【精充、氣壮、神明】

心、身体、魂はエネルギーとして密接に関係しています。「病は氣から」と言われるように 心の健康のためには身体の浄化が大事です。また 古来「精充、氣壮、神明」の原理が説かれるように魂の成長のためにも心身の浄化(丹田の充満)は欠くことのできないトレーニングです。

 

一指李承憲@ILCHIjp

心が複雑なとき、歩いたり運動したりして身体を動かしていると、氣分がすっきりして軽くなる経験をしたことがあると思います。心を磨くための最良の方法は、身体のトレーニングをすることです。身体を使うことによって、身体と心のエネルギーを浄化し、グレードアップできます。

 

丹田の「丹」は氣エネルギ―、「田」は畑を意味します。
和多志たち人間の「氣を集め耕す内丹田」は眉間奥の上丹田、胸の中央にある中丹田、ヘソ下3寸にある下丹田の「3丹田」です。
 
上丹田は神(しん)を蔵し、中丹田は氣を蔵し、下丹田は精を蔵す、とされています。 精が充ち、氣が壮んになり、神が明るくなる=精充氣壮神明の原理はよく知られている事実です。

悟りのためには 先ず下丹田の強化が大事です。
精の字は米と青=食と呼吸を表します。下丹田の氣は 食べ物と呼吸を通じて得られる氣です。下丹田が主に肉体の健康を支えていることが解ります。
この下丹田にエネルギーを集め、循環させるために大事なことは姿勢と呼吸です。

 


 正しい姿勢  ~尾てい骨を巻く~
和多志たちの姿勢は普段 上の図のように緩やかなS字曲線を描いています。
この姿勢は心身を柔軟に使うには適していますが、エネルギーを溜める姿勢ではありません。
蓄氣のシステムを作り出すために 骨のS字曲線をJ字の形に創るのが効果的です。 蓄氣の姿勢を作るには
1.股関節を十分ほぐす必要があります。
2.楽な姿勢で立って 股関節を広げて お尻をそのまま落とし 肛門を閉めると(騎馬姿勢)J字が 創れます。

 

 呼吸法のヒミツ ~空けると満たされる~
和多志たちの体内、心のうちには 多くの老廃物、余計な心配や悩み、感情がいつのまにか溜まっています。
食生活や汚染された環境によって もたらされた毒素だけでなく、いらない習慣、ストレス、混乱しそうなほどの情報など・・・
こんな自分の体と心を空っぽにして 本当の自分を見つけることが 呼吸法の最高の目的です。息の仕方は生き方とも言われます。

不安だから、何かにしがみつこうとしたり、求めようとして余計なもので心と体を満たすのではなく 全てを明け渡してシンプルになることこそ 健康で輝く生き方を実践する道なのです。

【自然治癒力とは】

体を健康な状態に維持するための、以下3つの機能を言います。


1)恒常性維持機能(体の機能のバランスや秩序を正常に保つ)
2)免疫力・生体防御機能(病原菌など異物の侵入、変質した自己細胞を殺傷して
  体を守る)
3)新陳代謝機能(傷ついたり古くなった細胞を修復したり新しいものに交換する)

本来、これらの自然治癒力の3本柱は、和多志たちの身体に自然に備わっているものですが、使わなければ衰えます。
 
中医学では病氣の元は胃にあり、病死の場合は胃の衰えが原因、自然死は腎の衰えが原因だと考えると聞きます。
エネルギーを蓄える臓器を腎=命門(下丹田)と考え、エネルギーを生み、腎を補う臓器を胃と考えるとのことです。
 
しかし 機能以上に大事なことは生きる力だと言えます。

何のために生きたいのか?生きながらえたい目的は何なのか?
生存目的が明らかであれば 魂は生きる力を発動することでしょう。

ここでは自然治癒力を引き出す行法を紹介します。ここで紹介する行法はエネルギーを感じるポーズを20分以上取ることにより 筋骨を鍛錬し、姿勢を矯正し集中力と自信を高める効果をもたらします。

【グランディングのためのポーズ】 
1)脚を広げ 騎馬姿勢をとります。
  (脚を肩幅の1.5倍に開き 馬にまたがる感じで股関節を広げ、お尻をそのまま
  下に落とす。尾てい骨を巻き上げ 肛門を閉める。空氣の椅子に座った感じ。
  騎馬姿勢は下半身の鍛錬をするときの基本姿勢です。)
2)両腕を(地球・人を抱くように)前に出し輪を作ります。
3)同じ姿勢を保ったままで運氣(意識のフォーカスを移動)をします。
  *地球の中心→湧腺→太ももの内側を通って会陰→丹田→会陰→太ももの外側を
   通って湧腺→地球の中心  
  *左手の小指→左腕の内側→胸→右腕の外側→右手の親指→右手の小指→
   右腕の内側→胸→左腕の外側→左手の親指

【肺を強くするポーズ】
1)足幅を広くして立ち、膝を軽く曲げ、両腕を持ち上げて手の平が上になるように
  します。
2)腰と胸を張って脊椎をまっすぐ伸ばし、肩と胸にじっと力を入れながら、自然に
  呼吸をします。
  はじめておこなうときは5分から始めて、身体の状態に合わせて10分から30分 
  まで時間を伸ばしてゆきます。このポーズは脊椎を伸ばし、エネルギーがスムー
  ズに流れるように助ます。 

【心血精の原理】

【丹田叩き】
心を集中すると集中したところにエネルギーは移動します。(心
血清)
身体の中心は下丹田です。丹はエネルギーの意味。丹田はエネルギーの田んぼです。
丹田にエネルギーを集めることが元
の秘訣です。然し日常生活では丹田を意識しがたいのが実情です。
丹田叩きは散らばっている心とエネルギーを 身体の中心である丹田に集めるために行います。丹田を叩くと、血液が丹田に集まり、
エネルギーが生じます。

明眩現象(体や心がよくなる過程で起こる一時的な変調)として痣ができる場合があります。これは腸の毒素が外に出た現象なので 好ましいことです。ご安心ください。                    
手順
1)足は並行、肩幅に開き、膝を軽く曲げる。(お尻をそのまま落とす)
2)手のひらを広げた両手で 下腹部を1000回叩く。肩の力を抜き 腕の反動で
  打ちつけるようにする。
  軽くこぶしを握って 片手で交互に 丹田を打ち上げてもよい。
3)叩き終えると 手の平で 腹部を時計回りになでて腸をほぐします。
  下痢
味の方は 反時計回りになでてください。
4)丹田の前で両手を交差し、広げながら深呼吸をする。 

 

