今回も、顔汗をかかない方法を理解するのに大切な、汗のことについて学んでいきましょう。
前回は、汗を分泌する汗腺による汗の分類について解説しましたが、今回は汗をかく原因によって分類してみましょう。
❘温熱性発汗
体温を調整し、平熱を保つための汗です。
通常は、夏場などの暑いときや運動で体温が上昇した時に、体温を下げるためにかきます。
エアコンが効いている等涼しい場所ばかりにいる、運動不足などで温熱性発汗を日常的にしないでいると、汗腺の機能が衰えてしまいます。
その結果、顔等のごく一部に多量の汗をかくとともに、蒸発しにくいドロドロの悪い汗ばかりかく体質になってしまいます。
顔汗の原因となると同時に、気化熱で熱を逃がすはずの汗が蒸発しにくいことで体温を下げにくくなり、汗が汗を呼ぶ悪循環に陥りやすく、熱中症など体調にも悪影響がありますので、こちらの記事を読んで、汗腺機能の衰えを防ぎましょう。
❘精神性発汗
緊張・不安、ストレスなどが原因でかく汗です。
元々は、手足を湿らせて感覚を鋭くすることで、狩りの時や危険時などに物をつかみやすくするための機能だともいわれています。
詳しくはこちらの記事にまとめていますが、顔の汗が止まらないと悩んでいる方の多くは、顔汗に悩んでいるが故に、精神性発汗を起こしてしまいがちです。
顔汗に対するストレスや不安が、さらに汗を呼びこんでしまう悪循環、嫌ですよね。
精神的なケアで顔汗を減らせるよう、方法をこちらの記事でまとめていますので、是非ご一読ください。
❘味覚性発汗
辛い物やとても酸味の強いもの、熱いものなどを食べたときの刺激で出る汗のことです。
口にある味覚からくる汗なので、とかく頭・顔からよく汗が出ます。
顔の汗をかかない方法に悩まない方でも、こういう汗には覚えがあるかもしれないですね?
そして、「これ食べたら汗出ちゃうし、汗が出たら化粧崩れちゃうし・・・」等と悩み始めれば、その不安による精神性発汗も併発することもあるので、意外と厄介な汗です。
また、味覚性発汗からは外れますが、辛い・熱いなどの味覚的な刺激とは別に、汗を出やすくする食べ物・汗の質を悪くしてしまう食べ物、逆に汗を抑えてくれる食べ物などもあります。
いずれ、食事から見る顔汗をかかない方法もまとめてみる予定ですので、お待ちくださいね。
❘最後に
汗をかく原因による3種類のそれぞれが、顔汗に絡む原因を持っているのに注目していただけたでしょうか?
続いては、出てきた汗の状態の良し悪しによる分類を説明しますので、次回の記事をお待ちください! ⇒ 工事中
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