今日は「江崎グリコ」のチャートを分析します。（2023/8/56
長期視点
2015年に最高値をつけてから、長期にわたって下落トレンド。
現在は最高値から半値を少し下回った程度。
2007年の高値をつけたときの下落幅は半値程度。
その時と比較すると、2015年から続く下落はすでに半値に達しているため、下落トレンドの終了が近いとも考えられます。
ただこれだけで判断できないので、直近の動きを確認していきます。
短・中期視点
週足を見ると、長らく頭を押さえつけられてた右下がりのトレンドライン（太線）をを上抜いています。
その後は同じく中期の右下がりトレンドライン（細線）に頭を押さえつけられている状況。
太線をブレイクしているので、下落トレンド終了と見ています。
ただ、現時点では上昇トレンドが始まったとはまだ言えない状況です。
日足を見ると、右上がりの逆三尊を描いています。
一昨日の金曜日は決算を受けて大きく下落しましたが、エッジラインでピンポイントに、そして大きく反発しています。
この「ネックラインとエッジラインを結んだ平行チャネル」が機能していることがよくわかりますね。
今後の短期的な値動きの予測としては、上も下も堅いので、値動きが小さくなっていくと見ています。
ひとまずは、
・エッジラインを下抜けるか
・前回頭を抑えられた右下がりのトレンドラインを上抜けるか
・さらにはネックラインを上抜けるか
に注目してみていくのがいいでしょう。
日足より週足、週足より月足でブレイクするかが重要です。
戦略
基本はロング。
エッジラインまで下がる場面があれば押し目買い。
またはネックラインや下落トレンドラインのレジスタンスラインを上抜けたのを確認してからロング。
エッジラインを割れたら様子見。
短期的には上方向に強いものの、長期で見るとまだまだ小さな反発に過ぎません。
状況によってはさらに下落トレンドを継続させる可能性もあります。
ただ仮に下がったとしても、3000付近まで（2007年の高値付近）と見ています。
今日の分析は以上です。
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※本ブログはわたしの個人的な解釈です。
投資は自己責任でお願いします。