【心氣血精の原理】

「心(意識)が行くところに、エネルギーが流れ エネルギーが流れると血液が流れ、体と物質の変化を作り出す。」と言う原理です。  

心氣血清の原理は虫眼鏡で日光を一点に集めることと同じです。

虫眼鏡で日光を一点に集めるとき、太陽エネルギーが集中し、火がつくほど強くなります。

和多志たちの意識(心)が体に集中することで、散らばっていたエネルギーが集まり、氣力あふれる健康な状態になります。 

 

【水昇火降の原理】

自然のエネルギーの正しい流れの状態を指します。

太陽の暖かいエネルギーが降り注ぎ、水が蒸発して上がるように人間の体は、腎臓の水のエネルギーが上に昇り、心臓の 火のエネルギーは下へ降ります。

つまり健康な人は、常に頭がさわやかで、下腹が温かくなっています。

ストレスで経絡が詰まると、この流れが逆になってしまいます

水昇火降は、頭寒足熱と同じようなことを表してる言葉です。

ただ頭は涼しく(寒)は同じですが、水昇火降は足は暖かくではなく、お腹を暖かくになります。

お腹をとは、下丹田を暖かくしましょうという意味になります。人間の体で下丹田は、身体を動かすエネルギー発電所になります。そして頭は、脳がある場所ですね。脳をコンピュータと同じように考えると、コンピュータの性能を発揮させるためには冷却が必要、同じように脳も涼しい状態にしたほうが、脳が良く働くことができます。水昇火降は、「身体を動かすためのエネルギー発電のために、お腹を暖かくしましょう。脳を効率的に活用するために、頭は涼しくしましょう」ということを表した言葉とも考えることができますね。

【チャクラ】                             

チャクラには サンスクリット語で「車輪、回転」の意味があります。
人間の体には7つのメインチャクラがあり 各チャクラは、回転しながら宇宙のエネルギーを体内に取り入れています。  

世界には波動が満ち満ちています。放射線、紫外線、可視光線、赤外線 、電波、走査線、音波、超音波、脳波……そして 元素からなる肉体も絶えず変化し続ける 波動・エネルギーです。

しかし五感を通して見たり、聞いたり、触れたりして生まれた マトリックスに縛られ 
和多志たちは、まるで「肉体が和多志である」かのような錯覚に陥ります。

すべての想念をリリースし 魂まで(魂に関するイメージまで)無に戻したとき ハートからエネルギーが立ち上がってくるのを実感できます。

ダンワールドでは人はフィジカルボディ、エネルギーボディ、スピリチュアルボディから成ると考え それぞれのエネルギーセンターを 内丹田と呼びます。
 
  下丹田・第2チャクラ :フィジカルボディ  
  中丹田・第4チャクラ :エネルギーボディ   
  上丹田・第6チャクラ :スピリチァルボディ 

 (両手の掌芯、両足の湧腺を外丹田と呼び あわせて七つの丹田がある
 と考えます。)

フィジカルボディは細胞から成り、それは元素から成り、電子と原子核から成り、常に振動をし「実と見えながら虚であるエネルギー」です。
 エネルギーセンターのハート(第4チャクラ)には 魂が宿ると考え「エネルギーボディ・オーラの全て」を魂が司ると考えます。  
 
魂の司るエネルギーが 宇宙に偏在する 共振、共鳴するエネルギー(情報)を引き寄せ スピリチュアルボディを形作ります。

チャクラのバランスを回復し、活性化するには エネルギーを清める必要があります。
フィジカルボディを清めること、感情ストレスの浄化、良い情報に出会うことがチャクラヒーリングには不可欠です。
古来から宇宙の原理として「精充
荘神明」が解かれてきた所以です。

 

 

「チャクラの瞑想」 

(上記書籍を参照)

 エネルギーの感覚は各自異なります。まず、チャクラのイメージ画を観ます。
自分にピッタリくる色、形を探ってみましょう。
ゆったりと座り、体中が喜ぶ呼吸のスピード、鼓動を感じ、リズムを整えます。

 

意識を第1チャクラに降ろしましょう。ここはグラウンディングを司るチャクラ。

根源的な生命力がここから始まるため このエネルギーを通じて人間は生殖し、繁栄します。人間の最初の誕生が行われる場所。
この玉門を通じて人間は地球に第一歩を踏み出します。
全身で自分の発する「第Ⅰチャクラのエネルギー」を感じます。明るく、 大きく輝いているでしょうか?
少しくすんで鈍い動きをしているでしょうか?
感じられたら、意識を使って第1チャクラに光を呼び込みましょう。
チャクラは光に触れると、浄化され輝きを増します。あなた自身が良いと感じるまで続けましょう。

さぁ、第1チャクラが自然な輝きとリズムを発したら意識をそのまま少し上の第2チャクラへ向けましょう。
ここは地の宮殿。肉体の種を身ごもり 育て上げる場所。
肥沃なエネルギーの畑、丹田がエネルギーに満ち、輝く光を発する時、命の原理である水昇火降が行われます。

ここは、肉体的なパワーと生命力を司るチャクラです。
よく感じられたら、第1チャクラの時と同じように、あなたが良いと感じるまで光を呼び込みましょう。
さらさらと流れる光、リズミカルに回転する第2チャクラ。自然な輝きを発したら、更に少し上第3チャクラへ意識を向けましょう。

 

ここは太陽宮。
熱心に働き,愛し、食べては飲みながら生きていく人生の意欲を統括する場所です。
今日はどんなエネルギーを発しているでしょうか?
ここは肉体と精神のバランス、健康、体験の消化を司るチャクラ。一番疲れやすいポイントです。
今日はどんなエネルギーを発しているでしょうか?
よく感じたら 軽やかな色を感じるまで光を呼び込み心地良いリズムをじましょう。

さぁ次は第4チャクラハートのセンターへと向かいます。
ここは心宮・
和多志たちの心、魂が宿る宮殿。
和多志」という存在の中心、和多志の存在する場所。全ての生命を愛し、癒し、受け入れる事を司るチャクラです。 今日はどんなエネルギーを発しているでしょうか?
よく感じたら光を呼び込みハートのチャクラを全身で感じましょう。
心地良いリズムで輝いたら第1チャクラから徐々に体中光に満ち溢れて行く感覚を感じながら第5チャクラへと向かいましょう。

ここは魂門。
魂が通る関門。獣性から神性へと移る場所。ここが活性化する時、初めて玉門と天門 が一つになり魂の進化が始まります。
あなたの真実を表現して行く事を司るチャクラ。今日はどんなひかりをしているでしょうか?
よく感じたらゆっくりとチャクラに光を呼び込み、優しく、チャクラが輝き出すのを見守りましょう。
 
