谷村志穂作「過怠」という本を出版社の方からいただきました。

 

久しぶりに浅草まで電車で行ったので、その行き帰りに読み、今日読み終わりました。

 

赤ちゃんの取り違えのお話で、医学生の主人公が自分でDNA検査をして、自分は両親の子ではない事実を知るというお話です。

 

私はいつも、母が読み終わった本を借りて読んでました。

 

母と叔母は、半年に1回ぐらいのペースで、読んだ本を交換してましたね。

 

だから、私の読む本は、叔母と母のフィルターを通した物がメインでした。 

 

 

母から、向田邦子さんや有吉佐和子さん、山崎豊子さんや田辺聖子さんとか三浦綾子さん、宮尾登美子さんなどの本を借りて、読みました。

あらあら、「ザ昭和の女性作家」ばかりですが、叔母や母は、この世代ですから。

 

ぎりぎりで宮部みゆきさんの本をこれ面白いからと借りた覚えがあるぐらい。

 

森光子さん主演の「放浪記」を観に、母と2人で行ったのも、母が林芙美子さんが好きだったから。

序の舞を観に美術館に行ったのも、宮尾登美子さんの本を母から借りたからです。

 

色々、影響を受けているんですよね。

 

この「過怠」を貸したら、女性作家だから、2人は、喜んで読んだでしょうけど、今は、それは出来ません…。

 

 

 

 

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