自分はカウンセリングというものが

いったい誰のためにあるものなのかよくわかりません。

 

悩みを抱えている人のお悩み相談程度の範囲なのか?

それとも心の病気を抱えている方もその範囲に含めてあるものなのか?

それともただ楽しく生きられていない。輝けていない。

そんな自分に不満を抱いているだけの人のためにあるものなのか?

いったい誰をその対象として考えてカウンセリングというものを

行なおうとしているのか僕にはよくわからないです。

 

以前、某カウンセリングスクール卒の人のホームページを拝見する機会がありました。

 

『重度のうつ病の方のカウンセリングはお断りします。』 と書かれていました。

 

自分は重い病気の方であるほどカウンセリングは必要なものだと思っていましたけど

そうではないのでしょうかね?

 

まあ、カウンセリングをする側にも人を選ぶ権利はあるのでしょうけど、

どの人をみてもそんな程度の意気込みなのでしょうかね。

 

自分を神輿に担いでくれる担ぎ手はとても大事にするけれど、

ちょっと自分の意にそぐわない人は自分のブログで公開処刑にするそんな某有名人もいて。その人に認められたい信者達の顔色を伺う姿勢だとか団結力だとか

私幸せなんですアピールを見ると本当に気持ちが悪いと思ってしまいます。

 

 

『成功とか、幸せとか、輝くとか、なりたい自分になるとか。』

 

そんなスローガンを掲げて、うつ病がなんちゃら心がなんちゃら

そんな言葉を並べ立てて専門家気取りでおられますが、

 

うちの妻がまだうつ病の治療中だった頃の願いは

 

・普通の体に、普通の体調に戻りたい。

・普通の感情に戻りたい。

・死にたい。死ななきゃ。と思わない自分に戻りたい。

・普通に生活が出きるようになりたい。

・普通に出来ることが出来るようになりたい。

・普通に声が出せるようになりたい。

 

ただそれだけだったです。

 

成功とか、幸せとか、輝くとか、なりたい自分になるとか。

そんな言葉、妻の口から聞いたことがありません。

 

今、巷で流行っているカウンセラーブームは

誰を見て、誰の為にあるものなのでしょうね。