チャクラが心地良いリズムで輝いたら意識を更に上へ 第6チャクラへ向かいます。
ここは天宮。
生命の実体である宇宙のリズムが生まれる場所。第6チャクラが活性化すると脳幹に眠っている神性が目覚めます。
自ら存在する永遠の生命の原理が解るようになり、神性の自覚が生まれます。インスピレーションの源へ意識を繋げる事を司るチャクラです。

今日はどんな輝きをしているでしょうか?良く感じたら更に意識を使いチャクラに光を呼び込みます。

チャクラがリズミカルに回転しながら輝きを増すのを感じたら 最後です。
意識を第7チャクラへと向けましょう。
ここは天門。
百会が活性化する時、
和多志たちの体の中に閉じ込められていた魂が 大きな自由を得て宇宙と一つになり、神人合一をなします。魂が完成され 霊的な身体を得る場所。全ての側面を結び合わせる統合を司るチャクラ。
今日はどんな輝きを、どんな光を照らしているのでしょうか?良く感じたら 更に光を呼び込み、輝くチャクラを感じましょう。
 
今あなたは、チャクラ全てがリズミカルに回転し、輝き、エネルギーフィールドを輝かせ その感覚を全身で感じる  柔らかな時を過ごしています。
 しばらくそれを感じていましょう。 

チャクラを目覚めさせる体操

【第Ⅰチャクラ】
*肛門の収縮呼吸
1)両足を肩幅に広げた状態で、拳一つが入るくらいまで膝を近づけて両手は前に
  伸ばします。腰はまっすぐ伸ばして、骨盤と尾てい骨は丹田の方に集めるように
  し、お尻が出ないようにするのがポイントです。(尾てい骨を巻き上げる)
2)おなかを膨らませながら息を吸い込み 太ももを内側にして肛門を締めます。
  同時に両手は拳にします。
3)その状態でしばらく息を止め、息を吐きながら肛門の引き締めをゆるめます。
  息を吐き出す時お腹を背中の方に引っ張ります。
 *会陰の刺激
1)座った状態で両膝を曲げ、足の裏を合わせた状態で、両手で足を掴みます。 
2)会陰の部分が刺激されるよう、餅つきをするようにお尻を持ち上げては降ろしま
  す。
*お尻歩き
1)床の上に座って、ひじを曲げ、身体の脇につけます。
2)背筋を伸ばして、片足ずつ上げながら、腰(骨盤)で前に進みます。顔は前を
  見てください。
3)1~2メートル進んだら、同様に後ろに下がります。
   
【第2チャクラ】
*腎臓と丹田の刺激
1)うつ伏せの状態で、両手は腰の横において、つま先を床に足を立ててつけます。

  息を吸いながら左足を持ち上げて、息を吐きながらゆっくり降ろします。

  息を吸いながら右足を持ち上げ、息を吐きながらゆっくり降ろします。
②丹田に力を入れた状態で両足を同時に持ち上げます。
 

*丹田を強くするー1
1)床に横たわり、両手は首の後ろで組みます。膝を立てた後、足を広く開いて、
  かかとをお尻の方に近づけます。
2)息を吸いながら腰を高く持ち上げ、両膝を内側にして、骨盤を引き締めます。
3)息を吐きながら腰をおろします。
 

*丹田を強くするー2
1)両足を伸ばして座ります。
2)両足を閉じたまま お尻を支点にして 床からできるだけ高くち上げます。
3)Vの字の姿勢のまま拳で丹田叩き100回します。
  

【第3チャクラ】 
*骨盤を柔軟に
1)右足を曲げ、左足を真直ぐにして腰を左側に突き出します。
 (斜めに突き出さないように)
2)右手を上にして両手を合わせ、左目のあたりまで上げます。
3)左がわに骨盤をグーッと突き出したまま 息を吐きながら肘をゆっくりと右側に
  突き出してゆきます。この時十分に右側の脇を伸ばして下さい。
4)息を吸いながら今度は逆の方向にやります。 
 

*胃腸を強くする
1)胡坐をかいて、左手は左足の裏に置きます。息を吸いながら右手を上にまっすぐ
  伸ばします。掌が上になるように手首は90度にします。
  視線は手の甲を観ます。
2)息を吐きながら右手を降ろします。反対側の手足でも行います。
 

*内臓を強くする
1)うつ伏せの状態で両手は腰の横において床に手をつけます。足を立てた状態で 
  つま先を床につけて 息を吸いながら上半身を後ろに精一杯反らします。
  息を吐きながらゆっくり戻します。
2)今度は息を吸いながらつま先まで力を入れます。両足が床から少し上がる程度に
  持ち上げます。息を吐きながら戻します。足をそっと持ち上げるだけでも消化器
  にかなり大きな刺激を与えられます。
3)この動きを取る時は、伸びるところである腹部、腰、足に意識を集中します。
  この動作はお腹の前の部分と、太股を伸ばすことで胃腸、脾臓等、消化器系の経
  絡を刺激します。

【第4チャクラ】
*胸を開く
1)両手を拳にし、肘をまげて両腕を胸の前で揃えます。
2)息を吸いながら、そろえた両腕を左右に広げ、胸をぐんと広げます。
  この時頭はやや後ろに反らします。脊椎をまっすぐ伸ばして、肩とあばら骨に
  軽く力を入れたまま10秒位そのままにします。 
4)息を吐きながら、両腕を再び胸の前に持ってきて、頭を下げます
 。この動作を10回繰り返します。

【第5チャクラ】 
*甲状腺を強くする
1)両手を太ももにつけた状態で、足幅を広くして立ちます。身体を右側に捻じり
  ながら前の膝は曲げ、後ろの足はまっすぐ伸ばします。
2)息を吸い込んで頭を後ろに反らします。
3)息を吐きながらもとの位置に戻します。
4)この動作を3回ほど繰り返して反対も行います。

 

*首のほぐし
スキのポーズ:両足を頭の延長線上に伸ばす。
丹田畜
氣のエクササイズの運氣のポーズと同じです。

 

【チベット体操】

 チベット僧侶は平和の祈りをささげるとき、浄化の準備体操をしていたそうです。

チベット体操は「チベット僧侶の平和の祈の準備体操」を、誰もが実践しやすいように形を変え、現代の形になりました。チベットでは自らの浄化のために 体操を活用することはあまりにもポピュラーな習慣です。因みに、ブログに紹介した太陽礼拝の各ポーズは、切手に用いられるほどよく知られたものです。

 チベット体操は5つのポーズ(アーサナ)と1つの呼吸法(プラーナヤーマ)から出来ています。これを6つの儀式と呼びます。

宇宙の全ては5大元素からなると言われます。儀式はこれと対応したものです。アーサナ、呼吸法、瞑想はセットで行う必要があります。

 

