1Q84 BOOK1 〈4月―6月〉 村上春樹

 

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは

「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。

 

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読了しましたキラキラ

 

昔から沢山の本を読んでいるのに、実は私、村上春樹さんの本は初めて読みました。

1Q84はメディアでよく取り上げられていたので、興味はあるものの3冊という超長編。

子たちが手がかかるうちは、集中して読む時間も少なく避けて通っていたのです。

 

そして、やっと1冊読み終わった。

妨害の手を逃れて、夜のベッドに入る時などに読んでいました。

 

 
もう、この帯の一言につきます。
本当に何が起こっているの!?
3冊のうちの1冊で、ぐっと心臓掴まれた感がある本でした。
もう続きが気になる。
 
もちろん、すぐ2冊めに取り掛かるんですがねウインク

 

 
物語は二人の主人公目線の話が交互に続きます。
この別々の世界を生きているような二人、実は過去でつながっている。
二人の再会も期待しますよね。
 
それぞれ違う道を歩んでいるように見えて、実は同じゴールを目指しているような気がしてなりません。
 
そして、話に出てくる宗教法人。
やはりあの団体を連想してしまいますね。
 
何かしらの問題を抱えた人々が歩むこれからに目が話せないお話でした。