていた「真面目で暗い」イメージが、高校では「クールな優等生」としてクラスや先生から認められている様子。最近では、本来の明るさを学校でも出せるようになっていろんな友達と話せるようになっているみたいです。
心配していた欠席もほぼなし。
卒業後は、子供に接する職に進みたいとのこと。専門学校への進学を希望しています。
「あの時の私がなかったら、今の自分はいない。あの辛い経験を生かせるといいな。不安を抱える子供に少しでも寄り添える大人になりたい」
先日、不登校時代に通っていた心療内科の近くを通ったとき、長女が言っていました。
不登校を成長の糧として捉える長女に芯の強さを感じると同時に、当時の私の対応も間違いだらけの中に少しでも正解があったのかもしれないと、ちょっぴり嬉しくなりました。
長女は17歳。未熟で発展途上。
まだまだ心配が絶えません。
「不登校時代も、無駄じゃなかった」
長女が無事に自立して理想の大人になれた時、親子でそう言って笑い合っていたいです。