さ~て、先日、ある資料を読んでいましたら、久し振りに『内田クレペリン検査』に出会いました。
日本発の心理検査、なかなか、興味深いモノです。
そこで、今日は、少し『内田クレペリン検査』に関して見て参ろうと思います。
以下、株式会社 日本・精神技術研究所の公式ホームページに掲載されていた内容を転載させて致します。
尚、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。
検査について

内田クレペリン検査とは
日本で開発された心理検査の中では、最も長く使われている検査のひとつです。
90年近くにわたって、産業や教育、そして医療の現場で使われ続けています。
それだけ長く、広い分野で使われていると言う事は、人の心理の普遍的な部分を判定出来る検査と言えるでしょう。
今でも年間70万人の人が内田クレペリン検査を受検して居り、その利用価値は依然として高く評価されています。
そして現在、内田クレペリン検査は日本の代表的な検査と言う位置付けを超え、アジアを中心に世界に広まりつつあります。
多様性が尊重される時代だからこそ、言語や文化的な背景に影響を受けにくい内田クレペリン検査の強みに、あらためて注目が集まっています。
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面接や質問テストでは
分からない面が見える内田クレペリン検査の最大の特徴は、「作業」だけを使って受検者を測るところにあります。面接や質問を使ったテストでは、どうしても回答者の意図が入り込んで仕舞いますが・・・内田クレペリン検査では、時に本人も気が付いていない様な特徴が受検者の作業に現れます。
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Webテストでは
実施できない理由最初にお断りしておきます。内田クレペリン検査は、今、流行りのWebテストでは実施出来ません。それは、この検査が身体的なストレスを含めた「作業負荷」を掛ける事を前提としているためです。紙と鉛筆を使う理由は、IT化が遅れている訳では無いのです。この作業負荷が、質問では分からない特徴を浮かび上がらせるからです。
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年間70万人の
安心の実績Webで実施出来無いからと言って難しい検査ではありません。1人から数百人まで同時に実施出来る便利な検査です。そのため、国内外で年間70万人と言う人が内田クレペリン検査を受検しています。そのユニークな情報価値に対して、料金も手頃です。
検査の誕生から現在まで
内田クレペリン検査は、ドイツの精神医学者エミール・クレペリンの研究に着想を得た内田勇三郎によって、日本で開発された心理検査です。海外からの輸入(翻訳)では無く日本で開発された心理検査で、現在も尚、使用されている検査としては、おそらく最も歴史のある検査と言えるでしょう。今では日本だけで無くアジア圏を中心に世界に進出しています。
検査方法
内田クレペリン検査は、心理検査の中でも「作業検査法」と呼ばれるジャンルの検査です。簡単な一桁の足し算を1分毎に行を変えながら、休憩をはさみ前半と後半で各15分間ずつ合計30分間行います。全体の計算量(作業量)、1分毎の計算量の変化の仕方(作業曲線)と誤答から、受検者の能力面と性格や行動面の特徴を総合的に測定します。
(以下、略)
と言う事でした。具体的な問題を開示したかったのですが・・・。
ところで、ふと、思った事です。
一昔前、『ラーメン』って、『支那そば』って言っていましたよね。良い言葉だと思うのは小職だけでしょうかね?
では、本日の小職の予定です。
今日は、多くの時間、山積している書類と格闘します。