うつ病の本を読んでも

心理カウンセラーなどが書いたものを読んでも

支える側があるべき姿のイメージは善なんですよね。

 

うつ病に理解があって

献身的で穏やかで寛大で

何があっても折れる事のない強い心も兼ね備えた

そんな人になって相手の病気が治るように努めましょう。

支えていきましょう。みたいな。

そうじゃなきゃ病気は良くならないんですよ。

治らないんですよ。みたいな。

 

自分はそんな押し付けがましい印象しか感じられなかったんですね。

だから全部無視してきました。

 

めんどくさいし( ´艸`)

 

ウダウダ内容も長いですしね。

自分もね。( ´艸`)

 

そんな小難しい理論的なこと考えないと

うつ病の相手とは向き合えないのかとか思ってしまうし

逆にわからなくしてしまっていると思うんですよね。

基本は大事だけれど余計なものはいらないの。

知識知識言うけれど

家族は知識じゃやれないことばかりだもの。

 

そんなことないから大丈夫。

 

なんていうか、

支える人のあるべき理想像みたいなもの

自分の中で作り上げてしまわないほうがいいと思うんです。

こんな人だったら上手に支えていけるのかもしれない善の理想像は。

自分自身と掲げる理想とのギャップに苦しくなるだけだから

あまりそういうことは考えないほうがいいと思うんですよね。

そうやって自分自身との葛藤で苦しんでいる方が多いのが現状でしょ?

 

でね、

本に書いてあるから

専門家がそう言っているから。

それをそうなんだと真に受けてしまった方が

自分がわからなくなって自信をなくしちゃって苦しくなっちゃって。

善になれない自分と、なかなか良くならない相手を嫌になって疲れちゃう。

 

で、自分の理論とうわべの善行に酔いしれている人達はそれに気が付いていないからね。

それもまた問題よ。

 

善はね、弱い。

善だとね、悪を知らないから第三者からの悪から相手を守れないし、

自分の中の悪をちゃんと認識しているからこそ善が出来るのね。

気が付いていない悪ほどたちの悪いものはないじゃない。

モラハラなんてまさにそれだしね。

自分の中の悪に気が付いていたら悪なことはやらないからね。

自分の中の悪意とか妬みとか闇とか弱さとかダークな部分があっても

ちゃんと認めて持っていていいんですよ。

 

自分なんて真っ黒よ。

 

こんなこと考えちゃいけない、思っちゃいけない。

そういうのはいらないし、抑制する方向にいったら苦しくなるだけ。

 

それと、闇の部分がないと闇を抱えた相手には付き合えないし

普通に感覚で闇を理解は出来ないと思う。

ポジティブにネガティブはわからないから。

ポジティブにネガティブの良さはわからないし

悪い悪いダメダメ言って傷付けるだけ。

どうしてそうなの?いつまでそうなの?ってさ。

 

自分が清い心でいけなければいけないのではないかと

自分を否定するようなことをしていたら

自分自身を否定している相手を肯定することが出来ないですよ。

肯定する根拠がないじゃない。

だから善で支えていこうとするのは辞めちゃったほうがいい。

自分らしくでいいのよ。

 

自分以外の誰かにはなれないし、

今まで生きてきた中で今の自分があるわけだから

良いも悪いも全部ひっくるめてが自分だから

それが良いわけでね。

そんな自分でもどうにかしていけるのが面白いのであって

最初から何でも上手に出来る人、完璧人間、善人間だったら

面白くもなんとも無いし自分がやる意味が無いと自分は思うんです。

 

自分はそう思ってやってきましたよ。

だから変な気負いもないし抑制もないし

大変なことも多かったけど心は楽だったですよ。

 

 

それと強い心ってありますけど、強い心は弱いかな。

強い心って率直に言って忍耐でしょ?

 

強い心って折れない限りは強いかもしれないけど

強いがゆえに一度折れたら弱いですよね。

上には上がいるし自分自身が最強なわけじゃない。

 

強いがゆえに自分の忍耐力ばかりを頼りにしてしまいがちになるから

耐えれる範囲内であれば何度でも耐えられるかもしれないけれど、

自分の気が付かないところで少しずつ亀裂が入って

何かの衝撃でいつかボッキリ折れてしまうかもしれない。

そうなったとき、そればかりを心の拠り所にしてきたから

どう修復したらいいのかもわからなくなってしまうし立ち直れない。

 

うちの妻がそうだったけど、うつ病や他の精神疾患になってしまった方で

そうやって元々は心の芯が強かった人だって沢山いると思うよ。

だから、弱りきってしまった自分自身を受け入れられず

今もがいて苦しんでいるのではないかと思うのね。

立ち直り方がわからないのだと思う。

強かったし、自分の中の拠り所を失くしちゃったから。

 

家族はね、折れて立ち直れないわけにはいかないのよ。

だからね、世間が想像しているよりも凄いプレッシャーなんです。

病気にもなれない、倒れられない、働けなくなるわけにはいかない。

あれもやらなければならない、これもやらなければならない。

やらなくていいと言うけど、じゃあ代わりに誰がやるの?が現実よ。

そういうところ、酔いしれている人たちに本当に感じてほしい。

 

自分ね、

強い心よりもね、心の立ち直りの早さを磨いていったほうがいいと思うんですよ。

支える側にいる人は。

 

それだけですよ自分の持っている武器は。

強い心なんて持っていないし、いらないかな。

忍耐出来るけどそこで勝負したくないし。

 

我慢してなんとかとか、耐えてなんとかはやっぱり苦しいし、限界もある。

予防線張って回避できる事もあるけれど

現実として避けられないことのほうが多いから

その起こってしまったことに対して早く立ち直れてしまったほうが

強い心で耐えているよりもずっと心は楽なのよ。

これポジティブとは違うものなんです。

ポジティブも強い心と同じで挫折したら弱いから。

 

なんでもいいのよ。

持ち前の明るさでも、のほほーんとした性格でも、1人ボケとツッコミでも、

愚痴を吐きまくってスッキリでも、思考の切り替えの速さでも何でもいいと思う。

自分なりの良いところを伸ばして早く立ち直れればいいと思うんです。

そのほうが何があっても心がボッキリ折れても何度でも立ち直れるから。

 

自分が立ち直り方をわかっているから相手をどう立ち直らせたらいいのかがわかる。

 

こう書いてしまうと偉そうに思われてしまうかもしれないけれど

自分ね、そこだと思っているんです。