日経メディカルが医師2286人を調査したところ、「7割が糖尿病・高血圧・脂質異常など、何らかの持病(生活習慣病)」を抱えている。60代では8割超、30代でも半数が。

 

開業医の4人に1人がうつ状態 疲弊が顕著に…保団連調査
https://hodanren.doc-net.or.jp/news/tyousa/071113iryoukenn.html

それだけではありません。
一般的に医師の寿命は短く、平均寿命は68歳~73歳とされており、特に外科医の平均寿命は67歳だそうです。
日経メディカルによると、開業医の死亡時年齢は70.8歳だそうです。


さて、本題
医師を目指す子供はいるのか
2009.6.10 ひろたにクリニック豊中市中桜塚
 
https://hirotani-clinic.jimdofree.com/%E9%96%8B%E6%A5%AD%E5%8C%BB3/
医師になろうとする第一の動機は(おそらく)みな「志」ですが,収入が伴わないことがあきらかなのにその志を貫き通せるのはごく一部の限られた人だろうと思います.

ましてや,じわじわと拡がりつつある「まず不信ありき」の状況に耐えられるタフさを兼ね備えた人材なんて,どこを探したって見つかりっこないのではないでしょうか.

そんな「志」のタフガイはさっさと国境なき医師団とかで海外に行ってしまうのかもしれません.

実は医療の仕事が危険きつい汚いの3K(懐かしい)であることが世間にバレてきました(マスコミさんありがとう).

医者の平均寿命は一般平均よりもかなり短いと言われています.これはリッチに贅沢なものを食べてメタボだからではなく,様々な感染のリスクや過重労働,精神的ストレスによるものです.

「病気は時間を選ばない」というわけで労働時間が不規則で長いのはご承知の通り.

血液や尿(尿の特殊な匂いが診断に結びつくからってひとつひとつ匂ったり)や便(特殊な検査のために患者さんの一日分の便を溜めてそれを水と混ぜて溶かす作業はつらかったなぁ)や吐物(声を聞こうと口に顔を近付けた途端に大噴射,とか)にまみれます.きれいとは言い難いですね.

そのうえ収入も少ない,そして「医者かよ,ふん」とか言われた日には良いとこなし,です.

この状況でなお医師を目指すとしたら,その動機はどこにあり得るでしょう。(以下省略)

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(私見)

 私の履歴書に書いていたのですが、私が病院の院長を挨拶訪問をしていた二十数年前のことです。

 

どこの院長の机の上にも、錠剤が一杯入った握りこぶし大の容器が置いてありました。


 不思議に思って聞きますと、抗生剤だそうです。外来の診療が終わったら毎日必ず服用するのだそうです。


 尚、院長らは特別なことは言っていませんでしたが、この毎日の抗生剤の服用が命を縮めているのではないのかと思いました。