 アーサナは「個」としての動きの中で行うため、そこには自他の違いが存在します。一方プラーナヤーマでは呼吸を通して他とのつながりを経験するため、自他の違いが弱まっていくのです。

 アーサナは自我が強まっていく。プラーナヤーマは自我が弱まっていくとも言えます。セットで行うことで吾であり、宇宙である実感、ワンネスの実感が育ち瞑想の準備が整います。

 

各儀式毎にシャバアーサナ(死体のポーズ)を入れます。 生命エネルギー(プラーナ)を強化し、循環を促す為、若返り効果が期待できます。

   

 チベット体操では「生命エネルギー(氣 ・プラウナ・ルン・神の息)」は、チャクラを通って動き、内分泌系を通じて体に分配されていると考えられています。

内分泌系から分泌されるホルモンの不均衡や不足はチャクラに問題のある結果です。

健康な人は、7つのチャクラすべての回転速度が同じですべてが調和して働いています。 チャクラが遮られて、その自然な回転速度が落ちたり、ひどい時には止まってしまったりすると、生命エネルギーは、循環できなくなり、その結果、病氣や 老化が起こります。チャクラの回転速度を上げれば老化の進行も遅れるということになるのです。

 

 チベット体操は氣が流れている通り道を お掃除するような効果を示します。氣の通りが良くなれば血液の流れも良くなってくるので、やっていくうちに食べ物の好みも変わって行きます。全部のバランスで人間の体は成り立っているので、流れを良くしてあげると 血液がサラサラになるような食べ物が自然に取りたくなって来ます。

チベット体操の呼吸法は、心を深いところからリラックスさせていって、副交感神経を優位にしてくれますので、心も安定してきます。

 その結果血圧や血糖値が下がります。脳や内臓の働きも活発になり、身体の状態が良くなります。 呼吸のこうしたパワーを生かして、心身を健やかにするのが、呼吸法です。

【シャバアーサナ 】 

 病氣や怪我等から身体が本当に回復するのは夜の睡眠中。 チベット体操も同じです。アーサナ(ポーズ)で和多志たちの神経系は新たな情報を受け取っています。神経がその情報を整理するのが「屍のポーズ・シャバアーサナ・完全弛緩」です。体の部位を順番に意識し、その部位を軽く揺すりながら、身体の緊張を解いていきます。 

 

【シャバアーサナの行い方】  

1)仰向けに寝て、膝、肘を軽く伸ばす。両脚は肩幅程度に開き、腕は体側から
  少し離して手の平は上向き。目は軽く閉じる。  

2)仙骨が床と水平になるように腰を伸ばし、背骨は頭頂に向かって伸ばす

3)ゆったりとした呼吸を行いながら全身の力を抜き、身体を大地に沈み込ませるよ
  うなイメージで呼吸をぼんやりと感じる。同時に全身が広がるような感覚を味わ
  う。 

  先ず首を軽く左右に揺らし、肩も揺らして首と肩の緊張をほぐす。
  腰を軽く左右に揺らし、手首と足首も揺らして全身の緊張をほぐす。
  動作をとめ、呼吸に意識を集中する。呼吸が楽になったら、息を細く長く吐きな
  がら体のエネルギーの変化を感じてみる。
  雑念がわいてきたら、息を吸って吐くことに再び集中する。

4)起き上がる時は左足の膝を立て、右側に転がり(腰を痛めないため)腕の力で
  起き上がる。

 

シャバアーサナ中は血管が広がり、血行や氣の流れがとても良くなります

様々なアーサナの最後の締めは、必ずシャバアーサナを行います。

シャバアーサナは ポーズの合間に行う時は10呼吸ほど、身体を冷やさない程度に、実習の最後に行う時には5~15分、心が空っぽになるまで行います。

ほぐれた全身に、効果が染み渡ります。シャバアーサナは、動的ポーズの効果を最大限に引き出す為のものでもあります。だから決しておろそかにできない、とても大切なポーズです。

 

 「シャバアーサナ」は 一度完全に自分をリセットして、再生するという意味を持ちます。シャバアーサナが終わると、生まれ変わった自分としてまた新たな人生の一歩を新鮮な氣持ちで踏み出すことが出来ます。

新たな一日が「今」始まるのです!!

 

屍のポーズ(シャバアーサナ)の基本的な効果は  

 ● 脳を休め、ストレスや軽いうつ症状を軽減する

 ● 頭痛・倦怠感・不眠症を解消する  

 ● 血圧・呼吸数・心拍数を落ち着ける  

 ● 意識を内側に集中させて、瞑想の状態を作りやすくする  

 ● 体操の効果(リラックス感等)を自分自身が身を持って体験できる

 ● 体(全身)が弛緩する etc.

 

【オリエンテーション】

 A・【三つのバンダ】

第6の儀式「呼吸法」は 身体の3つの部分を絞めつけながらするので練習を しましょう。息を吐ききって、締め付けながら呼吸を止めます。

各々100回ずつ行いましょう。

肛門を締める:緩んできても意識をしてぎゅっと締めつけます。

お腹を締める:お腹と背中がくっつく様に引き締めながら、ぐっと引き挙げます。

喉を締める:肩を上げて 顎が鎖骨に当たるようにぐっと絞めつけます。

 

B・【「スワイショウ」

自律神経は背骨(脊椎)の中にある脊髄から各器官へとつながっています。背骨周りの環境が悪いと自律神経も不調になります

緊張している身体をほぐすために手を振って(スワイショウ)背骨のラインの筋肉をゆるめます

氣(=マイナスエネルギー)が指先から出るとイメージしながら振ると、実際に邪氣を払う事ができるのでさまざまな病

や症状が改善します。

 

)腕振り 左右交互に〝軽く〟腰をひねる……4分間

  足は肩幅程度に開き、顔と腰から下は正面を向いたまま 肩・腕は力を抜き、
  ひねりにあわせて左右に自然に放り出す。右と左どちらからひねり始めてもよい
  左右交互に繰り返す

 

2)よりもさらに大きく左右交互に腰をひねる……4分間

  動きを止めずそのままで左右に振る腕は力を抜き、体に巻き付けるように
  大きく放り出す

 

3)腕振りにひざを曲げる動きを加える……4分間

  腰を左右へひねるときに合わせてひざを軽く曲げる 腰を逆方向へひねり始める
  ときに合わせてひざを伸ばす
  腰が正面を向いたときにひざが伸びた状態になる(腰のひねりは止めない)

 

4)力を入れず放り出すように腕を前後に振る……4分間

  腕を前に振るときに合わせて「ひざを曲げる」腕を後ろに振るときに合わせて
  「ひざを伸ばす」単に腕を前後に振るだけでもよい

 

