小さな子供の泣き叫び声が、聞こえて…。

玄関を出て、泣き声をさがすと、ファミリータイプのアパートの階段の方から、聞こえてきた。

3歳位の女の子が、リュックを背負って二階を見つめて泣き叫んでいたの…。

「大丈夫よ。お母さん、来てくれるからね。泣かないで…。大丈夫よ。」
同じ言葉を繰り返しながら、小さな体にトントンすると…。

泣き止んで、つぶらな瞳で、私を見つめる。キュンってするぐらい可愛いラブラブ

そして、また、思い出したように泣き出すの繰り返し…。

お母さんが、やっと二階から降りてきたので、我が家を指差し、「あの家の者です。泣き声がしたので、道路に飛び出したら、大変なのでお節介ですけど…。」と言うと
「それは、ありがとうございます。◯◯ちゃん…、~なんだから」とお母さんが言い出したので、「それでは…」とさっと道を渡った。



あの子が泣きじゃくって、車がビュンビュン通る道に出たらと思うと…。

何?お節介なおばさん!と思われて良いと思ったの。
近所に面倒くさい人がいることは、色々な抑止力になると思うし…。


お母さんの顔は覚えたから、道で会ったら、「あら~、こんにちは♪」って明るく声をかけるつもり。

子育ては、煮詰まるときもあるとは、思うけど、お母さんには、頑張ってほしい…。

この世に生まれた子供達、みんな幸せであってほしいわ…。