【超能力志向のセラピーと自我の崩壊】

割り箸を名刺で切る  スプーンを曲げる そんな体験を謳いにする講座がもてはやされています。

 そんな講座に参加すれば 自分が「潜在意識の信じ込みにどれほど縛られているか」を知るサプライズ体験にはなるでしょう。 

然しそれは「火事場の馬鹿力」体験を見直すだけで十分な気がします。 

 

自我の防衛機制という概念があります。 

http://www.geocities.jp/romiyagi/psyco6.htmlには以下のように紹介されています。

 自我の防衛機制とは、不快な感情、氣持ち、体験を弱めたり避けることによって、心理的に安定した状態を保つために発生する心理的な作用です。 

通常は、無意識のうちに発生します。 

防衛機制自体は、誰にも認められる正常な心理的作用ですが、通常は単独ではなく他のものと関連し合いながら作用します。 

【抑圧(repression)】 不快な氣持ちや考えを、無意識の中に押し込む 

【転移(displacement)、代理】 欲求不満を感じたときに、本来の目標を、無意識のうちに別の目標に置き換える 

【昇華(sublimation)】 性的な感情などを、社会的に有用な活動に転化する 

【補償(compensation)】 劣等感、不満、不快を、別の方法で補うこと 

【退行(regression)】 欲求不満が長く続いく時、年少期、幼児期の考えや行動に後戻りする 

【同一視(identification)、同一化】 優れた人と自分と同一視し、その考え方や行動をまねる。 (=取り入れ、取り込み) 

【否認】 問題に対して、自分の中にそれが存在することを認めない 

【打ち消し】 過去の行為や考えに伴う持ちを、正反対の考えや行為によって取り消そうとする 

【分離(isolation)、知性化】 自分の持ちを直接意識したりせずに、知的認識や論理的思考によってコントロールする 

【逃避(escape)】 不安を感じさせる場面、状況から逃げること。現実逃避 

【反動形成(reaction formation)】 自分の思っていることと反対のことをする 

【投射(projection)】 自分の考えていることを相手におしつけること 

【合理化(rationalization)】 出来なかった事を、正当だと思うこと

 【置き換え、代償】 抑圧された持ちや考えを、別の(正しいと認められた)目標や行動に置き換える 

【分裂(splitting)】 全てを善悪、正誤で割り切って考えてしまうが、しばしばその判断が変わる  

 

自我は現実適応を可能にする力ということもできます。 

受け取りたくない現実が起きたとき 衝動的な欲求から自分を守り 自分自身を維持しようとする心の動きを言います。 

自分を守るための心のからくりですから 一見「誤魔化し」とも受け取れますが不安や不快な分になるのを防ぐ役割を果たします。

 和多志たちの現実には不条理が満ち満ちています。

 しかし 絶対的な不条理は存在し得ません。 

Aさんにとっての道理が Bさんにとっての不条理になることは日常茶飯事です。 

先ずは現実を受け入れることによって、不適切だと感じることを変えてゆく力が養われるのではないでしょうか? 

誰もが自分の立つ大地は安定していて欲しいと思います。 

柱には柱の機能を期待し 壁にはしっかり壁であって欲しいと願います。 

ある意味では 必要があって 集合無意識の信じ込みは保たれていると言えます。 

車や飛行機、船・・自分を守ってくれるはずのいろいろなものが 誰かの働きかけで もろくも崩れ去るという実感を抱けば 現実生活は不安に満ち満ちたものになります。 

統合失調症の人が 「自宅の壁が歪んで見え ホテルでしか休めない」と訴えるケースに触れたりします。

 「山は不動」 「石の土台は崩れ去らない」 ・…学習とは 人類の約束事に順応していくことのようなさえします。

 本来セラピーは 現実不適応症状を改善するための援助だったはずですが このようなサプライズ体験はセラピーの機能とは逆の効果をもたらす感じがします。

 現に参加したことで 精神不安定に陥ったケースに出会ったりします。 

アイディンティティは一旦確立される必要があります。

実存的アイディンティティ(魂意識)はしっかり保たれ、社会的アイディンティティは変容してゆく。

それが心の成長プロセスとして大事になるのではないでしょうか?

【合脳的アプローチ】

願望実現が思わしくないとき、モチベーションを高めることを求められます。

手っ取り早くモティベーションを上げるため、自己啓発セミナーが勧められます。

自己啓発セミナーではテンションや分を高揚させる様々なアプローチがされます。

大音量の音楽を聞かせつつ、いたるところに感情をゆさぶる演出が盛りこまれます。また、激しく体を動かしたり、大声で叫ぶワークなどを取り入れて、参加者の脳内のドパーミンを増やします。ドーパミンは喜びとか快楽を司るホルモンです。

しかし演出が取り去られてしまうとともに、高揚感は消え、ドパーミンは分泌も終わります。

ですからセミナーに参加して、終わったあとモチベーションが下がってしまう人もいます。

こんな人は 日常の現実の世界に戻ってのギャップが大きいので  低いときの自分を責めてしまいます。そうするとますますモチベーションは下がり、時にはうつ状態にさえなることがあります。自己啓発セミナー参加者の自殺さえ問題になりました。

このような人たちにとっては、自己啓発のやり方は、自分に合 っていないやり方だと言えます。逆に言うと自分に合っているやり方があることを知る必要があります。

 

テンションや分を高揚させるアプローチ以外にモチベーションを上げる方法として脳の機能に即した、合脳的アプローチがあります。

例えば 目的を紙に書いていくといいと言われます。脳の働きと、身体、筋肉は密接に関連して いるので、実際に紙に「自分はこういうことを学ぶ」とか、「自分はこういう ことを習得する」ということを書くと、よりトータルに 目的を自覚することになります。(末梢神経と中枢神経の連携)

 

人間は五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)=サブモダリティを通して、外部情報を取り込みます。自分が得意なサブモダリティを知り、うまく活用することも合脳的アプローチと言えます。

NLP・神経言語プログラミングではその人、個人の五感の特徴を代表システムと呼びます。

 