5)足踏みをしながら腕と肩を後ろに回す……4分間

  左足を上げると同時にひじを伸ばしながら左腕を真上にする。左足を着けると
  同時に左腕を下ろす。
  右足を上げると同時にひじを伸ばしながら右腕を真上にする。右足を着けると
  同時に右腕を下ろす
  慣れてきたら肩の回し方、足の上げ方は自由にしてよい。

 

C・五大元素の特徴を観ます。

【6の儀式の行い方】

1)地元素に対応。
  骨、筋肉を刺激してくれます。第1、第7チャクラを刺激します。

  足を肩幅に開き 指先をそろえた状態で 両腕を肩の高さで横に開き腕をピーン
  とまっすぐに伸ばした状態で右に3回、回ります。

 

シャバアーサナ:第1チャクラと第7チャクラが活性化されたのを感じます

 

2)水元素に対応。

  血液、リンパ液、、津液(しんえき)人体中の正常な水液の総称で、唾液、
  胃液、涙、汗などが含まれます。

  津液の主な作用は、潤いを与えることであり、津と液に区分され、その性質、
  分布、作用も異なっています。

  津は、清く希薄なものをいい、分布は広範囲で、皮膚体表などを滋潤させます。
  液は、比較的粘稠で、臓腑を滋養し、関節運動を円滑にさせます。
  第1、第2チャクラを活性化し、刺激します。

 

  横になり、脚は閉じ、腕は体側、掌は床につけます。鼻から息を吸い込みながら
  頭と揃えた両足を上げていきます。

  お腹と脚は90°、足の付け根と足首は90°に曲げます。息を吐きながら、足を下
  ろしてから、頭を下ろします。

 

シャバアーサナ:第1チャクラと第2チャクラが活性化されたのを感じます

 

3)火の元素に対応し,体温に関係します。

  身体をエネルギッシュにしてくれます。第3,4チャクラに対応します。

  金剛坐に座り、お尻を持ち上げる。両膝の間隔を肩幅に広げる。足の指先はでき
  るだけ身体に近くなるように立て、お尻に手を当て(腰の痛い人は腰に手を当
  て)喉を閉めた状態(下を向く)で息を吐きます。
  吐ききったら、鼻で吸いながら喉、胸、鳩尾、肩甲骨を開いてゆきます。
 (後ろに反らす)腰の位置は動かさないで。最後に吐ききります。
  息を止めて起き上がります。

 

シャバアーサナ:身体の内が活性化されたのを感じます。

 

4)風元素と対応します。

  風元素は氣を現し、身体の内の氣の流れをスムーズにし、強くするテーブルの
  ポーズです。

  足を肩幅に開いて、前に伸ばし、背筋を立てて座る。寄りかかった姿勢、猫背は
  駄目。腕は肩から垂直に降ろし、指先が足の方向に向くように腰の両横に置きま
  す。

  テーブルの形を作りますが、足と手の位置は動かさないようにします。

  喉を閉めて息を吐きます。吐ききったら 鼻から吸いながら頭を下げ天井を見
  て、身体を持ち上げてください。その時、膝が直角になるようにします。
  息を吸いきったら3秒、呼吸を止めます。吐きながら戻ってきます。 

 

シャバアーサナ:第4チャクラと第5チャクラが活性化されたのを感じます。

 

5)空と対応します。

  頭蓋や腹腔など身体の内の腔がある部位と対応します。第5,6チャクラの活性
  化を促します。

  足を肩幅に開いて立ち、そのままうつ伏せになります。足の指は立てます。
  両手を胸の横に置きます。身体太腿までを少し浮かせ、吐きながら胸を反らせて
  天井を見ます。吸いながら背、お尻を引き上げ山型のポーズをつくります。

 

うつ伏せのシャバアーサナ

 

6)呼吸法。宇宙の儀式と言われます。

  エネルギーと一体になる呼吸法です。第6,7チャクラを刺激します。

  1~5の儀式の効果を一層強めます。下垂した内臓をあるべき位置にしたり、
  歪んだ骨盤を正しい位置に戻す効果を期待できます。体内の若返り効果も期待で
  きます。

  脚は肩幅に開いて立ち、息を吐ききります。手を腰に当て肛門、お腹、喉の3か
  所を締めます。苦しくなったら肩の力を抜いて、一氣に吸います。2、3回呼吸
  を整えて繰り返します。

 

実習最後のシャバアーサナ 

            

活性したエネルギーを 生きとし生けるすべてのもの、必要とするところに送るために円になって祈る。

「エネルギーが届きました。ありがとうございます。」

 

【波動ヒーリング】

中学時代「行きつく先が墓場なら好きなことをする」と決めて学業を放棄し好きなことを求め続けたニヒリストでした。墓に住み続けるレギオンの話も記しました。
「生きる意味を求める堂々巡りの墓」から抜け出るために「神から生き方を問われるものになろう」と決め、大学、大学院で学びクリスチャンワーカーになりました。
人生へのお返しのつもりで開設した「心理健康オフィス」は 
*CAP(いじめ虐待防止プログラム)活動、
*被災こども支援の会、
*ライフスキル研究会
*つかしんコミュニティチャーチ「こころの相談室」
*キリスト教教育主事としての教団、教区委員の働きなど
             ボランタリィーな働きがベースにあるうえ、
*大阪府、兵庫県教育委員会とのネット
*兵庫県カウンセリング協会とのネット
*大阪府社会福祉会の講師、
*聖和大学の講師などの地盤があるゆえ地域に 必ず根を下ろすと確信していました。
開設のための自己浄化から霊的体験が始まりました。
霊体験の中で血の涙を流し、吠える嘆きを嘆き続けたことも記しました。

 

和多志はこの激しい嘆きを終えるために上祐さんに会いに行きました。
彼には最初から「和多志は仏教も、悟りも関心ない。自分の涙を終えることのみ関心を持つ」旨 伝えました。
然し初めて一人で行った彼の説法会で 弥勒菩薩のマントラを口にした途端 嘆きが止まらなくなってしまいました。指導員の人に心配されたほどです。
その後個人懇談の時を持ってもらい 和多志が霊現象の中で受け取ったメッセージを話し それを聞いていただいての 彼の実感を尋ねました。答えは「意識がついてゆけない」でした。

これで上祐さんとはお別れだと心に決めましたが 質問したいこと、その他いろいろなことが起きて二年あまり続いてしまいました。
「質問魔」だと言われるほど 質問ばかりしてきました。
上祐さんに魅力を感じ始めたのは チベット密教の法具を通してでした。
説法会の前に聖音波動イニシェーションというのを受けました。

 

