2013年の夏も青春18切符(↓)を利用したのですが、当時、書かなかったことを改めて書いておきます。

 

 

※このコーナーは、私の履歴書から、ランダムに抜粋し、記載しています。

 

尚、この時の画像をHDDに保存していたのですが、昨年12月にいらんことをしてHDDの画像を再生できなくしてしてしまいました。
ですから、具体的な画像はありません。悪しからず。

 

以下の画像は、Googlと他のサイトの画像を借用しました。

 

さてさて、

2013年のお盆時季の往路で、直江津のホテルのレストランでは40歳前後の女子店員に不快な処遇を受けましたね.

その時の秋田からの復路(帰路)での出来事で意識的に書かなかったことが三つあります。人生、悪いことだけではないですよ。

何故かと申しますと、書いて、もしも、その記事中の女性たちの所属する企業の誰かに読まれたら、若き女性たちのせっかくの親切心での行動が咎(とが)められるリスクがあったからです。



その一つ目

帰路、田舎の空家からタクシーで羽後本荘駅に行くと、確かに「上り酒田行は運転中止」というテロップが流れているので、駅員に確認すると酒田までは走るというので酒田行に乗車しました。

 



1時間後、酒田駅に着きましたが、それより先も走るが、途中、線路への浸水などの恐れがあり、新潟までは走らないと言うのです。

但し、青森発新潟行き特急いなほ6号の乗客は、酒田駅からの代替えバスで新潟駅に行けますが、特急券を持っていない乗客は、そのバスに乗車できないとのアナウンスです。

と、ここまでは書きましたね。
その時、その場で起きたこと。

 

私はその日のうちに金沢駅に着かなきゃ、予約の金沢のホテルからキャンセル料100%とられる・・・

という事は、その代換えバスにどうしても乗らなきゃなりません。
でも、私の持っている青春18切符では乗れないのです。

 



駅待合室にはJRの新卒と見受けられる制服姿の小作りな可愛いお嬢さん二人が、案内で立っていました。

そこで私、この切符を見せて 「可愛いお嬢さんたち、私、どうしても新潟に行かなければならので、酒田駅から新潟駅までの乗車券と特急券を買ったら代換えバスに乗れますか?」 と聞いたの。

 

その中の一人の女性が「ちょっと待っていて下さい」って消えたの。
外では駅員が「バスはもう直ぐ発車します。お急ぎ下さい」って何度も叫んでいるの。

もう発車してしまう。やはり駄目か・・・と諦めかけていたとき、例の女性が小走りでやってきて、「バスに早く乗って下さい」と言うの。

 

私 「特急券と乗車券はどこで買うの? バスの中?」
彼女 「ともかく乗って。あとはどうにかなるわよ」と言って私をバスに案内したの。

私がバスに乗車して2~3分後に発車。
間に合った!

気候って不思議なものですね。
走行中、今まで晴れ上がっていたのに、トンネルを越えたら突然豪雨の中をくぐるっていう感じですね。これを何度か繰り返すの。

 

そして私のスケジュールより30分も早くバスは新潟駅南口着。


小雨の中、切符検査もなく、すんなり下車。
あのお嬢さん、素晴らしい ヽ(´▽`)/


余談ですけど、

 



そこから駅構内に入って改札口の傍の亜麺坊に入り、ラーメンを食べたの。

 

ほどほどの茹で加減。

一般の店よりちょっと美味しいって感じ。

 

この時、隣の席に親子二人連れが座ったの。
母親と小学校三年生ぐらいのお嬢さん。

 


※画像右手前二人席が私一人。

その奥隣の四人掛け席に親子が座ったの
 

お嬢さん、テーブル席の奥の長椅子に、前の客がこぼした汁があったのに気付かずに座ってしまったの。

そのことを母親は娘を咎めて叱るは叱るは、ねちねち延々と。

 

こりゃ、実の娘でなく、旦那の連れ子かもと思いましたね。

可哀そうで、可哀そうで。

でも、口出し出来ませんでした。

 