代表システムを知る方法は、目の動きや発する言葉やボディーラングエージ等で知る事が出来ます。

視覚優位の方の特徴は、 目線は上方に向く傾向があり、言語に関しても「~話が見えてこない」など視覚に関する言語表現を用います。

聴覚優位の方の特徴は、 目線は横左右に向く傾向があり、言語に関しても「~ように聞こえる」など聴覚に関する言語表現を用います。

身体感覚優位の方の特徴は、 目線は下方に向く傾向があり、言語に関しても「~のように感じられる」など身体感覚に関する言語表現を用います。

 

目的意識を持つこともモティベーションを高めることになります。

イソップ物語の三人のレンガ職人の話はモティベーションと目的意識の関連を寓話的に伝えます。

 

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ある人が道を歩いていると、一人の男が難しい顔をして、道のわきでレンガを積んでいました。そこで、その人は、男に尋ねました。

「何をやっているのですか?」

「見たらわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ」

男はグチを言いながら、作業を続けていました。

しばらく行くと、別の男がレンガを積んでいたので、同じように尋ねました。

「何をやっているのですか?」

「ここで大きな壁を作っているのさ」

「それは、大変ですね」

「なんてことはないさ。この仕事のおかげで、家族にメシを食わせることができるのさ。だから、大変なことはないよ」

男は仕事に感謝していることをいいながら、一所懸命に作業を続けていました。

さらに行くと、今度は別の男が楽しそうにレンガを積んでいたので、やはり声をかけました。

「何をやっているのですか?」

和多志はここで、歴史に残る立派な大聖堂を作っているのです」

「それは大変ですね」

「そんなことはありません。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うのです。素晴らしいことです」

男は嬉しそうに答えてくれました。

 

三人の男の言葉をどのように受け取りましたか。これは、仕事に対する考え方の違いを分かりやすく説明した寓話で、知っている方もおられると思います。

最初の男は、作業をしています。そして、現状に対する不満をグチっています。毎日同じような作業を続けて、いつも不満にさいなまれています。

二番目の男は、ライスワーク(食べるための仕事)をしています。少なくとも仕事のおかげで家族を養っていけることには感謝していますが、そこには、仕事の目的というものはありません。ただ、与えられた仕事をこなしていくだけです。

三番目の男は、仕事の社会的意義を理解しています。そして、仕事をすることに生きがいを感じています。前のふたりと同じ作業をしているのですが、疲れるどころか、生きがいを感じてやっているので、やりがいを感じています。

仕事の目的を理解しています。社会的な意義も理解しています。なによりも、この仕事に生きがいを感じています。

 

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しかし五感で捉えたすべての情報を 和多志たちの脳は取り込んでいるわけでありません。(意識の傾き)

目的を意識化し、自覚して初めて 目的達成に必要な情報の取り込みは可能となります。

情報を取り込むべきか否かを判断しているのが『RAS(Reticular Activating System=網様体賦活系)』です。

 

 

 

眼に入っても認識できない(見ても見えない)現象を専門用語で『ス コトーマ』「心理的な盲点」と言います。

ストコーマが生まれる要因は

1:知識がない(から見えない)

2:自分にとって重要ではない(から見えない)

願望実現に必要な情報がたとえ周囲に氾濫していたとしても、目的が意識化されていないと情報はただの騒音にすぎなくなります。

潜在意識の情報を書き換えて 目的達成に対するブレーキを外す方法もあります。不合理な信じ込みを特定して、解消することやアファメーションがこれに該当します。脳の統合と言えます。

脳の『シナプス』という神経回路の組み合わせによって、人格は、変化します。人格の語源は仮面、役割。状況、関わる相手によって自分から引き出される役割は変わってきます。

 

人間は、多重人格性

、氣分よく家を出たとします。、満員電 車に乗ったらどんな氣分になりますか?朝は、氣分が良かったとしても。憂鬱な氣持ちになってテンション下がりますよね。足とか踏まれたら、どうですか?最悪な氣持ちになりますね。 これって、その時で、感情 だったりとか、おそらく体の表情とかも違っているはずです。これは、脳科学的 には人格が違うっていうことです。

 

脳は放射思考であることもお忘れなく☆

 

【顕在意識と潜在意識との一致】

 「自分が変われば,世界が変わります。」良く聞く言葉です。この考えだと、和多志が、腹立つ人の為に、セラピーを受けたら、相手が変わるって事ですよね?

半信半疑で、セッション受けたけど、相手は変わらないのです、「『周囲は自分の鏡』が本当なら、和多志が悪いのですね?」そんな声が聞こえてきそうです。

セラピーの世界では「過去と相手と客観的出来事を変えることができない」は鉄則です。変えることができるのは自分だけ。

 

 子ども時代に目の前で 母を交通事故で亡くした40代の男性を知っています。

「母を交通事故でなくする」なんて誰もが起きて欲しくない悲しい出来事です。

それ故に彼は新しい母の愛も拒絶、父も拒絶。閉じこもったままです。

然し「起きて欲しくなかった」とどれほど嘆いても 過去を変えることも 出来事を変えることも彼には不可能です。

 

 では彼の人生は母の死とともに終わってしまうしかないのでしょうか?

新しい母の愛、父の愛を受け入れ、自分らしい人生を取り戻すことは不可能なのでしょうか?

どのようにすれば自分を取り戻すことができるのでしょう?

不慮の事故で愛するものを亡くした人は沢山います。しかしそんな痛みと悲しみが自分を育てるエネルギーに変えられていったケースを和多志は幾例も知っています。

何が違うのでしょう?

 

 考えられるのは 潜在意識に閉じ込められた「母を助けることのできなかった自分への怒り」「母を殺した世界への怒りと拒絶」もしかしたら双方かもしれません。

「かわいそうな自分」という被害者意識に凝り固まって バランスを取り続けてきたのではないでしょうか?

 

 自分の痛みと怒りを観て 手放す勇が必要です。

怒りは二次感情です。

自分が「激しい痛みと嘆き」を瞬時に「怒り」に変え、「絶望」に変え 潜在意識に閉じ込めた事実を観る必要があります。

その時の「激しい痛みと嘆き」を顕在意識に昇らせ 「涙で浄化」する必要があります。

それから自分を許すことが始まります。

自分を許すことが世界を許すことになり 自分と和解することが世界と和解することになり、愛を取り戻すことになるのではないでしょうか?

