信号機は、都道府県の公安委員会が設置し管理することになっている。今回の記事では、愛知県の公安委員会が信号機をいかにいい加減な場所に設置しているか。
然も、当然に警察から報じられている事故多発交差点の信号を放置している実態である。
敢えて言う!
信号機を交差点の進行方向右路線に設置するとはきちがい沙汰である。信号機は急カーブとかの余程の事情が無い限り、進行方向道路の左側である。
「女性は泣きじゃくって」“ノーブレーキ”で衝突の瞬間 見通しいい交差点で相次ぐ事故 “信号位置”が原因か
2024年7月11日 FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/726670
愛知・豊橋市にある見通しのいい交差点で、車同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。現場に居合わせて動画を撮影していた人によると、この交差点では事故が相次いでいて、信号機の位置が原因ではないかという。
(中略)
事故直前、赤い車の前方の信号は完全に「赤」になっているが、赤い車は、まるで信号が見えていないかのようにスピードを落とすことなく、ノーブレーキで交差点に進入した。その理由について、撮影者はこう推察する。

「また事故かと。この3年間で5件、6件、7件。今回事故があった信号機は右にあるんですよ」
信号機は走行車線の上ではなく反対車線に設置されている。
現場では事故が相次いでいるといい、信号機の位置が原因ではないかという。
※愛知県の公安委員会はコスト削減のため、本来は反対車線側のみの信号機1本を使い、これに進行方向の信号機を付け加えたから、進行方向路上に注意視線を集中している運転者にとって視界に入らないのである。まさにいい加減である。
恐らく、この変形信号の設置により、逆に事故が増えたのではないのか。
確かに、赤い車のドライバー目線で見ると、信号機は走行車線の上ではなく、反対車線に設置されている。

交通事故鑑定人の中島博史さんは、「(反対車線のみの信号は)珍しい例ではある。信号があることがわかっていなかった可能性が高いと思います。
ここ(自分の車線上)にあるはずという思い込みは危険です。広く視野を持って確認しながら運転しなくてはいけない」と警鐘を鳴らす。
警察は、赤い車に乗っていたドライバーについて、過失運転致傷の疑いも視野に入れ捜査している。
(「イット!」7月10日放送より)
※これが過失運転障害なら、愛知県公安委員会は事故誘発又は過失運転障害幇助犯であり、刑法62条1項「正犯を幇助した者は、従犯とする。」により、罰するべきである。
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