「腸活のために毎日ヨーグルトを食べる」はやめたほうがいい…実は副腎に負担をかけている逆効果の食生活
「試しに2週間やめる」で体調が変わる
2024/03/24 PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/79732?cx_testId=7&cx_testVariant=cx_1&cx_artPos=2#cxrecs_s
腸内環境を改善するには、どうすればいいのか。医師の本間良子さんと本間龍介さんの共著『抗加齢専門医が教える 食事は「引き算」に変えなさい』(青春出版社)より、避けるべき食事のポイントについてお届けする――。

口から肛門までは「一本のホース」
食べものは口から入り、食道、胃を通って腸に移動します。
口から肛門までは一本の管のようになっています。そう、まるで口から肛門までは一本のホースのようになっているのです。
腸は体内にある臓器のように思われますが、実は口から入ってきた食べものを消化・吸収するための外界にある臓器です。
ですから、腸の粘膜が整っていることは、外界から体を守るためにとても重要です。
腸の状態を整えると免疫力がアップするのはそのためです。
副腎のケアには、まず食べものが最初に吸収される腸を整えることが基本。私たちが「副腎疲労外来」で行っている「腸を整える4つのR」をご紹介しましょう。
朝食が「パンと牛乳、コーヒー」という人は注意が必要
1 Remove(取り除く)
体から不要なものを取り除くことです。
副腎ケアでは「入れない」ことが重要。まず、体にとって炎症を起こす火種となる食べものや、自分の体に合わない食べものをとらないことからスタートします。
2 Replace(代替する、補充する)
腸の状態が悪い人は、腸で分泌される消化酵素が少ない傾向があります。
口からいくら食べものを入れても、腸でしっかり消化吸収できなければ意味がありません。
「若いころのように油っこいものや肉が食べられなくなった」「少食になった」という声をよく聞きますが、無理はありません。消化機能が衰えているからです。
ところが、みなさんの食生活をヒアリングしていると、最近は朝食を手軽で日持ちがするパンと牛乳、コーヒーなどで済ましてしまう人が増えています。このような食事は消化酵素を含まないため、さらに消化機能が落ちてしまいます。
そこで、毎日の食事で「消化酵素」を補う必要があります。
たとえば、肉を食べるときに必ず野菜など彩りのいい食材の付け合わせを食べることが大切です。
「自分に合わない菌」を無理にとる必要はない
3 Reinoculate(植え付け)
腸内環境(腸内フローラ(註))を整えるために、ビフィズス菌や乳酸菌、オリゴ糖などを腸に植え付けることです。
(註)腸内フローラとは、
腸の壁に腸内細菌が咲かせたお花畑のこと。
皮膚の表面や口、腸の中。実は、私たちのカラダのあらゆる表面には、細菌が棲みついています。それらすべてを合わせると、重さはなんと1~2kg。そのうちの9割が腸の中に棲む腸内細菌です。
ヒトに棲みつく腸内細菌の種類は1,000種類以上、数にすると100兆個にもなります。腸内細菌は種類ごとにテリトリーを保って棲んでおり、全体として集団を形成。この集団を「腸内フローラ」と呼びます。
腸内細菌が私たちの腸内に棲みついている理由は、エサとなる食物繊維やオリゴ糖などが豊富で、細菌にとって居心地の良い環境だから。
一方、一部の腸内細菌が作り出す酸には腸内環境をキレイに整える働きがあり、ヒトにとっても腸内細菌は有益な存在。つまり、私たちと腸内細菌は持ちつ持たれつの関係なのです。
https://bio-three.jp/contents/cont04.html
乳酸菌というと、ヨーグルトを真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、副腎のためには乳製品はおすすめできません(理由は次項で説明します)。
また、お腹には発酵食品がいいからと、みそやしょうゆ、キムチなどの発酵食品を積極的に食べている人がいます。
それで調子がよければいいのですが、お腹が張るなど、自分に合わない菌なら無理にとる必要はありません。
「乳酸菌のとりすぎ」で渋滞が起きる
乳酸菌のとりすぎには注意してください。とくにご高齢の方に多いのですが、お腹の具合が悪いと、つい乳酸菌入りの整腸剤を常用してしまいがちです。
しかし、それがたとえいい菌であっても、増えすぎると体のなかで渋滞を起こします。
口から肛門までは一つのホースだとお伝えしましたが、ホースのなかで渋滞が起きると、どうなるでしょうか。
どこかを刺激するとドバッと水が出てきますね。
それと同じで、高齢者の方で腸内にフローラがあふれすぎると、逆流性食道炎を起こす場合があるので注意が必要です。
若い人に比べて胃酸が減っていますから、よけいリスクが高くなるのです。
4 Regenerate(更生させる、よみがえらせる)
腸をよみがえらせ、いい状態を継続していこうという考え方です。
いらないものを入れず、消化吸収のいい状態を保つことです。
副腎を弱らせる「グルテン」
朝食はパン、昼食にラーメンやうどん(あるいは、ピザやパスタ)を食べる――こんな食事パターンを続けていると、確実に副腎は弱っていきます。
なぜかというと、これら小麦粉を使った食品に含まれるグルテン(小麦たんぱく質)がアレルギーや腸の炎症を引き起こすもとだからです。
腸の炎症を引き起こすグルテンを「入れない」ことで、火種を減らし、副腎の負担を減らすことにつながります。
腸の機能が下がっているときに、グルテンをとると、消化吸収にさらに負担がかかり、副腎を働かせてしまうのです。
ジョコビッチ選手が実践して話題に