 

 「自分が変われば世界が変わる」・…世界は自分が引き寄せているもの、自分のエネルギーへの共鳴現象といえるのではないでしょうか?

セラピーは自分のエネルギーを本来の自分に引きもどす働きとも言えます。

 

 和多志たちは人の目、世間の目をにし、いつの間にか「人によく思われたい自分」「こう見せたい自分」など、自分を作って生きていることが往々にしてあります。

ひと頃不登校が大きな問題となり「良い子が危ない」と言われました。

良い子とは周りの大人にとって都合の良い子だからです。

アドラーの語る「嫌われる勇」も大事ですね。

 

自己肯定感と自己効力感が大事だと和多志は習いました。

セルフエスティームが世界を愛するベースだと和多志は思っています。

 

 潜在意識の浄化がキーではないでしょうか?

和多志は 潜在意識の浄化を『我』を無くし真我を得られることではないかと考えています。個人的無意識の浄化とも言えます。

ゼロフィールドということでしょうか?

ゼロポイントフィールドと空の関連性は否定できないのではと考えてます。空は悟りの境地ですから。

 ゼロはエネルギー的にはプラス・マイナスの無限の可能性を含んでいますね。悟りを差取りと置き換えたとき、吾の心がゼロ、あるいは無限と一つである、吾であり宇宙である(粒子であり、波動である)実感となるのではないでしょうか?

梵我一如でしようか?

 

【潜在意識は思考を現実化させる】

 和多志たちは過去の経験から色々な信じ込み(思い込み)を持ちます。信じ込みは自分の潜在意識に貯えられた常識や記憶から成り立っています。それが、信念を形成し、信念という色眼鏡で、未来を制限し、縛ります。その色眼鏡は「未知」さえも 「慣れ親しんだ景色」に変え「安全感の代価」に「わくわくする冒険心」を払わせます。

 

 人は脳を3%、多くても5%しか使わないで世を去ると言われます。

眠っている脳・潜在意識を活用できれば、どれほどパワフルな人生を歩むことができることでしょう!!

 

  余りにも自分自身の根底の部分で 不安や恐怖心が動くことに関しては、色々考えてしまいます。過去の経験で辛い目にあったとか、同じようなタイプの人が大変そうだから自分もそうなるのではないか?とか!!

……誰だって毎日、毎時、瞬間瞬間生まれ変わっているのに!!

誰もが以前のままの自分、過去の枠組みの自分ではないのに!!

今、ここでの出会いを損なってしまいます。

 

過去にどうあったかよりも、これからどうするかを観るだけでいいのではないでしょうか?過去の記憶を手放すことこそ色眼鏡を外す近道です。

 

 だけど どうすれば色眼鏡を外して「観る」ことができるのでしょう?

あるがままを観るにはどうすればいいのでしょう?

 

いいことだとか、悪いことだとか、損だとか、得だとか、善だとか、悪だとか あらゆる評価をしないでただ観る。

 

このことが起こったのは何故なのだろう?どうして今起こっているのだろう?

何を観るためだろう?何を学ぶ必要があるのだろう?どんなメリットがあるのだろう?和多志の持つ色眼鏡はどんなメガネ??などなど…色々な視点から。

 

それができるようになると 思考を止めるとことにより直観力を開放する醍醐味を味わうことができるのではないでしょうか? 

 

 成長とは死と再生の繰り返しです。

胎児に死に乳児として甦る。乳児に死に幼児として蘇る・・・・

「和多志たちは日々新た。」

 和多志たちの肉体は一瞬ごとに代謝し続け 死の瞬間まで変化し続けます。

 

なのに 同じ病を繰り返したり、ネガティブな習慣から自由になれないのは何故でしょう?

 

「今ある現実は自分が創り出している」と言われます。

 

現実が自分の願いに反しているとき 潜在意識に顕在意識の願いに反する

別の願いがあると考えます。自分で考えたように、思考したように、人生は動いてゆくからです。 

 

 あなたがもし顕在意識でそのことを承認しがたいと感じるのであれば

「本来の自分をブロックする思考パターン、信じ込み」が潜在意識で働いていると言えます。

 

 潜在意識には顕在意識では認めがたい様々な思考パターンが 取り込まれています。そして和多志たちは信じ込み通りに生きようとします!! 

 

 あなたの外なる世界を作っているのは、あなたの内なる世界、あなたの考え、感情、想像、そして何よりも強力な潜在意識であると言う事実です。

 

 ナポレオン・ヒルを始め、ジョセフ・マーフィーや、多くの成功哲学研究家達、心理学者たちが「潜在意識の強大な力を、上手に活用することが必要だ」と言っています。そして、潜在意識の強大な力をポジティブに引き出すためには、「前向き・肯定的な考え方」をする必要があると語ります。

 

 しかし潜在意識に刷り込まれたネガティブな思考パターンがあれば「前向き・肯定的な考え方」はできません。

 

 頑張って「前向き・肯定的な考え方」をしようとすれば、ちょうど車のアクセルとブレーキを同時に踏むような現象に陥ります。

 頑張れば頑張るほど顕在意識のパワーをはるかに超える潜在意識に打ち勝つことはできない挫折感に陥り 無氣力、鬱になてしまいます。

 

まじめな方ほど鬱病になりやすいと言われる所以ですね。

 

 まず潜在意識に眠るネガティブな信じ込みを無に戻し ポジティブな考えを注入する必要があります。言葉を換えれば潜在意識の書き換えが必要だと言えます。

【潜在意識の解放】

 繰り返しますが、願いが叶わないとき、あるいは 自分で問題行動、好ましくない症状をもてあますとき その裏には潜在意識の肯定的な意図(顕在意識に反する願い)があると考えます。

 例えばストレスで頭が痛くなるとします。この場合 頭痛は症状であり、ストレス反応です。受けとりたくないことへのサインともいえます。

 しかしサインを無視して 対症療法的に鎮痛剤を飲んで 頭痛を抑えると ストレス反応はもっと強烈な形で出てきます。サインを受け取り対応するまで 頭痛に悩まされることになります。潜在意識に耳を傾けることはとても大切です。

 和多志は「努力しても願いがかなわない場合は潜在意識に そうなりたくない何かの情報が眠っている」と考えます。
         

 うつ病で仕事に付けなかった男性が 医師に回復宣言をされたため 電氣ノコで自分の太腿を切断したという酷いニュースを読みました。

医師は仕事に行きたくない「彼の潜在意識の意図」を見る必要がありました。

 

 教育委員会で電話相談をしている友人から(「虐待を受けている小学生」からの電話を受け)その子の母親をなじる言葉を聞きました。

その子は「母から電話をするように」言われて、かけてきたということです。

「僕は殺されるかもしれない」「僕が電話をすればお母さんは 警察に捕まるという」「隣でお母さんが『自分の悪いことも言いなさい』と叱る」    etc. 

