読了本紹介です。
かがみの孤城 辻村深月著
2017年5月15日発行
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
一気読み必至の著者最高傑作。
子①が中学の図書館で読んだという「かがみの孤城」
映画化された時に、子①と子②の二人を連れて三人だけで見てきました。
その映画が面白ろかった
少し前にテレビ放送がされた事もあって再び再燃焼
原作、読んでみたいよね?
と誰ともなく言い出したので、購入することになりました。
学校に行くことが出来ない子どもたち。
それは様々な悩みや問題を抱えて、中学生という時期だからこその問題もあり、ふと自分の昔を思い出す1冊。
大した事じゃない、無視してれば良い。
なんて他人事には言えない。
とにかく子どもたちの心情のえがき方が鮮明。
そして、何故この7人だったか。
鏡の中の孤城で癒やされ、そして戦うその姿に胸を打たれます。
さらに、孤城の秘密と何故この7人だったかという事。
ラストまであっという間に読み終わってしまった作品でした。
映画が好きな人には是非読んで欲しい。
映画だけでは伝わらない
さらに装丁がすばらしかった。
この表紙、好き
装丁全てが本の雰囲気を物語っています。
是非、単行本で手にして欲しい1冊