29小節の挽歌     作詞・作曲:上田成幸

 

どんなに呼んでも とどかぬ昔へ

もう遅いと知りながら 口ずさむ挽歌

追いつめてつかみきれず 死なせた幸せ

立ちつくすだけの 二人に出来たことは

せめてさよならに 愛を込めて泣いて

想いでとぼとぼ すまなさばかりで

ただ寒々時をうつ 夜更けが背中で・・・

 

悲しみきざみの 煙草の辛さに

もう夜明けとほぞを噛む 空箱をふやす

冷えた唇にのせる つぶやきはひとつ

俺だけのために 生まれてくれた人へ

たとへ浅くとも 冬よりは春を

祈りを集めて 燐寸をかざせば

ただ細々影を引く 出逢いと別離と・・・

 

過去に裁かれて生きる 俺はそれもいい

何より今は はるかなひとの胸に

二度と苦しみの ないことを願う

何も見えない どこへも行けない

ただはるばる投げあげる なみだと残り火・・・

 

7月3日:秋田芸術劇場ミルハス2000席の大会場を3階席まで満席にした舟木一夫

凄すぎる

 

7月11日 J:COM八王子のコンサート

当たり前のように「大入り満員

の旗が輝いていた

 

コンサート中1曲ぐらいの曲目の入れ変えはごくまれにあった。が

J:COM八王子では

舟木一夫自身の作詞作曲した「29小節の挽歌」「夢幻」「斜me節」3曲が

「逢瀬」「京の恋唄」に変った。