 子どもの話を聞きながら 友人は電話口の隣にいて 子どもに指示をする母親への怒りを抱いた旨を語ります。

「母親の氣 が知れない!」との言葉に「和多志には母親の氣持ちが痛いほど解る」と言ってしまいました。

 相談員であれば 愛したくても愛せない潜在意識のブレーキを 受け止める必要があります。

 

 未熟児で産んだから、流産したから、病弱で産んだから.........

それだけで自分を責め、育児が必要な他の子どもたちをネグレクトするケースを沢山知っています。

 

 自分は幸せになっちゃいけない 自分にはその資格はないと思い続けた信念を手放す必要があります。

 

 不適応症状に捕らわれないで、「不適応症状を起こさずにおれない 潜在意識の意図」を観る目を養っていただきたいと願います。 

症状はサインかもしれません。

【潜在意識の書き換え】

 ジョセフ・マーフィーと言う名前は知らなくても、マーフィーの法則と言うのは聞いたことがありませんか?

ジョセフ・マーフィー博士は教育者、講演者として世界的に知られた方です。

 

「眠りながら成功する―自己暗示と潜在意識の活用 」 から潜在意識の書き換えポイントをご紹介します。

 

1,眠りながら成功する

 その意味は「特別無条件同化暗示感受習性」の活用です。

人が眠りにつくときは 顕在意識が鎮静化した状態 になっています。

しかし潜在意識は眠ることがありません。睡眠中も肉体は活動を続けます。

夢を見たりもしますね。

 

2,視覚化テクニック

 それが今、実際に起きているかのように、心の中で視覚化する、直接見ることのできない事柄や現象、関係性などをイメージすることをいいます。イメージするだけでなく、画像、図表、データなどとして可視化することを言う場合もあります。英語では “visualization”です。

 ビジュアライゼーションを行うことで想像力を上げることができるといわれており、また、その力が強くなればなるほど、”本来は見えない”深い部分まで可視化することができるといえます。

自分自身の願望や目標などを頭の中でイメージすることは、すでにビジュアライゼーションと言えますが イメージすることとビジュアライゼーションには以下のような違いがあります。

 

 イメージするとは、形や状況を映像で思い浮かべることですが、ビジュアライズするとは、映像を思い描き、それが自分に起こっているかのようにリアルに感じることです。未来にこうなる!ではなくて、もう自分はなっているという感覚です。

 以下に紹介した「願いの実現ワーク」の ② ③ はビジュアライズするための問いかけになっています。

 

 

3,終了テクニック

 終了テクニックは、もしもあなたが、今 望まない状態にあるのならば、その状態が終わることをイメージして終わらせると言うテクニックです。

とてもシンプルで素朴なテクニックですが、心が終わらせることを決め宣言(マニフェスト)する。

そのシンプルかつ強力な力に驚くはずです。

 

4,感謝法

 これは、先に感謝をすることで願いを叶える方法です。

予祝・前祝いの法です。→ソリューションフォーカストアプローチともいえます。

 

 テクニック3と4には「願いの実現ワーク」の手法を援用することをお勧めします。

3の願いは「望まない状態が終わった自分」(現在のフィールド)

4は願いが「かなった自分」を置くとよいのではないでしょうか?(ゴール(目的
 達成点)のフィールド)

 

【願いの実現ワーク】

ワークの流れ
 ①ワークの準備
 「現在」「目的達成を阻むハードル」「ゴール(目的達成点)」の3枚の
 フィールド(「現在」「目的達成を阻むハードル」「ゴール(目的達成点)」と記
 した紙)を用意し順に並べます。(脳内タイムラインを直線にイメージするため
 です。脳には実体験もイメージ体験も同じ作用をします。)

 ②現在のフィールドで自分に以下のように尋ねます。
  「願いが叶うと 日常生活にどんな変化が起こりますか?」
  「願いが叶うと ライフスタイルにどんな変化が起こりますか?」
  「願いが叶うと 人間関係にどんな変化が起こりますか?」
  「その願いにどんな意味と価値がありますか?」
  「願いが叶った自分をイメージできますか?」
  「どんな氣分ですか?」 

 ③ゴールのフィールドまで一氣に進み 願いが叶った状況を実体験のように
  イメージ化した後、以下のように尋ねます。
  「体の感覚はどうですか?」
  「周りの人はどんな目で見ていますか?」
  「あなたに対してどんな評価の声が聞こえますか?」

 ④ゴールのフィールドで後ろを振り向いて 尋ねます。
  「願いが叶うことを妨げているものは何ですか?」
  「今の状態にどんな利点がありますか?」
  「なにがあると 壁を越えることができますか?」
  「具体的に何をする必要がありますか?」
  「できることは何ですか?

 

願いの実現ワークをミクシィで紹介したときのコメントのやり取りです。

お話はよくわかります
今和多志達の願いがかなった状態なのになかなかそれに氣付けないということだと思います。
叶っていないから「願い」を持ち、願っている自分が実現されてしまうのですね(*^_^*)
当然といえば当然の話しですよね(*^_^*)
 
コメントありがとうございます。自分の意思が現実を作り出していることを受け入れると 楽になりますよね。
 
願いや祈りの顕在化って難しいですよね 例えば宝くじを買って3億円が当選してほしいと誰もが願うわけですが その反面やっぱり当たらないだろうなぁとの潜在意識が同時にあったりするわけです。
そうすると 顕在化したいことの願いがここで潜在している否定的意識がこの願いを払拭してしまうんですね 実はこの潜在している意識が人間の場合強力に深い意識から浅い意識を占領してしまうんですね。だから宝くじに当選したいというのは意識化した言語的な思いの中で願ってしまってます そうすると人は無意識のうちに所有している深いレベルにある潜在した意識に負けてしまうのだろうと思考します。
何かしら行動している時に 自分の意識を客観的に入ればそのいろんな無意識の意識を発見できると思います。例えは悪かったですが 意識をその想念 そういう想いの中でひとつに帰趨できれば 相対世界で怖れるものはなにもなくなるかも知れないですね!!
 