グルテンとは、小麦やライ麦などの穀物に含まれているたんぱく質のこと。小麦粉に水を加えてこねるとモチモチしてきますが、このモチモチ成分がグルテンで、パンをふわふわとやわらかくする働きがあります。
グルテンを含む食材には、パンをはじめ、小麦粉からつくられたパスタやうどん、ラーメンなどの麺類、ケーキやクッキー、ドーナツなどの菓子類、シリアル、カレーのルーなどたくさんあります。
これら小麦を使った食品を食べないようにする「グルテンフリー」は、かつて世界ランク1位に上り詰めた男子プロテニスプレーヤーのジョコビッチ選手が実践した食事法として話題を集めました。
欧米を中心に健康に関心のある人たちから絶大な支持を受け、近年グルテンフリー食品は日本のスーパーでも手に入るようになりました。
グルテンが腸の炎症やアレルギーの原因に
実際、いつもの食事をグルテンフリーに変えただけで、副腎疲労の症状が改善する人も少なくありません。
それは、グルテンが腸にとっては炎症やアレルギーをもたらす“毒”だから。
もちろん、毒に対する感受性には個人差があります。「私は小麦にアレルギーがないから大丈夫」という人もいるでしょう。
ただ、本人が気づいていないだけで、グルテン過敏症の人は潜在的に多いものです。自覚症状がなく、消化に何も問題がなくても、集中力の低下、慢性疲労、下痢や便秘、肌荒れ、重いPMS(月経前症候群)や生理不順、不妊症、ぜんそくなど、人によってさまざまな症状が出るということは覚えておきましょう。
実は腸や副腎に良くない「乳製品」
腸の状態を整えるために、もうひとつ注意したい食品が「乳製品」です。
あなたは、毎日ヨーグルトを食べたり、牛乳、バター、チーズがたっぷり入った料理やお菓子をよく口にしていませんか。
これら乳製品に含まれる「カゼイン」というたんぱく質も、腸や副腎にとって有害なもの。アレルギーの原因になり、花粉症やめまい、アトピー性皮膚炎や下痢、便秘などを引き起こす危険性があります。
とくに日本人は、遺伝的に乳糖(ラクトース)を分解する能力が低い「乳糖不耐症」が多いといわれています。
牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロして下痢を起こすというのが典型的な症状ですが、乳糖不耐症だからといって、必ずしも症状が表れるわけではありません。
自分がそうだとは気づかない人がほとんどなのです。
だからこそ、「私は牛乳飲んでも平気だし」「牛乳大好きだし」と思っている人こそ要注意。
麻薬のような強い中毒作用がある
カゼインには、「カソモルフィン」といって、麻薬のような強い中毒作用があるため、食べ続けるともっと食べたくなる傾向があります。
しかも困ったことに、患者さんのなかでも毎日、中毒のように牛乳を飲みたがる人、ヨーグルトやチーズ好きほど体内に問題を抱えているケースが多いのです。
ためしに2週間やめてみると、体調がよくなったことに気づくのでわかります。
これは、小麦粉のグルテンも同じです。グルテンにもカゼイン同様に中毒性があるため、パンや麺類はやめられない、止まらないのです。
クリニックでも、グルテンフリー、カゼインフリーについてお話しすると、まず開口一番、「食べるものがなくなってしまいます」「それでは死んでしまいます」と訴えられます。
和食を食べていれば問題ない
でも、実は日本人こそグルテンフリーとカゼインフリーは実践しやすいのです。
●パン食ではなく、なるべく米食にする。
●乳製品は豆乳製品に代用する。
●便秘にいい乳酸菌はヨーグルトからではなく、みそや漬物などの植物性食品からとる。
●カルシウムは牛乳からではなく、小魚から……。
そうです! 和食を食べていれば間違いありません。パンやパスタ、ピザが大好きな欧米人は大変苦労しています。
本間良子、本間龍介『抗加齢専門医が教える 食事は「引き算」に変えなさい』(青春出版社)本間良子、本間龍介『抗加齢専門医が教える 食事は「引き算」に変えなさい』(青春出版社)
実際、最初はとまどっていた患者さんも、1カ月ほどたつと、お腹の調子がよくなり、胃も強くなるのか、肉が食べられなかった人でも食べられるようになります。
また、意外なところでは集中力がアップしたり、貧血が改善する方もいます。それだけ、グルテンとカゼインが目に見えない炎症を起こしていたのでしょう。
イメージ的には若い世代より中高年世代のほうが和食を好みそうですが、食生活を調べると、朝食をパンと牛乳、ヨーグルト、シリアルなどで済ませる高齢世帯が増えています。
年をとるほど朝食づくりが面倒になり、ご飯とおみそ汁をつくるより、日持ちのするパンとコーヒーにしたほうがカンタンなのかもしれません。
_____________________________
牛乳リスク(17)
プロセスチーズは毒物
2024-06-21
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12856897905.html
牛乳のリスク(目次)この恐ろしさ
2024-06-10
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12855592938.html
_____________________________
飲食物のリスク(26)
女性は食パンと牛肉をとってはいけない
2017/09/24
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12798274485.html

食物のリスク(27)
食パンのもうひとつの害毒
2023-04-14
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12798437164.html
ご存じですか?