ある日 ドニパトロ(シンギングボール)が部屋中に置いてありました。
そのドニパトロの間で横になります。一斉にドニパトロが叩かれ始めました。
耳元のドニパトロが叩かれると胸が振え、叩けば振え、叩けば振え聖音で震顫現象が起き 胸の詰まりが見事に取れました。

聖音法輪エンパワメントはもっと圧巻でした。
ジャン!という始まりの音とともに 眉間で大きな渦が巻き 
深いトランスに入り 激しい嘆きが起こりました。
体を二つ折りにして嘆いて嘆いて嘆き続けました。
その時聞いたメッセージは「神が帰ってこれなくなった」でした。
和多志はよく嘆きましたが 感情のコントロールはできるほうです。
然しこの時は放心状態になるほどでした。
音楽が癒しになることは知りぬいていました。 倍音、リズム、重低音 そんなヒーリング効果は幾度も体験してきました。

クリスタルボールの深い安らぎに満ちた響も好きですが こんな効果を体験するのは初めてです。
宇宙の波動が深い癒しにつながることは 周知の事実です。
「音はなぜ癒すのか―響きあうからだ、いのち、たましい 」
ミッチェル・ゲイナー (著)を桁を見間違いの価格 17,800円で購入しました。

コーネル大学・統合医療プログラム所長である 彼は この著書で ドニパトロのヒーリング効果を絶賛しています。

【ドニパトロのヒーリング効果】
ドニパトロ(シンギングボール・ヒーリングボール)を叩くと「振動音」と同時に「1/f 揺らぎ」が同時に奏でられます。

1/f 揺らぎは 深い瞑想状態(覚醒シーター波状態)に導いてくれます。
打ち寄せる波の音、小川のせせらぎ、そよ風、木漏れ日、太陽光、蛍の光など自然界のゆらぎは 例外なくこの1/f ゆらぎの特性を有します。モーツアルトの曲にもゆらぎの特性があるということです。

 

「振動音」は肉体に響きながら固有の振動数を自然な状態へ調整していきます。
自然治癒力が活性化するのです。

ドニパトロの響きは、宇宙の原初音「オーム」と言われています。インド占星術に基づいた合金の、七つのチャクラに対応する響きは、人体の各チャクラと、内臓の各細胞を活性化させます。

ネパールのド二パトロは インド占星術に従い 金(太陽)・銀(月)・水銀(水性)・銅(金星)・鉄(火星)・錫(木星)・鉛(土星)の7種の金属で作られているということです。

ソルフェージオ周波数の音叉によるチャクラヒーリングが注目されていますが 今、自分に必要な波動を選ぶのは困難です。
その難点を超えて、合金による様々な波動を含むドニバトロ音は万人に対して適切なヒーリング効果をもたらすと考えられます。

   
【ドニパトロ・ヒーリング効果の医学的解釈】
ドニーバトロの波動は、細胞の機能を変化させ、同調化作用によって生命のホメオスタシス機能を高め、リラクゼーションに導きます。また感情に訴えて神経伝達物質やニューロペプチドを変化させ、それが「内なるヒーラー」である免疫系を活性化するなどヒーリング効果は多岐にわたっています。


またエネルギー医学の研究者は環境を支配するエネルギーがレセプターを変化させることにより細胞の機能に影響を及ぼすと言っています。
いつも 怒りの中にいる子は 怒りのレセプターが増え、怒りやすい性格になるとはよく知られている事実です。

振動性の音響を奏でたり聴いたりすることで和多志たちの体の バイオケミストリー(生理化学)をすばやく変換し、 神経組織や筋肉の正常な緊張や諸器官に調和的なバランスを もたらします。    

宇宙の律呂と一つである 内なる律呂を回復し、 深いリラックス状態のなかで、心身の一体感を感じ、内在する「ハイヤーセルフ」とのバランスのとれた関係を 創りだしてくれるのです。

テネシー州のパブティスト病院では偏頭痛、頚部痛、腰痛、肩こり、高血圧、過敏症腸症候群などの慢性症候群の治療にドニパトロと詠唱による治療が行われているそうです。

五大元素

 チベットの思想文化は、1万7千年前から続くボン教が土台となっているそうです。チベットでは、あらゆる事象は五大元素-地・水・火・風・空(ち・すい・か・ふう・くう-)によって成り立っていると考えられています

西洋哲学では空氣・水・土・火を4大基本元素と考えますが 東洋哲学では氣、波動を原子構成要素と捉えていると言えます。

 

中国の伝統的な自然哲学では、自然界の存在を木火土金水の五氣により表現し、その相互作用、働きを「五行」と呼んでいます。この原理を音にあてはめて、たとえば木にDの音を入れ、火土金水にEGACの音をあてはめ、「相生」(波動共鳴?)と「相剋」(波動干渉?)の原理に従って作曲されたりします。

臓器に五氣のエネルギーを送る瞑想をお楽しみください。 

【五造化神功】

人体は壮大なオーケストラと言われ臓器は固有の周波数を持ち、痛みや疾患も電信号として 同様に周波数を持つと言われます.

スイスの科学者ハンス・イェーニー博士は人体の細胞には独自の周波数特性があり、すべての臓器がその細胞の周波数と倍音の関係にあると言っています。

造化神功は臓器に五のエネルギーを送る瞑想です。
木→火→土→金→水→丹の順に各臓器(肝→心→胃→肺→腎→丹)に手を当て、五
の名(木→火→土→金→水→丹)を呼びながら
1)各臓器の色、味などをイメージして一周。

2)各臓器が振動しながら光で輝くイメージで一周。

3)生命エネルギーで元になるイメージで一周。

4)濁ったエネルギーが抜けて 清いエネルギーが入ってくるイメージで一周。

5)自然にたとえて(木:森、火:太陽、土:大地、金:稲の穂、水:海)一周。
6)各臓器に 愛と感謝を送る。 

  

   木 火   土  金 水   丹
 臓 肝臓  心臓  脾臓   肺臓 腎臓   
 腑  胆  小腸  胃腸 大腸  膀胱   
 色 青  赤  黄色  白  黒   
 味 酸っぱい  苦い  甘い  辛い  塩辛い   
身体  筋肉  血管  肉  皮膚  骨   
感情  怒り  喜び  思考  悲しみ  恐れ   
  中国 両国共通  インド
 木   春  青龍  青   東 空  阿しゅく如来 
 火  夏   朱雀  赤 南  火   宝生如来
 土      黄 中心  地  大日如来 
 金  秋 白虎   白  西   水    如来阿弥陀
 水 玄武  黒 北  風   不空如来成就

 

