「そろそろ、考えたほうがいいのかな」
そんなふうに思い始めたのは、ちょうど昨年頃でした。
私は超健康体だったため、自分たちのタイミングで妊娠できると思っていました。
が、半年トライしても、できない....
まわりの友人たちはすでにママになっていたり、
なにげない会話のなかで「そろそろ2人目~」なんて話を聞くことが増え、
少しずつ、でも確実に焦りのような気持ちが芽生えていきました
でも、いざ「病院に行ってみよう」と思うまでには時間がかかりました。
タイミングのこと、年齢のこと、費用のこと、
なにより「そこまで本気で向き合って大丈夫かな」という自分の気持ちの整理がつかず。
仕事も忙しいし、今の生活を大きく変えるのがなんとなく怖かったし、
「治療を始めたのに結果が出なかったらどうしよう」と考えると、
なかなか一歩が踏み出せなかったんです。
夫婦で話し合うのも、最初はちょっとぎこちなくて、
「お互い、どこか遠慮してるな」と思うこともありました。
でもある日、ふと思ったんです。
——このまま時間だけが過ぎていくのは、もっと怖いかもしれない。
そう思って、まずは「検査だけでもしてみよう」と、
軽い気持ちでクリニックを予約しました。
それが、私の妊活のはじまりです。