コメントありがとうございます。自分が深い意識までひとつになれると素晴らしいですね。
潜在能力と潜在意識については~若き日に起業する際に、最初に学ばせて頂きまして…今に完全なる活かさせてもらってますコレは本当に大事ですし大切です

いつもありがとうございます。あ~ちゃん∞さんのような先輩に指導して頂けたら 内に眠っているリソースが 豊かに息吹くことができるでしょうね。
 
おはようございます朝から勉強させて頂きました☆以前高校の先生にも同じような話しをしてもらった時に、もの凄く感銘を受けました!!その話は叶わないものは無いっていう内容でした。パラドックスみたいで興味深かったです。ふと思ったのですが…潜在的ブレーキがかかっていてもアクセル(願い)の方が強ければ少しずつでも前に進みますか??
潜在意識の力は顕在意識の力の90倍~9,000倍(倍数は潜在意識を 普遍的無意識のどこまでを含めるかによると思います。)と言われ 圧倒的に潜在意識の力が強いです。真面目に願いを叶えようと努力すればするほど 挫折感が強くなり自己嫌悪、自責の念、行き詰まれば自殺にまで至ると言われます。
潜在意識の意図(願い)を知ることが大切だと思います。
次の日記に 顕在意識の願いの裏に隠されている潜在意識の可能性を記しますので 読んでいただけると幸いです。
 

次の日記:願いがかなわないときの潜在意識の意図を探る

願いが叶わないとき、あるいは 自分で問題行動、好ましくない症状をもてあますとき その裏には潜在意識の肯定的な意図(顕在意識に反する願い)があると考えます。
例えばストレスで頭が痛くなるとします。
この場合 頭痛は ストレス反応、受けとりたくないことへのサインです。
しかしサインを無視して 対症療法的に 鎮痛剤を飲んで 頭痛を抑えると
ストレス反応はもっと強烈な形で出てきます。

サインを受け取り対応するまで 頭痛に悩まされることになります。
潜在意識に耳を傾けることはとても大切です。
願いがかなわないときの 顕在意識の裏に隠された潜在意識の可能性を探ってみます。

【さな交通事故を繰り返す裏に隠された潜在意識の願い(例)】
*トラブルが起きた時の緊張感、充実感が欲しい(それが生きている実感)
*注目されたい,かまって欲しい
*「交通事故を起こしたという小さな罪悪感」の下にある大きな罪悪感を見 ない(自己処罰のこともある)
*大きい失敗をしない
*罪悪感なしに新車が買える
*信じ込みを確認(「やっぱり私は駄目」と思った時の安心感。
 人生脚本の強化)
*人に期待されなくなる(やりたいことができる):小さなミスを繰り返す と周りの人たちは愛想を尽かしたり、毎度のことで誰も心配しなくなりま す。これはマイナスのことであり、プラスのことです。
 なぜなら 人に期待されなくなると責任がかからなくなります。
 趣味、やりたいことなどコミットしているものがあれば そのための時間が取れます。自分の世界が大事にできます。

【いじめが止められない】
*自分の存在をアピールしたい
*自分がいじめられないため(先手必勝)
*自分への怒りを外に向ける(自分の問題を外に観る)
*ストレスの発散(サウンドバック)
*プラスのストロークを使えない(マイナスのストロークで人と関わる)
*自分の強さを誇示したい(ドメスティックバイオレンス)

コメントのやり取り

 
なるほど~ありますね、潜在意識ってのは使い方によっては凄い力の後押しになりますが…その対もあるわけですよね、この手は結構学ばせてもらいました


潜在意識を見ると人を理解しやすくなり 自分への力みが消え楽になりますよね

 

顕在意識の発露(*^_^*)

 

潜在意識の発露が現実かもしれませんね

うん、よく話し合っておかないと厄介な事になりますよね~あせあせ(飛び散る汗) 潜在意識はキチンと相手しないと、痛い目に遭うとです
 
おっしゃるとおりだと思います。自己一致しないで遮二無二頑張ると辛いことになりますよね。

参考になります。感謝クローバー
なるほどそのとおりですね。
潜在意識には具体的にはどう耳を傾けたらいいですかね。

一般的には リラックスして 脳波がアルファー波、シーター派になったとき 潜在意識にアクセスしやすいといいます。日常的には 瞑想や、身体の感覚、夢、イメージ、アートなどを通して直感的に 聞くことが多いです。
エネルギー感覚、ハートの感覚(魂感覚)として仏像や、大地や音、光、波動などにシンクロして 何かを聴くこともあります。
内側に集中して視界が閉じると 魂からのメッセージを聴いたりします。
直感や身体の感覚を見過ごしにしないといいのではないでしょうか。

イメージが少しわきましたありがとうございます。

夢で潜在意識がでる事もあります
 
おっしゃるとおりです。
夢日記をつけて くり返し見る夢、氣
になる夢のメッセージを聴いたりしますね。
 
はぁーー、おもしろい(^^)!
和多志
はもっとこう・・・感情の根底が出てくるというか、底辺にある(と思ってる)シンプルな感情がでてきます。
だいたいは子どものような感情です。
潜在意識を言葉にするとなかなかおもしろいですねぇ。。!


あまり抑圧されることがないのかもしれませんね。
 
勉強になりました。

 

ちょうど知りたいことが書かれていてびっくりです!ありがとうございます揺れるハート

昇龍です。心。過酷な状況での救援活動、人を思いやり氣遣う優しさ、尊い美しいものを感じます。
戦後の偽りの歴史、日本人の真実の姿を世界にも示すことができた。

 

年功序列型、なーなーの風土は ある意味で和をもって貴しとする あり方に通じているのかもしれませんね。  

有難うございます。和多志も阪神淡路大震災の被災者です。
こんな痛みの中から和多志たちは何を学べばいいのでしょう?