ヨーロッパ、カナダ、ブラジル、中国では、日本の多くの家庭の朝食で食べられている食パンの製造販売を禁止していることを。
Is Bread Making You Sick?
: Dough Conditioners & Additives
パンはあなたを病気にしているのか?
:生地調整剤と添加剤
農薬ラウンドアップ(7)
毒薬入りパン食べるな! ヤマザキ・敷島・フジパン
2021-05-18
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12675208644.html
安倍晋三が小麦に大量の農薬の混入を許可した故に、パンから農薬が検出されている。
飲食物(15)
甘酒:夏負け防止・絶賛の乳酸菌
2020-08-05
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12615723571.html
『免役細胞の70%は腸にあるので、甘酒が腸の免疫細胞を活性化し善玉菌を増やす効果がある。
更に甘酒にも善玉菌が含まれるため、相乗効果が出、善玉菌が腸内環境の免疫力を高める。
免疫力を高めるだけでなく、血圧の上昇も抑える。さらに甘酒を飲むと目のクマが改善される効果がある。肌荒れにも良い。』
甘酒はネットで「甘酒作り器」(最安値2,480円送料無料)を購入して作って飲んだ方がいい。
甘酒メーカー使って手作り甘酒の作り方
https://www.youtube.com/watch?v=iG5Ts_eRTiI&t=75s
がん対策:飲食物(1)
スイーツは発がんとがん増殖剤
2019-12-05
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12552965841.html
Sugar Doesn’t Just Feed Cancer Cells it May Even Create Them

砂糖はがん細胞に栄養を与えるだけでなく、がん細胞を作り出す可能性さえある。
But table sugar is refined, and most off the shelf breads and pastries are composed of refined grains that are refined carbohydrates, which become sugar instantly without any compensating nutrition.
しかし、テーブルシュガーは精製されており、市販のパンやクッキー等の菓子パン(ペストリー)のほとんどは、精製された炭水化物である精製された穀物で構成されていて、それは、栄養を補うことなく即座に砂糖になります。
飲食物(33)
ブラックシードで死を防ぐ
2021-11-06 16:30
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12707996153.html
耐性が出来て薬が効かない体内に潜むMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を殺すことが出来るのが、ブラックシード(黒い種)で、私たちは万が一に備えて、ブラックシードを摂取(用意)しておく必要がある。

ブラックシード次のような20を超える異なる薬理作用を含みます。
Analgesic (Pain-Killing) 鎮痛剤(鎮痛剤)
Anti-Bacterial 抗菌
Anti-Inflammatory 抗炎症薬
Anti-Ulcer 抗潰瘍
Anti-Cholinergic 抗コリン作動薬
Anti-Fungal 抗真菌剤
Ant-Hypertensive アリ-高血圧
Antioxidant 酸化防止剤
Antispasmodic 鎮痙薬
Antiviral 抗ウィルス薬
Bronchodilator 気管支拡張薬
Gluconeogenesis Inhibitor (Anti-Diabetic) 糖新生阻害剤(抗糖尿病薬)
Hepatoprotective (Liver Protecting) 肝保護(肝臓保護)
Hypotensive 低血圧
Insulin Sensitizing インスリン感作
Interferon Inducer インターフェロン(註)誘導剤
Leukotriene Antagonist ロイコトリエン拮抗薬
Renoprotective (Kidney Protecting) 腎保護(腎臓保護)
Tumor Necrosis Factor Alpha Inhibitor 腫瘍壊死因子アルファ阻害剤
m