さ~て、先日、ある資料を読んでいましたら、ほ~お、と言う事に出会いました。

 

これって、バラ科の果物と・・・小職に取って、興味深い情報・・・お裾分けします。

 

以下、『旅探~ホームメイト・リサーチ』に記載されていた内容を転載させて頂きます。

 

尚、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。

 

バラ科の植物はバラの花に持つイメージとは異なり、実に多彩です。

 

サクラ亜科、バラ亜科、ナシ亜科、シモツケ亜科の4つのグループに区分されます。

 

園芸のバラはもちろんの事、サクラ、ウメ、モモ、イチゴ、リンゴ、ビワ、アーモンドなどもバラの仲間に入り、食用の果物が多いのに驚きます。

実は野菜の仲間だった「イチゴ」

実は野菜の仲間だった「イチゴ」

バラ科の多年草であるイチゴは、フルーツだと思いきや、実はメロン・スイカなどと同様、野菜の仲間です。

 

リンゴや柿などの様に、果実の中心に種がある様な果物と異なり、イチゴは赤い実全体にゴマの様なものが点在しています。

 

私達が実だと思っていた赤い部分は、花の軸の根元の花托(かたく)と呼ばれるところが大きく膨らんで、赤く可愛らしい形に成ったもので、実際はゴマの様なものが実であり、さらにその中心に種があるのです。

 

この様な種類を「偽果(擬果)」と呼んでいます。

 

イチゴにはビタミンCが豊富に含まれていて、健康食品として非常に優れています。

 

免疫機能を高める効果や、美容効果が高い上に、イチゴの酸味成分のひとつであるクエン酸は、疲労回復にも効果があると言われています。

 

旬の時期には積極的に摂りたいものです。

見てよし、食べてよし、人に身近な「ウメ」

見てよし、食べてよし、人に身近な「ウメ」

早春に白い花を咲かせ6月に果実を付ける、私たちの生活にも身近な「ウメ」。

 

「花よし、香りよし、果実よし」と三拍子揃った花木です。

 

分類ではバラ科の植物で、バラ科サクラ属に属します。

 

果樹として栽培される「実梅(みうめ)」と、観賞用に栽培されている「花梅(はなうめ)」に分類され、実梅だけで約100品種、花梅は約300種類もあると言われています。

 

また、全国で市区町村のシンボルの花木に「ウメ」を指定している自治体が約70(平成22年1月時点)あると言われ、「全国梅サミット」も開催されています。

 

一方、梅の実は3毒「食べ物の毒・血の毒・水の毒を断つ」と言われ、薬や民間療法としても親しまれています。

 

神奈川県、小田原市郊外にある辻村植物公園では、見頃の時期には500本以上のウメの木に花が咲き、見事です。

ピンクの花と夏の甘い果実が魅力の「モモ」

ピンクの花と夏の甘い果実が魅力の「モモ」

「モモ」はバラ科サクラ属の植物です。

 

4月の初め頃に、桃色の花を咲かせるために「桃の花」は春の季語にも成っています。

 

多くは桃色ですが・・・種類によって白や濃い赤色の花を咲かせるものもあります。

 

「桃の節句」のひな祭りに桃の花が飾られるのは、ウメが終ってモモの花が咲く頃にあたるからです。

 

そして夏には果実が成ります。

 

モモの実にはカリウムやビタミンCが豊富に含まれていて、高血圧の予防や老化防止に効果があります。

 

食物繊維のペクチンも多く含まれており便秘解消やコレステロールを下げるなどの作用もあります。

 

さて、美味しいモモの選び方をお教えしましょう。

 

ふっくらとしていて果皮全体にうぶ毛があり、香りの強いものがベター。

 

また、全体的に紅く色づいているものを選びましょう。

 

色の濃い部分に白い点々が出ているとより甘みが強いと言われています。

 

モモの生産高第一位の山梨県、笛吹市の桃源郷では、モモの花が4月上旬から下旬に見頃を迎えます。

 

丘一面にモモの花が咲いてピンクに染まります。