加齢なる一族(友人、私)、十一月吉例顔見世大歌舞伎の夜公演に行きました。

 

 

 

一、歌舞伎十八番 矢の根

 

 紅梅白梅が咲き誇る正月。

曽我五郎(松本幸四郎)が、父の敵工藤祐経を討つために大きな矢の根を研いでいます。

そこへ、大薩摩の太夫が年始の挨拶に訪れ、お年玉に宝船の絵を持参します。

これを喜ぶ五郎は、初夢に良い夢でもみようと、その絵を枕に敷いてうたた寝を始めます。

すると夢のなかに現れたのは、祐経に捕らえられたと助けを求める兄の十郎(坂東巳之助)。

飛び起きた五郎は勇み立ち…。
 

幸四郎さん演じる曽我の五郎、五月人形の様に、りりしく、力がみなぎっていて、それでいて可愛さもありますね。

この演目は、難しい内容ではないので、動く五月人形を見て楽しむ感じ。

お正月の演目なので、襲名披露におめでたさを添える演目なんでしょうね。

最後に馬が出てきて大根をムチに、勇ましい五郎を見て、めでたしめでたし。

 

 

 

 

二、 十三代目 市川團十郎白猿 八代目市川新之助  襲名披露口上

  

舞台上に裃姿の俳優(尾上菊五郎、坂東玉三郎、中村梅玉、片岡仁左衛門、市川左團次)がそろい、一人ひとりよりお祝いの口上。

 

親戚筋の松本白鸚さんが体調不良で、休演のため、菊五郎さんが代役です。

22日より玉三郎さんが参加され、舞台に一輪の花が咲いたかのような華やかさ。

それぞれのお祝の言葉に、優しさと先輩からの願いが込められていました。

 

先輩方の口上に続き、十三代目市川團十郎さん、八代目市川新之助さんからのご挨拶。

十三代目市川團十郎さんの覚悟、そして、八代目市川新之助さんの利発さを感じました。客席からの温かい、盛大な拍手は、二人に大きな力を与えたと思います。

 

最後に市川家につたわる「にらみ」を披露。

カっと見開いた目、目力という言葉がありますが、本当に力強いです。

代々受け継がれてきた團十郎という大きな名前に押しつぶされることは、ないと思いました。

 

続く・・・。

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 歌舞伎へ
にほんブログ村