【エネルギー感覚に目覚める】

言葉を持たない有情はすべてを氣配で察知します。和多志たちも本来察知能力があったのですが 左脳優位の生き方の中でそんなエネルギー感覚を眠らしてしまいました。昔の人は松果体が発達していたといわれますね。幼子のような無邪氣さがあったからでしょうか?言語を獲得するに従い、魂感覚を失っていくのと似ていますね。

「考える」エネルギーが松果体のポータルを閉じてしまい、常識や固定観念が直感の働きを邪魔するとも言われます。
 

胸騒ぎや、危険を察知する能力は第六感(直観、エネルギー感覚)とも言えます。

そういった不思議な感覚を司っているのが第三の目といわれる松果体。「配ですべてを察知する感性」は、松果体が担っています。

 

「松果体」は全身のコントロールセンターです。 

松果体は眠っている器官であり、目覚めると直感やテレパシーが使えるようになります。

網膜と松果体には光受容細胞があり、それは感光器官なのです。

植物は光合成によって、直接太陽から栄養を受け取っていまずが 人体は松果体を活性化することで光(宇宙エネルギー)を受け取ることになります。

松果体こそ人体の光のシステムの司令塔なのです。

ここを活性化するには、太陽エネルギーを活用することが条件ですが、
長期間ヨガや瞑想を続ける事でも活性化することが出来ます。
 

〜 松果体の機能 〜

⚫︎ホルモンメラトニンの分泌

⚫︎内分泌機能の調節

⚫︎神経系信号から内分泌信号への変換

⚫︎眠気を引き起こします

⚫︎性的発達に影響を与える

⚫︎免疫系機能に影響を与える

⚫︎抗酸化活性

 

エネルギー感覚に目覚めるトレーニングを紹介します。


エネルギーの流れは 目で見たり、手で触って分かるものではありません。

エネルギーを感じるためには「弛緩した集中」が必要です。
「弛緩した集中」は呼吸に意識を向けることで得ることができます。
息を吸うときは交感神経が働き、吐くときは副交感神経が働きます。
口から糸を吐くようにゆっくり・長く吐ききると 息は吸う意識なしに入ってきます。
吐く息を大事にし、吐く息に意識を向けていると 深いリラックスに誘われます。

吐く息のことを「呼氣 」(こき)といいます。つまり、「氣を呼ぶ」ということです。

この言葉には、息を吐くことで、新しい氣を体の中に呼び込むという意味が込められています。

【呼吸の瞑想】

 呼吸は、意識すれば深さや長さなどを自由に変えることができます。 そして、呼吸を意識的に変えることで、心や身体に大きなプラス作用が出てくるのです。
浅くてせかせかした呼吸をしていると、不安感情が搔き立てられますが呼吸をゆっくりすると、脳にセロトニンが充満します。セロトニンは、精神を安定させる作用があると言われています。
呼吸法は「深くてゆっくりとした呼吸を繰り返すことで、心身の機能を 回復させる」運動ともいえます。


和多志たちは、何氣ない日常会話の中で、呼吸に例えた慣用句を使います。
 (息を含む慣用句例: 息が切れる · 息が合う · 息が掛かる · 息が 続く  息が詰まる · 息が通う · 息が長い · 息もつかせず · 息を凝らす · 息を吹き返す · 息を呑む · 息を弾ませる · 息を抜く · 息を殺す · 息を潜める · 息を継ぐ · 息を詰める etc.)

まさに息の仕方は生き方ですね。ですから呼吸に意識を向けることは、とても大切です。ここでは「呼吸に意識を向ける瞑想法」と「呼吸と黙想を組ませたエクササイズ」を紹介します。

 

 呼吸とともに行うエネルギー瞑想はイメージトレーニングなので、初心者にはその感覚をうまくつかむことができない場合が多くあります。そのためエネルギー瞑想をする前に胸呼吸、腹式呼吸、丹田呼吸をしてみるといいでしょう。

 

【胸呼吸】

1) 座ってする時には手のひらが上を向くように両手をひざにのせます。
  横になった時は足を肩幅に開き、腕は脇腹から15度ほど開いて、手のひらは上
  に向けます。

2) 目を閉じたまま鼻から息をゆっくり吸いながら胸を徐々に膨らませ、口から
  息を長く吐き出しながら胸にたまっている濁ったエネルギーを吐き出します。

3) これができるようになると、息を鼻から吸いながら胸に集中し、口から吐き
  出しながら手の指先とつま先から濁ったエネルギーが出ていくのをイメージ
  します。

 

【ポイント】初めて行う場合には、深呼吸の感覚で行ってもいいでしょう。 胸がどきどきする時、感情を調節したい時、顔がほてる時に行うのも効果的です。

 

丹田呼吸

 丹田呼吸は丹田のうしろ、脊椎側にある命門のツボを通じて生命エネルギーが出入りするとイメージしながら行う呼吸です。丹田に意識を集中して呼吸すると、丹田と命門がひとつになったように感じ、丹田にエネルギーが満ちてくるような感覚が得られるようになります。腹式呼吸と丹田呼吸の差は「丹田と命門を意識する」かどうかです。

1) 両手を丹田の上にのせ、腰の命門のツボから丹田にエネルギーが渦を巻いて、入ってくるのを感じます、

2)吐き出す時にはエネルギーが丹田から命門に抜けるとイメージしながらお腹を収縮させます。

 

【呼吸に意識を向ける】
 瞑想は、ふだん無意識に行われている呼吸を意識することから始まります。
 呼吸しながら鼻の入り口と上唇の感覚を意識します。
1)深い呼吸を10回繰り返します。息を吸っている時、吐いている時の息の量・
  温度などに集中します。
2)その後自然に呼吸します。コントロールしないで身体に任せます。
3)鼻の奥やのどの奥に感覚が集中したら、鼻・上唇に意識を戻します。
  胸に集中すると潜在意識の扉が開かれ、コントロールが利かなくなる可能性が
  あります。
4)不安を感じたら、目を開けて始めからやり直します。

*途中で「氣持ち良くなる」なら、それは感覚ではなく感情なので、感覚から反れ
 て、
持ちよいという感情を感じたことを意識して、元に戻ります。
*想像で作りだした感覚の場合、体中どこでも同じ感覚を感じます。
 本当の感覚なら身体中が同じということはありません。
*何故か?といちいち考えません。ただ感覚を意識するだけです。
*うまくできているか、これでいいのかなどと
にしないで、あるがままを感じ
 ます。イメージが浮かんでもそれを捨てます。そうしないと幻覚に入ります。
*感覚をありのままに受け入れます。注意深く、忍耐強く,平静に。
*自分で呼吸をコントロールしません。コントロールするという
持を捨て
 ましょう。どんな感覚でも受け入れます。


