こんにちは
最近徐々にブログ閲覧数が増えてきてきました!
うれしいです、ありがとうございます。
しかし
ブログを更新した日は閲覧数が伸び
そうじゃない日は少ないって事は
どこかに『最新記事』みたいな項目があるのですか?
なにせ現代文明について行けてないものですから
探してみたけどわかりませんでした(^▽^;)
今日は父が結核性髄膜炎で最悪だった頃の不思議な言動について書こうかと思います
よくお年寄りが病院や施設に入るとボケる、とか聞いたことありますよね
確かに痴呆を患っていらっしゃる方は新しい環境にパニックになって
症状がすすんでしまう事もあるそうですが
父の場合は全くの正常だったのに、本当に最悪だった2~3ヶ月くらいの間
不思議な事を言いだしたんです
その頃は痰の量がすごくて、痰を吐き出すために毎日ボックスティッシュを1箱使い切るくらいでした
その時の父は「空気中に痰の菌が沢山飛んでいて、それが喉に入ると痰が出る」としきりに言っていたのですが、
ある日、私が病室に行くとティッシュの箱を指差しながら
「この箱はもう嫌だ」と言うのです
「なんで?」って聞くと
「箱の中に痰の菌が住み着いていて痰が止まらない」と言うのです
変なこと言ってるなーって思いながらスルーしているとまたしばらくして
「この箱嫌だ」と言い出しました
仕方がないから新しい箱に変えてあげると
「この箱はいい」って言いながら箱を抱えて少し落ち着いたんです
しかも不思議とそれからしばらく痰が出なかったんですよ!
病は気からって本当なんだな!と実感しました。
痰に関してはまだあります
父曰く、喉の中に3本の棒がありその1本をつたい痰が出てくるそうなんですが、それが毎日違う棒をつたって出てくるらしいのです、
そして、痰が自力で出せない人は5センチくらいの棒を口の中に入れるとそれをつたい出しやすくなると、
「そんな棒無いよ」って言うと
「消毒するのに誰か持ってったのかな?」だって。
ある日は、
寝ていると隣のベットのおじさんがやってきて腰に鉄板を入れていったからすごく腰が痛くなった、それからしばらくウトウトしているとまたおじさんが来て鉄板を抜いていったから腰の痛みが良くなった。とか
でも隣のおじいちゃんは寝たきりでした。
他にも、窓の外は崖だと思い込んでいたり
隣部屋の人が何かの宗教をしていて毎日お経みたいなものを唱えてると言ったり
自分が経鼻栄養をしているのも、病院の利益のためにこのフロアーで何人かしないといけない決まり、お父さんは本当はご飯食べられるのにコレに選ばれた、とか
いつもは温厚な選ばれし「いい人」なのに ←「祝 退院♪」の記事参照
あの看護師は嫌だ!と怒りだしたり
急に、癌なら癌だってハッキリ言えばいい!と怒りだしたり
普段ではありえない事ばかり言うのです
変なこと言ってる!って怒るのもかわいそうだから適当に聞き流していましたが
お父さんがおかしくなっていくってショックで悲しくなりました
その後元気になってこの変な発言について聞くと半分くらいは覚えていて
「その時は本当にそうだと思ってた、今思うと変なこと言ってたなーって思うよ」
って言ってます。
きっと身体がしんどいと思考もおかしくなって
夢とか妄想とか幻聴とかが現実と区別がつかなくなるのかなと思います
もしみなさんの周りの誰かが病気になっておかしな事言い出しても決してボケている訳じゃなく病気のせいですから、優しく受け入れ優しく諭してあげて欲しいと思います
元気になった時にはいい笑い話になりますよ( ´艸`)