さ~て、先日、ある資料を読んで、へ~え、その様な館があるのか?、と思う様なモノに出会いました。
『目黒寄生虫館』。
そこで、興味を持ちましたため、同館の公式ホームページに伺って見ました。
以下、同館の公式ホームページの一部を転載させて頂きます。
尚、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。
法人概要
ごあいさつ
●【令和3(2021).04.07】新館長就任の挨拶
私は、令和3年(2021年)4月1日を以て第6代目黒寄生虫館館長に就任しました倉持利明と申します。私はこれまで、国立科学博物館動物研究部において主に魚類・鯨類の寄生蠕虫の分類・生物地理の研究を行って参りました。この度は、小川和夫・前館長の後を引き継ぐ事と成りましたが・・・小川・前館長在任の10年間には、公益財団法人への認定、研究員が増員された事をはじめ様々な研究環境の整備、展示や啓発活動の充実等、博物館としての著しい進展が成されました。私には、それらをさらに強化し、小さな博物館ではありますが標本資料の収集・保管、研究、展示等に努め、目黒寄生虫館を守り続けると言う責務が御座います。どうぞ皆様、これまで同様に心からご来館をお待ちしますと共に、様々な形でのご支援を賜りたいと存じます。どうぞよろしくお願い致します。
館長 倉持利明
目黒寄生虫館は、医学博士 亀谷了(明治42(1909)-平成14(2002))が私財を投じて昭和28年(1953年)に創設した寄生虫学専門の私立博物館です。
館内には国内外から集められた約300点の標本及び関連資料を展示しています。
1階では「寄生虫の多様性」をテーマに様々な動物群に属する多様な寄生虫の姿を標本や動画等で紹介し、2階では「人体に関わる寄生虫」と言うテーマで、寄生虫のライフサイクルや人間に感染した場合の症状、日本の寄生虫学研究の歴史などについて解説しています。
また、当館では研究活動に加え、啓発活動や出版活動など様々な事業を行っています。
●【平成25(2013).04.01】公益財団法人に移行しました。
当法人は、公益法人制度改革関連三法に則り所定の手続きを進めて参りましたところ、内閣府公益認定等委員会においてその公益性を認められ、内閣総理大臣より「公益財団法人」移行の認定書を受領しました。
平成25年(2013年)4月1日、「公益財団法人目黒寄生虫館」として登記致しました事をここに報告申し上げます。
今後とも、公益財団法人の名にふさわしい事業を実施し、寄生虫学の研究・啓発活動等を通じて寄生虫学の発展に寄与してまいります。
基本財産の運用利回りの低下が著しい昨今、財政状態は未だ厳しい状態が続いており、皆様の継続的な支援が欠かせません。当法人はこれまでも「特定公益増進法人」として税制上の優遇が設けられていましたが・・・今後も引き続き寄付者への優遇措置が受けられます。
目黒寄生虫館への来館を心よりお待ち致しますと共に、尚、一層の支援と協力をお願い申し上げます。
理事長 亀谷みどり
公益目的事業
目黒寄生虫館は、日々の研究活動を中心に以下の公益目的事業を実施する公益財団法人です。
●研究等事業(定款第4条1号事業)
●研究・調査活動
主に分類・形態学の手法を用いて寄生虫の研究活動を行い、合わせて標本の収集に努める。研究成果は関連学会や学会誌に発表している。
●学術資料の収集及び管理
標本約60,000点(タイプ標本1,500点を含む)、図書文献約16,000冊を所蔵。適切な学術資料の利用と管理に努める。
●指導・助言、外部研究者との連携協力等
広く寄生虫に関して適切な指導や助言を行う。また、外部機関との連携協力を図る。
●普及啓発事業(定款第4条2号事業)
●博物館「目黒寄生虫館」の設置運営
寄生虫学に特化した専門博物館の設置運営者として、法人所有のビルの1・2階を公開。
●教育普及活動事業
特別展示の実施や、体験学習会・講演会等の教育普及活動の開催。
●寄生虫学への理解を深める資料の刊行/製作
・出版活動:
ガイドブック(和文版・英文版)の刊行
定期刊行物「むしはむしでもはらのむし通信」の刊行。
・標本販売:
教育・研究機関を対象に、寄生虫卵・プレパラート標本の販売。
●ミュージアムショップの運営事業
寄生虫学への興味関心を高める生涯学習活動の一貫として、上記刊行物及び関連書籍、オリジナルグッズ等を販売。
沿革
昭和28(1953) 医学博士 亀谷了初代館長の私財投入により創設(仮建築)
昭和31(1956) 鉄筋2階建の本館が完成
昭和32(1957) 文部省(当時)より財団法人設立の許可を受ける
昭和33(1958) 三笠宮殿下がご来館
昭和34(1959) 目黒寄生虫館月報(現「むしはむしでもはらのむし通信)を刊行開始
昭和35(1960) 高松宮殿下がご来館
昭和36(1961) 「日本における寄生虫学の研究」和文版第1巻刊行
昭和39(1964) 「日本における寄生虫学の研究」英文版Vol.1刊行
昭和51(1976) 亀谷了初代館長が紫綬褒章を受章
昭和61(1986) 「8.8mの日本海裂頭条虫 Diphyllobothrium nihonkaiense」を駆虫。展示開始
昭和62(1987) 亀谷了初代館長が勲三等瑞宝章を受章
平成4(1992) 現在のビル(地上6階・地下1階)竣工。翌年4月リニューアルオープン
平成5(1993) 常陸宮殿下がご来館
平成6(1994) 「寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし(亀谷了著/ネスコ)」発行
平成9(1997) 亀谷俊也第2代館長就任
平成10(1998) 亀谷俊也第2代理事長就任
平成12(2000) 内田明彦第3代館長就任
平成12(2000) 亀谷みどり第3代理事長就任
平成13(2001) 東京都教育庁より登録博物館の認定を受ける
平成18(2006) 町田昌昭第4代館長就任
平成23(2011) 小川和夫第5代館長就任
平成25(2013) 内閣府より公益財団法人の認定を受ける
令和3(2021) 倉持利明第6代館長就任
(以下、略)
と言う事でした。1度、訪問して見ようと思っています。
ところで、先日、新聞を読んでいましたら『恵多谷(えたや)』姓の方が登場。
由来に興味を持ちましたので、少し調べて見ました。
以下、日本姓氏語源辞典に記載されていた内容を転載させて頂きます。
尚、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。
屋号の屋に「谷」を使用する例あり。神奈川県横浜市南区中村町に分布あり、と言う事でした。
では、本日の小職の予定です。
今日は、終日、教育事案に伍します。