Amazonプライムで、映画「アメリカン・フィクション」を観ました。

 

セロニアス・“モンク”・エリソン(ジェフリー・ライト)は、大学で英文学を教えながら小説も書いている。

彼の小説は批評家受けするものの、売上はイマイチ。

一方で黒人女性作家が書いた小説がベストセラーに。

その小説が、いかにも黒人のステレオタイプな内容でモンクは軽蔑していたのだが、半分ヤケクソになって彼も“いかにも黒人的”な小説を適当に書いたところ、それが爆売れ!ハリウッドで映画化!?

 

 

黒人作家の小説に、もっと黒人らしさを!と求められる皮肉さ。

それを逆手に取って、ゴミ小説を書いたら売れるというコメディ映画。

でも、母の介護に、家族、そして恋人との関係に、向き合う彼の戸惑いと真剣さが、何とも面白くて、チャーミングなので応援したくなるのです。さて本当に映画化されるんでしょうか?

ラストは、またひねりが効いた展開なので書きませんが、第96回アカデミー賞脚色賞受賞作品。

 

 

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