振り返りと分かち合い        
1)10回深い呼吸をした時の感覚はどうだったか。
2)ふつうの呼吸に戻った時の感覚はどうだったか。
3)途中で感覚がなくなったなら、それからどうなったか。
4)鼻のどんな所で感覚を感じていたか。
5)その他
付いたこと 

6)分かち合い
 
【完全呼吸法】
完全呼吸法とは、腹式呼吸、胸式 呼吸、肩(鎖骨)呼吸、クンバク(息を止める)を組み入れた呼吸法です。吸息、保息、吐息の割合を1:2:2で行います。
(理想は1:4:2の割合です。)
1)吸息:鼻から静かに息を吸い込む。胸一杯に肺底まで吸う。
2)保息:吸い込んだ息を下腹(丹田)に押し込む。
  その際に肛門をしめて丹田に力を込め、息を止めたままを保つ。
 (保息の間「丹田に宇宙の無限の力が収められた。全身に満ち渡り、全身が蘇り、
  健康になった」と黙想し、宣言する。)
3)吐息:肛門の力を緩めて、鼻から細く長く息を吐き出す。
  お腹の力を静かに抜いて、お腹をへこませる。
  (吐息の間「全身がきれいになった。全身の細胞が若返った」と黙想し、

  宣言する。)
1)~3)を繰り返します


 

 

【マインドフルネスと止観の違い】より

 近年、科学的な方法で上座部仏教の瞑想法を解析して、宗教的な要素を排除し、効果を科学的に測定することでシンプルな瞑想法として確立した「マインドフルネス」が流行っています。

マインドフルネスは表現が現代口語であるのでわかりやすく、また科学的なエビデンスがあるのでアメリカの企業でも社員のパフォーマンスアップのために導入されています。

マインドフルネスと天台の止観とどう違うのですか、と聞かれたのですが、

基本的には同じ坐禅です。技術的には変わりありません。

ですが、マインドフルネスは天台止観で言う「仮観(けがん)」に分類されます。

仮観とは、一般世間の常識の範囲内の観法というものです。

マインドフルネスでは、リラクゼーション、またお仕事のパフォーマンスを上げたり、健康的に生きるために行う(引用終了)

【止観トレーニング】

 止観トレーニングは 和多志たちの体で一番敏感な手を使って始めます。
手のエネルギー感覚が甦ると 他の身体部分も
運を感じるのが容易になります。
新しい感覚なので 最初は簡単にできませんが ゆっくり、続けて繰り返していると 誰もが
を感じることができます。僅かなの感覚も大切にしてください。
疑ったり否定すれば 
の感覚は無いものになります。

 

 深いリラックス状態は、ストレスを減少させ、血流を増大させ、免疫反応を高め、体と心を統合し、より高次の意識へと超越させてくれる力を持っています。  
緊張がほぐれていて 意識が一点に留まっている状態で 普段使っている感覚とは異なる 新しい感覚が目覚め エネルギーの流れを感じることができます。
外部に向った意識を内部に向け 五感と思考と感情を鎮め 深い集中(トランス状態)を通して氣運を体感することになります。

【 トレーニング方法A】
1)拍手をしたり、手をこすったり振ったりして 手の感覚を目覚めさせます。

2)胡坐姿勢になって身体と心をリラックスさせ、首と肩の力を抜きます。
3)息を深く吸い込んで 吐き出しながら 吐く息とともに身体に残っている緊張
  を緩めていきます。

4)両手をゆっくり胸の前に持ち上げ、掌を合わせます。手から感じられる微妙な
  感覚に集中します。熱感とともに掌の脈を 感じることができます。

5)両手を5~10㎝広げて 意識を手に集中します。肩、腕、手首、手から力を抜き
  ます。両手が浮いているように感じられます。

6)両手をイメージで広げたり近づけたりしながら手に集中します。手と手の間に
  集中してください。「弱くピリピリする感じ」、「磁石のように重く、両掌が引
  っ張られたり、反発したりする感じ」もあります。
  あるいは「手がお湯の中でゆっくり動いているような感じに」なったりします。
  これが
の感じです。

7)手の間の感じがはっきりしてきたら、両掌の間を もっと大きく広げたり狭めた
  りしましょう。

  両手の間が広がっても の感じは消えず、もっと大きくなります。

8)ゆっくり手のひらを上に向けて 膝の上に降ろします。

9)「手のひらを上に向けた両手」にを感じながら 吸う息とともにゆっくり胸
  の高さまで上げます。

10)胸の高さになると手のひらを下に向け、ゆっくりと を感じながら吐く息と
  ともに降ろします。

⒒)自分のペースで繰り返します。

12)脳波がα波になり 身体と心が弛緩して 楽で澄んだ意識の状態になります。

 

【トレーニング法】
胡坐をかいて座り,身体を左右に振って 会陰が床につくようにします。

目を閉じて 頭のてっぺん百会から 宇宙の清いエネルギーが入ってくるのをイメージし 各チャクラを通り 会陰までエネルギーの柱が立つとイメージしてください。
両手をゆっくりと肩の高さに持ち上げます。

 

手の平を向かい合わせましょう。手の平の間は10センチくらいあけます。両手に集中しましょう。指先を感じてみます。

脈打つ感じ、ピリピリする感じなどがあるでしょうか。

その感じを掌全体に広げることができるでしょうか。

掌全体で脈打つ感じ、ピリピリ感、エネルギー感覚が感じられれば、うなずくことで教えてください。

少しの感じでも 感じていると受け取れば その実感は強くなってゆきます。

両手のひらの間を広げたり狭めたりします。
吐く息とともに広げ、吸う息とともに狭めます。

ゆったりと広げ・・・・・・・・ゆっくりと狭めます・・・・・

広げ、狭め、吸って、吐いて・・・・・ 
手の平の感覚に集中しながら自分のペースで続けます。

手の平の間の感覚はあるでしょうか。
まるで磁石のように引っ張られたり、反発する感じ、温かい 感じ、フワフワした感じ、全てエネルギーの感覚です。

和多志たちの体にはいつもエネルギーが流れています。

ただ和多志たちが意識していないだけです。

和多志たちの生命エネルギーを「氣 」と言います。

心を集中すればだれでも運を感じることができます。

エネルギーの集中瞑想は心を集中してエネルギーを感じることにより 考えと感情を止めます。
考えがなくなると脳波は安定し、心が平和になって、脳の集中力が高くなります。

脳波が下がって深い意識になります。

ゆっくりと手を膝の上に降ろし 深く息を吸って吐きます。

 考えと感情が止まることは 左脳が鎮まることを意味します。
止観トレーニングを続けていると 両手を開こうとしなくても両手に意識を集中しているだけで その間に
運が流れ込み、両手を押し広げる感じを味わったりします。運に乗る心地よさをぜひご体験下さい。