嵐『Find The Answer』は隙のないシングルだ収録曲やメイキングなど全方位から迫る魅力 | みなものブログ

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『Find The Answer』は隙のないシングルだ 収録曲やメイキングなど全方位から迫る魅力

 嵐が2月21日にリリースした2018年第1弾シングル『Find The Answer』が好調だ。表題曲に松本潤主演の日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士- SEASONII』(TBS系)主題歌、通常盤に『日本テレビ系 ピョンチャン2018』(日本テレビ系)テーマソング「白が舞う」を収録している本作は、3日間で308,679枚の売上を記録(Billboard JAPANシングルセールス集計速報/2018年2月19日~2月21日)。ドラマは物語中盤に突入、オリンピックは26日に閉会式を迎えるなど、今週末また一つの盛り上がりを見せそうだ。

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 今回のシングル、タイアップがついている2曲はもちろん、初回盤・通常盤ともに隙のない仕上がりだ。まずカップリング曲の充実。初回盤の「街角の恋人たち」、通常盤の「Circle」「Bounce Beat」ではそれぞれテイストが異なる洋楽的なアプローチに挑戦している。「街角の恋人たち」はAOR的なムード、「Circle」はフューチャーベースの要素を取り入れ、「Bounce Beat」はこれまでの嵐曲にありそうでなかった新感覚のダンスチューン。それぞれ先端をいくサウンドでありながらも、楽曲の聞きどころはあくまでボーカルに委ねているところがよい。今回のカップリング曲群ではメンバー5人の歌声の質感/違いが活かされ、コーラスやフェイクも存分に堪能することができるのだ。また、「白が舞う」を初めて聞いた時にも感じた歌声の変化が、より色気の方向に強く出ている。いずれもコンサート映えしそうな楽曲のため、今後パフォーマンスの機会があればなおうれしい。

 そして、徹底してハイクオリティな楽曲を収めたシングルを完成させたかと思いきや、初回盤収録DVD「Find The Answer」メイキングではこちらが心配になるほど素に近い、リラックスした姿をあますことなく披露している。すっかり嵐のシングルには欠かせないコンテンツとなったMVメイキング。だが、今回は二宮和也が率先してスマートフォンのムービー機能を使い、“最至近距離”でメンバーの素顔を収めることに成功したレアな内容に。「Find The Answer」のMV撮影は今年一発目の5人揃った現場だったこともあり、お正月・新年にちなんだトークを展開、お正月期間の過ごし方や今年の抱負などについて語っている。合間に差し込まれるスマホ画面に映るメンバーを見ていると、まるで休憩中の談笑に自分がまじったかのような感覚に陥ってしまうサービス映像だ。楽曲とメイキング、どちらも楽しむことで嵐の魅力に全方位からふれることができる。

 しかし、そんな楽しい映像の中には、今年の嵐の活動を示唆するような松本の一言も収められていた。「いろんなことが変わる年になりそうだよね。自分たちも去年『「untitled」』ってアルバムを出してその先に何やるかっていうのはもともと去年から考えていたことだから。現状どこに行くかまだ決まってないけど、なんかちょっと変化があるんじゃないかなと思いますけどね」。昨日放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では最新AR演出を用いたパフォーマンスを披露するなど、さっそくチャレンジングな展開を見せている嵐。2018年も自身の“最高”を更新していく攻めた一年になるに違いない。