 

被災で一番大変なときに 助けになったのは 夫の会社からの援助でした。その時はクリスチャンでしたが 教会の奉仕活動は後手後手でした。タスクに対して余りにも弱い推進力を見てしまいました。

霊現象の中で死の淵、虚無の淵を歩みながら なんども無になることを和多志は願い続けました。
一方 ただ愛犬らんの「自然のままの愛らしさ」を見るだけで 笑いが生まれ「存在そのものを寿ぐ姿」に癒されても来ました。
起きて欲しくない 様々なことに「然り」を言える勇氣を培いたいものです。

 

潜在意識の書き換え例

インナーチャイルド

 潜在意識にはインナーチャイルド成長過程で傷つき癒やされないままになっている心の中の自分)が眠っています。以下は和多志の出会った事例です。
 

 50代の男性。人あたりがよく、いつも笑顔。社会的にも多くの評価を得てきた彼が不全感に苦しみ 心が空っぽだと嘆きます。彼のコミュニケーションの仕方は 即応答。講演を聴くときも 見事に反応します。

しかも カウンセリング技術で言う いわゆる「オウム返し(照り返し)」を駆使します。  

相槌も上手にしまくり!! 

相手の話の内容を素早く掴み 応答してしまうので 演者の方が話の腰をおられてしまいかねない有様です。  

 たまりかねて「会話はよく キャッチボールに例えられますね。〇〇さんの話し方は ピンポンのように感じてしまいます。」

「自分の言ったことが跳ね返されて帰ってくると受け止められた感じになれません。」「心のエネルギーが外にばかり向いて 自分の内側に無関心な感じがしてしまいます。」「不登校が問題視された頃いい子が危ないと言われました。

良い子とは 周りの大人にとって都合のいい子を指すからですね。自分を生きることを諦めた子かもしれません。」「○○さんにそんないい子を感じてしまいます。」と伝えました。  

 彼は涙ぐみ「幼い時から 大人の評価を受けることばかり 頑張ってきたこと『90点取れば なぜ100点取れなかったか?』と叱責され、頑張って頑張って生きるしかなかったこと、など、生育歴にまで 話が及んでしまいました。

子どもは親から自分が愛してもらえない、認めてもらえないのは自分がダメな子だからと勝手に思ってしまいます。

 

 30代の女性A.さん。長い間、母親の期待に応え、母親を慰める役をやってきました。彼女が高校1年生のときに両親は離婚し、それから母親との二人暮らしが始まりました。母親は、「あなたが幸せになるためだったら、お母さんはいくらでも頑張るからね」とも言うようになりました。 

 母親の期待が重くて、何度か反抗しましたが、、口論の後、母親は涙を浮かべながら、「お母さんはあなたの幸せのために自分の人生をささげてきたのに、あなたはお母さんを見捨てるの?あまりに恩知らずじゃないの?お母さんのこれまでの人生はなんだったの?」とさえいいます。

「離婚してからの母は、経済的な不安を抱えながらも働い和多志養ってくれていたので、そんな母を悲しませてはいけないといちを振り払うことができませんでした。」とAさんは話します。

アダルトチルドレンとして生き 母に取り込まれ、操られてきた自分を許し、慈しむにはどうすればよいのでしょう?

  

 東京で生まれたBさんは三歳の時に宮城県に疎開、終戦後も宮城県にとどまり、ミッションスクールに学びます。

彼は勉強に運動にと一生懸命励み、常に学校では中心的存在でした。

しかし、Bさんの心はいつも寂しく、虚ろだったと言います。

人生に失望していたのだとBさんは言うのです。

 不仲だった両親は喧嘩が絶えず、幼いBさんの目の前で毎日のように怒鳴り合っていたといいます。

「あなたの父さんと見合い結婚したけど、すぐに愛想がつきて離婚しようと思ったのに、あなたがお腹にいたせいで離婚できなかったのよ!」母親の心無い言葉に、自分はこの世に生まれてくるべき人間ではなかったのだと思うようになりました。

哀しみはそればかりではなく、13歳の時、祖母と二人きりの夜に隣の部屋で祖母が首を吊って死に、それからほどなく、祖父も自殺してしまったのです。

Bさんは表面では快活な優等生を演じながら、心の中の強烈な虚無感に苛まれる青春時代を送ることになりました。

こんな傷ついたままの自分(インナーチャイルド)はどのように癒されるのでしょう?

セッション体験者の声 

*京都在住・30代女性・ヒーラー・主訴:モヤモヤ感が晴れない

 自分のモヤモヤ感は亡母との未処理な関係から来ていると思い 色々ななセラピーを渡り歩いて みなみ心理健康オフィスに巡り合う。

箱庭を置いてみたいという希望。

セッションルームに入ったとたん パーツが置いてある棚の上に(目立たなく)置かれた 大きなイルカ二つを 手に取る。

「パーツが呼ぶ」という実感。

「ひと頃イルカが好きで イルカグッズを集めていた。」「あるところで『今生はイルカの生』だと言われたがよく解らなかった」など語る。

 二人でイルカのイメージを明確にする。

そのイメージは「たくさんで群れて、人懐っこく、優しく従順、何よりも自由」。

「もしかしたらそんな自分で在れるとき モヤモヤ感が晴れるのかも?」とのコメントに大納得。

 そんな自分を回復するためのメッセージを聴く意図を持って箱庭を再度創る。

姪の「マヤちゃん」との過去世絡みの関係まで明確になり 自分の服飾デザイナーとしての自己実現が 本来の自分を取り戻す道だと自覚。

「どういう風に自分と向き合って行けばいいのか、道筋を立てることができました!自分の良いところを伸ばしながら、明るく前向きに生きるための大きな一歩を踏み出します.」

「帰る時は、来たときよりもなんだか心も身体もすっきり♪

もやもやしていたことに答えを見つけられ、過去と現在が繋がった感覚を覚えました。」という感想をいただきました。 

 

 

*東京在住・40代女性・大塚家具課長・主訴:離婚を繰り返す

 友人の紹介。過去世を観たいという希望。

筋肉反射テストで 必要な情報を観るためのレディネスを確認。箱庭を置いてもらう。先ず置いたのが王の墓。 場面は 来客のもてなし。異常に大きな魚が置かれたのが印象的。

