貴久樹の花織の色無地は、単衣です。
合わせた帯は、織文意匠鈴木の水衣錦、ユリとオモダカ柄です。
軽くて、薄い水衣錦は、単衣の着物にピッタリ。
息子が高校生の頃に、作ったビーズの帯留め。
その頃、ビーズでアクセサリーを作るのが流行ってましたよね。
白い日傘をさして、お出かけ。
5月が単衣の季節でないなんて、無理な話です。
先日行った、鉄板焼きのお店の若い女性スタッフは、薄物を着てました。こちらのお店の女性スタッフは、着物なんです。
でも、さすがに、それは早いと思いましたが、透けている着物は、涼しそうで、また色気がありました。
「5月なのに、お着物もう薄物なんですね」と着物姿の女性に声をかけると「本当は6月からなんですよね」と。
単衣と薄物は違うのに…。と一瞬思いましたが、お店の方針なんでしょうから、余計なことは言いませんでした。
着物のルールは、着る人の健康を考えて、緩くしないと、着物離れがますます進みますよね。