さ~て、先日、ある資料を読んでいましたら、『唐桧(とうひ)』と言う針葉樹に接する機会がありました。
興味を持ちましたため、さらに、調べて見ました。
以下、

の公式ホームページに掲載されていた内容を転載させて頂きます。
尚、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。
巡り合わせが悪くて、決して珍しいと言う訳でも無いのに、なかなか手に入らないと言うか縁が無い木と言うのがあって、この『トウヒ(唐桧)』もそのひとつです。
マツ科トウヒ属の木で、印象としては目の粗いスプルースと言ったところ。
軽軟で白身のスッキリした針葉樹なので、どうしてもこの木でなけらばならないと言う必然性もないため、意識して探して来なかったと言う事もあり、長い間『私の中での幻の木』あるいは、『今後もご縁の無い木』リストのひとつに入っていました。 |
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それが数年前に意識した訳でもないのにふとした事で纏めて手に入り(ご縁がある時はそんなもの)今ではクラフト材などに時々利用しています。トウヒは漢字で『唐桧』と書く事から、唐(China)の木だと思われている方も多いのですが・・・れっきとした国産材です。本州、四国、九州の亜高山帯と言うかなり限られた地域の分布する木です。唐桧と言う漢字の由来は、「唐風のヒノキ」を意味する説もありますが・・・定かでは無い様です。同じ様な由来を持つ木としてはカラマツ(唐松)があります。 |
カラマツは、漢字では『落葉松』とか『唐松』と表されますが・・・Chinaの絵画(唐絵)に描かれる松に似ていると言う事から『唐松』と書かれる様に成ったと言われています。話が少し脱線しますが・・・『唐』の漢字で言えば、『紫檀・黒檀・鉄刀木』などで知られる『唐木』があります。こちらもChina産では無いのですが・・・これらの銘木や高級家具・工芸品などが日本に輸入された当初は、Chinaからのルートに限られていました。当時は唐が統治していた事から、『唐から来た木』と言う意味合いで唐木と呼ばれる様に成りました。 |
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話はトウヒに戻ります。白身で軽軟な事から一般の方もクラフト細工用でお求めに成るのですが・・・先日も朝からお問い合わせがあり、倉庫に立て掛けてある20数枚の在庫のトウヒの中からご希望サイズを探していると、掌に嫌な感触が・・・!「嗚呼、朝からやって仕舞った」と掌をみると脂(ヤニ)がベッタリ。白っぽい木なので油断していましたが・・・やはりマツ科の木。検品した際には余り気にならなかったのですが・・・手にしていた板の側面を見ると黄金色のヤニが噴き出ていました。これもマツ科の木を扱う者の宿命・・・
と言う事でした。割合に身近な木なのですね。 |
ところで、先日、新聞を読んでいましたら、『ピラカンサの赤い実』と言う表現に出会いました。
興味を持ちましたため、少し調べて見ました。
以下、ヤフーショッピングの公式ホームページに掲載されていた画像を転載させて頂きます。

では、本日の小職の予定です。
今日は、先ず、教育事案に伍します。
その後、多くの時間、山積している書類と格闘します。
ただ、朝夕は、社会福祉法人に参ります。