【野球書籍購入vol.1】

少し前になるが「高校野球名門校シリーズ8 静岡高校野球部~誇り高き文武両道~」購入。



「岳南健児」に受け継がれる静高魂というキャッチコピーに魅了された。

今年のセンバツで50年ぶりのベスト8進出を果たした静高は「東大と甲子園」を校訓に掲げており、野球部は「学校裁量枠」という(一学年定員320名の約3%)推薦制度を100%活用でき、県内の有望中学生球児が入部してくる。その徹底ぶりには「強豪私学と変わらない」など批判的な声も聞こえてくる。が、「私学ならやってよくて、公立はダメ」なんて規則はなく、むしろ静高クラスの名門公立校がここまで徹底しているのは評価に値する。

全国的にも極めて稀なケースであろう。

「野球部は校技。学校の持つ文化」と言い切る学校長にも感心する。

野球に限らず大切に守るべきものを全否定し、進学実績作り一辺倒での教育方針のもと学校運営方針が間違った方向に進んでいるケースもあり、静高のようなここまで徹底した方針は学校の独自性にもプラスになるはず。



我が地元の茨城あたりでも取り組んでみてほしい。

甲子園出場回数的に当てはめるならば、竜ヶ崎一あたりでやってみると面白いのかもしれないな。