「自分が調理したものが ツタンカーメン王の死を招いたと謗られ、愛子と無理心中した」という記憶が蘇る。

「もしかしたらその子が今の娘ではないか?娘とは手をつなぐこともできない」と語る。「何世代も自分を罰し続けてきた」ことも明確に思い出す。

しかし箱庭を通してのメッセージをもう一度見ると「来客は毒を持った刺客」であったことが判る。

 深い意識では 見て知った情報も 刺客の陥れ行為によって 打ち消され 「王を殺した妾」という汚名のもとに何世代も自責の念によって 苦しみ続けた女性の解放が起きた。「先ず娘を抱きしめてあげたい!」ということでした。

 

*大阪在住・50代男性・失業を機に セッション依頼

 彼の潜在意識に隠されていたベースの信じ込みは「成功すると死ぬ」でした。

筋反射でこの思考パターンが特定されると みるみる様々なことが繋がりました。

「どんな仕事についても 上司とぶつからずにおれない」こと

「妻にも愛と憎しみの相反する氣持ちを抱き続ける」こと

「成功しそうになると体調不良になる」こと

「敬愛する人から電話をもらうと嘔吐がし、即、切ってしまい倒れ込んだ」ことetc. 

しかもそのパターンは思春期からあったことなど。

 ワーナー、和尚などに傾倒し、英文原書も自分で訳しながら学び続けた有能な彼も、自分の力だけでは潜在意識の絡繰に氣付けませんでした。

 彼の思考パターンは旧約聖書でよく知られるヨセフ時代に(彼の過去世)身につけたようです。

 エジプトを飢饉から救うことになったヨセフは イスラエルの族長 ヤコブの 寵愛を受けて育ちました。

 それゆえに傲慢な少年になり、兄達の怒りを買い、エジプトに奴隷として売られる憂き目に会いました。

「父の寵愛を受ける」とは まさに最高の成功体験でした。

その得意さの絶頂から 奴隷として売られるという絶望の谷底に突き落とされた彼は「成功してはならない!」という 強力な 信じ込み(カルマ)を 持ってしまいました。

 筋肉反射テスト(バイオフィードバック)を使って 潜在意識の情報を言語化すると 顕在意識でその情報が事実だという実感が持てます。

潜在意識と顕在意識の統合が起きるわけです。

その上で エネルギーワークを用いて それにまつわるエネルギーを光に戻し 適切な思考パターンに置き換える働きかけをします。根底から大きな変容が彼に訪れました。


 名古屋在住・40代女性・医学部学生(社会人入学)3児の母親
  主訴:卒業が危ぶまれることへの不安
 卒業前の秋にセッション依頼がありました。卒業が危ぶまれることへの不安でした。医学部に入学して10年、試験前になると緊張し、アルコールなしではおれないこと、身体はがちがちに凝り固まり、うつ病さえ発病したこと 進級できなくて留年した時、学費のために腎臓を売りたいと思ったが、認められず、キャバクラに応募しましたが、門前払いされ、綱渡りのように学費を工面してきたこと しかも医療スタッフは、真っ赤なおしっこがでるくらい、働くことが大事だとかたります。

 なぜここまで 強迫観念的に医者になろうとするのでしょう?
セッションで知る必要のある過去世として明らかになったことは 投薬ミスで 相手を死に至らしめたことでした。
自分を罰し、世界に謝り続けることを自分に課していたのです。
 自分を責め続けてきたことを手放し、苦しみ続けた自分をねぎらい、自分への愛を取り戻すセッションとなりました。
次の年、卒業という難関を終え 医者としての道を歩み始めることができました。
          
 伊丹在住・20代女性・パターンデザイナー・主訴:職場の人間関係(仕事を辞めたい)
 父・転職を繰り返す。母・腎臓病、介護を受けている。
独り子で 父母の離婚を食い止めてきた「かすがい的役割」(アダルトチルドレンの問題)。何度かの箱庭セッションの後 「三本の木のワーク」をする。
    
 現在の自分を表す木は「根元から折れた木」、理想の自分を表す木は「幹がしっかり。小鳥が遊び。実がたわわに実る木」
 二本の木を融合させ(NLP)実現可能な理想の木をイメージ。「折れた木から新芽が伸びる木」が描かれる。今の職場でやって行ける実感を取り戻す。 

 

 以下は手記です。

 

故郷への嫌悪感
 和多志は育った街が大嫌いで、その地にいることに息苦しさを感じて、ずっとその土地から離れる意識をもって10代、20代と生きてきました。
進学も就職も故郷と関わらないようにと他府県へと求めましたが、そのたびに自分の仕事の担当先が我が故郷だったり、結婚相手も他府県の方を意識して選んだにも関わらず、氣が付くと彼は和多志の故郷での駐在を命じられ、そして脱サラし、その地での自営業をはじめ、結局のところ和多志は生まれ故郷で家をかまえることになりました。
 何かとこの嫌いな地へと引き戻される運命を歩んでいるようで、これは何なのか?と思い、セッションを受けることにしました。
 まず、「故郷が嫌いだ」と思うと、すべての恵みすら遮断してしまい、エネルギーが流れないとセラピストさんに言われました。
 ではなぜ嫌いなのか?を和多志の潜在意識に触れてもらうことにしました。 
すると、和多志の過去世はどうやら、その土地の神官であったこと。でも時代の変わり目か、何かで何者かに襲われたか、民衆に迫害されたつらい経験があるとのこと。
 伝えきれなかった想いを遺してこの世を去らざるを得なかったと言われた時、なぜか身体がこわばり、涙がこぼれてきました。
 時代は変わり、形を変えて、過去世で思い残したことをしていくことが、今自分に課せられた使命であると言われ、まずはその土地と向き合うこと。古い町の歴史を紐解き、知り得た知識を、その地に暮らす人と分かちあい、共有し、後世に伝えていくこと。実はそうすることが、ほんとうは好きなのではないでしょうか?とセラピストさんに言われました。 
そういえば、今、現在 伝承されている歴史は果たしてどうなのだろうか?とか、
 生まれ育った地の歴史を探究することが好きであったり、思い当たる節がいくつかありました。  