 

二つ目

金沢駅に予定通り着いてホテルに入ってから夕食で外に出たの。


入ったのは無論海鮮居酒屋。

薄暗い店の中を男の店員さんに案内されてカウンターに着席。
注文をとりに来たのが、高校生のアルバイトらしき女の子。

私 「うわぁ~、可愛い! きみみたいな可愛い娘(こ)がどうしてこんなところにいるの? アルバイト?」
彼女 笑み満願で 「そうです」
私 「大学生?」

過去、高校生らしき女性に「高校生?」って聞いたら、「大学生です」って二度失敗したことがあるので、「大学生?」と聞くことにしている。

彼女 「高校生です」
私 「何と君のように可愛い娘(こ)が居酒屋のアルバイトなんて。AKBの連中より遥かに君の方が可愛いよ。」

それからオーダーした生ビールに熱燗に、順次出来た料理を持ってきたの。

箸をつけてからふと気がついたことは、刺身の盛り合わせは、私が頼んだ三点盛りではなく、五点盛り。

 

彼女、無意識か意識的にかはともかく、違えて持ってきている。
という事は、私の頼んだ三点盛りは五点盛りを依頼した客の席に持っていったことになる。

彼女、どう対応したのだろうか?

とあれやこれやと考えたの。


回答は、おあいその時のレシートで刺身は何点盛りとなっているか?

結果、レシートには、三点盛りと書かれていたの。 ヽ(´▽`)/

 

 

 

三つ目

翌日、金沢駅から出発し福井駅で下車。
駅前広場は工事中でバス停まで結構歩いたの。

 

 

ようやくバス停に着いて、何番に乗ればいいのか、そして時刻は?とバス停の時刻表を見ていたの。

そしたら後ろから声が掛かるの。


女性 「どちらまで行かれますか?」
私、振り向いて一瞬言葉を失ったの。

 



日傘の下、薄化粧。

細面に鼻筋がキリリと通り穏やかな優しい瞳。


どうやら同じくバスを待っている三十代前半? 
落ち着いた雰囲気から察すると他人妻。

 

見とれましたね。


さて、私はどこに行こうとしているんだっけ?

と、直ぐには思い出せず。

手に持っていたメモを広げて確認したの。

私 「福井県立歴史博物館です」
彼女 「それならこのバス停ではなく、そこの角を左に曲がって数十メートル進んだところのバス停で、『大和田エコライン』行きに乗り、県立歴史博物館前バス停で下車したらいいですよ」

 

感激でしたね。


私、反射的に、無意識に、彼女に、こそこそって耳打ちしたの。

「あなたのような素敵な女性に声をかけられた私は幸せ者です。あなたの心優しさが身体全体からにじみ出ていますよ」 と。

彼女 「(極上の笑みを浮かべて)まぁ、私、これから自宅に戻り、子供を迎えに行かなければなりませんの」

 

 

 

後で振り返ってみると、私、あの時、本能的にナンパしていた・・・
そして失敗していたことになる・・・ ヽ(´▽`)/

以降、暫しの間、こんな看板を見ると何故か虚しさを感じる・・・ (;´Д`)

 


 

でもね、私にとってあの時は嬉しい思い出で、

ご夫人にとっても、楽しい思い出になっていると思う。

 

その日の夕食で、ご主人に話したでしょうね。

 

 

 

またまたくだらん話はおしまい。

 

※拙稿『思い出しては楽しくなる出来事」2014/09/18 

 

(画像)

JR東日本女性接客用制服

https://www.jreast.co.jp/press/2003_2/20031008.pdf

亜麺坊新潟店

https://www.cookdoor.jp/dtl/14092609368/

https://www.hotpepper.jp/strJ000331559/party/

日傘の女性

https://item.rakuten.co.jp/roseblanc/1202r-f3/?iasid=07rpp_10095___e2-k9m615w7-2n-69554e46-5dfa-492c-8237-80ecab4eaeef