年末に退院出来る人は退院したようで、いつもいっぱいの病棟は少し寂しく感じる位でした。
私の主治医のA先生は年末年始の休暇で奥様の実家のある山口まで行っていて3日からの勤務という事で、年明け初めてのエコーは3日でした。
3日の明け方4時頃、胃の上部と言うかみぞおちのあたりに不快感を覚えて看護師さんに話してとりあえず温めてみましょうとの事でした

その日のお昼にA先生のエコーチェックがあったのでこの時もみぞおち付近の不快感の事を話したら、とりあえず明日血液検査をしてみましょうとの事でした

この時のエコーでは、27w3dでしたが赤ちゃんは推定580g位しかありませんでした。旦那さんはおそらく先生達は32w辺りで出すつもりなんじゃないか…なんて言っていたので先生にいつ頃赤ちゃんを出すつもりなのか聞いてみました。
すると先生は、
『よっぽどの事がない限りはギリギリまで出しません。今日のエコーでもわかるようにまだまだ赤ちゃんは小さいです。500gちょっとなんていったら手のひらに乗るくらいですよ?そんな大きさでは出せません』
と断言しました。
でもA先生は後々この発言を後悔したと思います。この発言があって私は手術に踏み切れなかったのだから

この日は弟夫婦がお見舞いに来てくれる日でした。みぞおちの不快感があってベッドに横になったままでしたが少しお話したりできました。特に不快感が酷くなることもなく、普通に話をする事は出来ました。
ただ刻一刻と私も、そして周りの誰も気づかないまま私の身体は限界を迎えていました。