続きです。
元々はもっと普通だったんですよね。
父親も妻には普通に接していたし
それこそよくある義父と嫁のような。
それが、妻がうつ病になってから変わってしまって
治った今でも当時のようには元に戻らない。
これは父親の性格上の問題なのでどうにもならないところ。
理解がないとか偏見があるとかそういうことではなくて
わかるようなわからないような。
優しさが欠けているわけでもなくて
気遣いができない人でもなくて。
ただ父親の中では父親が全てというか。
妻を嫌っていたり邪険にしているわけでもなくて
それが父親の中では普通というのかな。
とにかく気難しい人なので一筋縄ではなかなかいかないのですよ。
こちらからみれば無視。でも父親の中ではそんなつもりはない。
そういうところまで気がまわらない人といったら
イメージが伝わるのかな?
うちは、妻の希望でうつ病のことは誰にも話してはきませんでした。
当然、父親にも母親にも妻の両親にも打ち明けてはいない。
妻がうつ病になったとき、
当時はお義母さんが脊髄が一部潰れて寝たきりになっていて
健在だったお義父さんもお世話で大変な時期だったし、
うちの母親も倒れて入院したり療養生活を余儀なくされたり。
その分父親にも負担が掛かっていて
脳梗塞で倒れて認知症気味だった祖母も同居していて。
ずっと母親が祖母を介助してきたけどそれももう出来ないからね。
施設に預かってもらってお金も掛かる。
打ち明ける、打ち明けないだけの話ではすまなくて
自分自身もそれに関わらなくてはならなくなるので、
逆に大変さは増えてしまうわけだけど
親がいれば誰だって病気だの介助介護だの関わってくる可能性はるわけで。
うつ病を抱えていて、親の介護が関わってきたときはどうするのか?
うつ病の家族をサポートしていて、親の介護が関わってきたらどうするのか?
うつ病のことって、どう治すか治療のことだけで
そういう話には誰もまったく触れないでしょ?専門家でも。
誰かに助けをと簡単に言ってくれる人もいるけど
それは直接関わりのない第三者だから言えるわけで、
誰にも頼れない状況にいる人も当然いるわけなのだから
そういうときにどうしたらいいか。まで言えていない専門家なんて、
はっきり言ってなんの役にも立たないのですよ。
と自分は思っています。
うちの父親のことは
ダメな人はこれだけでメンタル崩してしまってもうダメなんだろうけど、
一応自分なりに解決策として答えが出してありまして。
それについては次に続きます。