波のかたちを変えることは簡単ではない

 タイムウェーバーは、フォーカステキストの周波数で、「私の波のかたち」を変える働きかけをします。

 

 波のかたちを変えることは、実はそんなに簡単ではないです。


 コップに水を張って、揺らして表面に波を立ててみましょう。

 波の形が一定になったら90°違う向きに揺らしてみましょう。

 自分から見て横に揺らしていたのを、縦に揺らす感じですね。

 波は簡単に形を変えず、ぶつかって大きな波がおきたり、泡立ったりすると思います。

 しばらく同じように揺らしていて、ようやく思う向きのなみになるわけです。


 ということは、一回ではなく、何度も何度も揺らす力を与えなくてはいけないわけです。

 そのときに、力にブレがあると波もブレてしまいます。

 まったく同じ力(周波数)を送れるタイムウェーバーは優秀!!できる子!!!ということです。




    

フォーカスを絞ることと、波の角度を合わせること

 タイムウェーバーは、ささやき機能(仮)で、波に同じ力を加え続けることができます。

 コップの波で言うと、同じ向きに揺らし続けることができるわけです。

 ですが、もし、私自身が違う方向に揺らしていたらどうでしょうか。

 タイムウェーバーでのフォーカステキストと本心がちがったら、加わる力の向きが違うので、いつまでたっても望む波の形にはならない可能性があります。


 タイムウェーバーのフォーカステキストでは「(お金なんて取れるほど上手じゃないので)ヴァイオリンを人に聞いてもらいたい」と言っていたAさん、本心では「ヴァイオリニストとして生活できるようになりたい」と思っています。

 でも、まだ何もしてないのにヴァイオリニスト専業というのは「恥ずかしいので」、“まずは”ヴァイオリニストになってからと、そういうフォーカスになりました。


 納得しているつもりでも、自分の本心のイメージと違う周波数を当てていたら、自分の揺らしている角度とは違うので、思うように形は変わりません。

 

 フォーカステキストをつくるとき、Aさんのようにこんなことを思ってると思われるのは恥ずかしい、とちょっとハードルを下げちゃう人がいます。


 たとえば、マッサージに行って肩こりと膝の痛みのひとが、まずは肩から!というのは、これはハードルを下げているのではなく、「優先順位をつけて」フォーカスを絞っているわけです。(全部を伝えた上で、セラピストが肩から治しましょうねといった場合)


 とりあえずヴァイオリニストになってから、それで食べていけるようになる、人生のストーリーとしてはそういう手順であっても、それなら最初から、フォーカスとしては「専業ヴァイオリニストを目指す」で良いですよね。

 繰返しになりますが、わざわざ回り道をする必要はないのです(๑•̀ㅂ•́)و✧


 優先順位をつけて一つずつ変えていくべき内容と、最初からしっかりなりたい姿を見据えていくべき内容があります。

 そこを見極めるのもセラピストの力量です( ´-ω-)ウム


 波が当たれば何らかの変化は起きるので、数週間の周波数が当たると、見据えていた目標が変わることもあります。(セッション中にも変わり得ます) 

 だからこそ、回り道はしないほうが良いと思うのです。