ここまでは私も関われること。
ここから先は彼自身のこと。
別に相手がうつ病だからといって
何でも許されるわけでもないし
何でもこちらが背負わなければならないことでもないので
ここまでという明確な一線はちゃんと引いたほうがいい。
別にすべてをやらなくても大丈夫。
私には私の一日があって、相手とは時間の流れも合わないことも多い。
そこを一つに合わせようとすると支える人はたぶん苦しくなる。
私に出来ることにも限度はあるのだから
私の体。私の時間。私のお金をもっと大事に考えて。
結局、相手がどうにかなってくれなければ
家族といえど、恋人といえど、支える側としてはどうにもならない。
自分が壊れたらもう終わりというプレッシャーの中で
どうしたらもっと楽になれるだろうかという工夫は
頭で考えて終わるだけではなくちゃんと行動までもっていかないとね。
何度、消えていなくなれたら楽だよなと思ったことか。
あれこれめんどくさいことを考えなくて済むからね。
それでも、普通の人がやらないようなことを地道にコツコツと考えて
積み重ねていったらどうにかなったよ。
だからね、自分は自分自身のことを無理ないようにコツコツとやってみたらいいよ。
他人は人を利用したり簡単に裏切るけど、自分は自分を裏切らないでしょ?
他人は人を蹴落としたりするけど自分はやらないでしょ?
なら、自分自身を信じてやればいい。
実は結ぶかどうかはわからないけど何かには必ずなるんだから。
あとね、真面目に難しく考えすぎ。
うつ病の相手を支えながら働いていて仕事がしんどくて
自分自身がもうヤバイかもと自覚していても
そんな簡単に辞められるものではないからね。
退職して転職するにしても次の職が決まるまでの生活はいったいどうするの?
って支える側の不安や恐怖は誰も理解はしていない。
失業保険を受給するにしても『待期期間』『給付制限期間』もあって
その間は収入がなくなるわけだから
貯金を切り崩してとか退職金をそれに当ててとか出来ない限り
どんなに苦しくても辞めるに辞めれない。
選択肢は二択ぐらいなのかもね。
次の就職先を見つけて
収入が一時的に途絶えることがないようにしてから退職するか。
今の職場での苦しいことを自分で乗り越えて続けられるようにするか。
どちらにしても道がないわけではないのだから
逃げ道がないかのように自分自身を追い込まなくてもいいと思いますよ。