 前世や来世とか、人は記憶を失ってこの世にまた生まれてくるという思想を信じるとするならば、そのかすかな記憶に寄り添って生きるのもひとつなのかもしれない。 
  
 セッション前に「言いたいことが言えないというのがあなたの課題としてあるみたいよ」。と言われたのですが、幼少期から自分のほんとうの想い伝わらず、伝えられずの自分が事実、いたりして呼吸器系や喉が弱い自分がいました。 
セッションを受けてみて、モヤモヤしていたものがクリアになった氣がします。


 シューマン派ヒーリングセッションを受けての感想 3児の母親
 「今、何か氣がかりなこと、ストレスを抱えていることはありますか?」  
この質問から始まったセッションでしたが、常々、ポジティブ思考な和多志でしたので、一瞬、何がストレスなのか?ということを実は数分考えていました。

 ただ、何かにつけてイライラすることが多く、そのたびに持病のアトピーが痒みを帯びてくることが少し氣になっていましたので、イライラの要因を紐解く形でセッションははじまりました。 
 その中でも家の中がいつも片付かないことにストレスを感じているようでした。
いつもリビングに散らかっている子どもたちの所持品を観るたびにうんざりし、 子どもの顔をみるたび開口一番「片付けなさい!なんど、同じことを言えばわかるの!」とひたすら憤り吠える自分がいました。

 物質的に片付かない、まとまらないということは、自分の心の中もごちゃごちゃと整理がつかないということもあるとのことで、そのあたりをフォーカスしていただきました。 
 すると、おもしろいことに子どもとの関係性を問われました ちなみに子育ては楽しくやっているつもりの和多志だったので、まさか!という感じでした。
 
 和多志の潜在意識をセラピストのみなみさんにダウンロードしていただいたところ、どうやら和多志はかなり献身的に子どもに仕えているらしく、3人3様、どうしたらそれぞれの才能や、個性を引き出せるか、その為にどう子どもたちをマネージメントしていくか、などなど常々チェックし、試行錯誤しているようでした。
 それが子どもに対する「愛情」だと信じて、つねに子どものことを氣にかけて補佐している自分がいるようです。  

 では、なぜ、そのような思考回路に至ったのか。過去世をダウンロードしてもらいました。  
 すると、どうやら子どもを餓えで亡くしているらしく、今世、そうならないための責任を果たそうと必死な自分が無意識ながらもいるようです。  
 さらに献身的に誰かに尽くすのが「女性」だと思い込んでいる節があるようで、「もしかして、女性であることがつらいのでは?」と 問われ、まさにビンゴ。
  
 もの心ついた頃から女であることに嫌悪感を抱き、理由はよくわからないまま、とにかく女性ということがとりわけ社会的に嫌で、よく「男性はいいよね」などと口にしていたのは事実でした。 

 そうなってくると、本来の自分はどうなのか?を知りたくなります。 
 つづいて和多志の意識をダウンロードしていただいたところ、本来の和多志はそういう生き方を望んでいないと心が叫び、その叫びは身体的痒みとして アトピーとなってあらわれているのかもしれない様子でした。
 
 ちなみにアトピーは出産後発症し、育児がスタートした時からでした。
こういうことを書くと、子どもたちが「自分たちが生まれたことが母を苦しめているのではないか」という思考を持つのではないか?と心配もよぎりましたが、ほんとうの自分を騙すことは、偽善であり、子どものためという思い込みは「母なる愛」ではないということがわかってきます。 
 子どもや家族をどこかで信用していないから、補佐し、尽くし、疲れ果てる自分が今の和多志の思考回路にあったようです。
  
 この意識を外してもらい、ありのままの自分でもって、子どもに接するというエネルギーをセラピストにチャージしてもらいました。

 不思議と汗が出てきて、丹田あたりが重く感じましたが、何か根が生えるというか、居座る感じがしました。
 その後、目がすっきりしてくるのがわかります。ありのままの自分を受け入れると、ありのままの子どもたちを素直に受け入れていける。わざわざ、個々に目をみはらなくても。心の整理がついたところで、セッションは終了しました。  

 その日、帰宅すると雑然とした、いつもの我が家はありましたが、普段なかなか悩み事をうちあけない長女が「お母さん、今日なぁ嫌なことあってん」と話しかけてきました。
 いつもならば、その悩み事に対して、こうだ、あぁだと余計なアドバイスをして彼女の思考回路すらコーディネートし、結局、娘とバトルしてしまう和多志でしたが、今日はただ彼女の声に耳を傾けるだけの自分がいました。

 長女もそれでスッキリしたのか、話すだけ話して落ち着いた様子。

 自分の心すら見失うほど日常に追われて、和多志は「親業何年目」なんて言葉をよく使っていましたが、親子の愛は「業」ではないのかなとようやく思えてきました。

 自分をいま一度、見つめなおすいい機会であったのは事実です。
痒みもあれからおこっていないのと、物質的に片付かなかったリビングもありのままの状況をいったん受け止めると、子どもたちも所持品を散在させることが少なくなってきているのが おもしろいところです。  

  東京在住・40代女性・ヨガインストラクター・乳癌を繰り返す  

 今まで、和多志は自分を大事にしてきませんでした。自分の本当の氣持ちを無視して生きてきた感じです。
 和多志は自分の喜ぶことより、周りの人が喜ぶことを優先して皆から認められてきました。親の顔色を見ながら、親が機嫌が良くなること、望むことを読みとって行動し、いつも褒められていました。
 頑張っても、頑張っても頑張り足りない氣がして 自分を駆り立て続けました。  
 そんな自分を「よく頑張ってきたね!」と赦し慈しむことができました。
 ようやく本当の自分を 大事にできる氣がします。   
 癌手術は受けることにしますが二度と再発しない氣がします。
 
  京都在住・30代女性・アロマセラピスト・主訴:転職するか否か
 箱庭セッションは 「パーツに(自分を使ってと)呼ばれる」体験です。
 ピッタとくるものを砂箱に置くと 鳥肌が立つ感じ。
 箱庭表現の意味を「筋肉反射テスト」を使って 言葉にされると 一挙にいろいろ  なことが繋がり モヤモヤが吹き飛んでしまいました。
「表情が変わったよ」と言われ、鏡を見ると 瞳がキラキラ輝いている自分が映し
 出されました。
 仕事も辞め「これからどうしていいかわからない」思いも消え 次のステップが
 明らかになりました。