さ～て、先日、ある資料を読んでいましたら『光免疫療法』と言うモノに出会いました。
興味を持ちましたので、少し調べて見ました。
以下、関西医科大学の公式ホームページに掲載されていた内容を転載させて頂きます。
尚、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。
光免疫療法とは
光と免疫による患者にやさしいがん治療法
光免疫療法（英：Photoimmunotherapy）とは、光に反応する薬を投与し、薬ががんに十分集まったところでがんに対してレーザー光を当てる事で治療する、新しいがん治療法です。
日本においては、「切除不能な局所進行又は局所 再発の頭頸部癌」に対する治療として令和２年（2020年）9月に承認され、現在は保険診療として治療を受ける事が可能です。
光免疫療法用の薬は、がん細胞の表面に多く出ている目印（抗原）にくっつくタンパク質（抗体）に、光に反応する物質を付けたものです。この薬を点滴投与すると徐々にがんに集まって行き、1日くらいでがん細胞に薬が沢山くっつきます。
そこにレーザー光を当てると薬が反応し、薬がたくさんくっついたがん細胞は破裂して死滅します。
一方で、光免疫療法用の薬がほとんどくっつかない正常細胞は、レーザー光を当ててもダメージを受けません。
また、光免疫療法用の薬自体は細胞にダメージを与えませんし、使用するレーザー光も人体に害は及ぼさないので、抗がん剤のような治療部位以外での副作用はなく、患者にやさしいがん治療法と言えます。
また、光免疫療法は、直接細胞を殺傷する作用だけで無く、患者自身のがんに対する免疫を活性化する事でもがん細胞を攻撃します。光免疫療法によりがん細胞を破壊すると、がん細胞の中からがんに特有の物質（がん抗原）が周囲にばら撒かれます。
一方、がん細胞の近くにいる免疫細胞はダメージを受けていないので、周りの免疫細胞が出てきたがん抗原を取込み、壊れたがん細胞と同じ細胞に対する免疫が活性化されます。
このがん細胞に対する免疫の活性化により、患者自身の免疫システムが、がん抗原を持っているがん細胞に対して攻撃を始め、光免疫療法では生き残って仕舞ったがん細胞もさらに攻撃する事が出来ます。
このがん細胞を退治する事が出来る免疫細胞が治療したがんのところから全身に循環する事で、遠く離れた場所の転移がんに対しても治療効果を発揮する事が期待されます。
またがん細胞に対する免疫を獲得あるいは増強すると、感染症に対するワクチンの場合と同様に、同じがんが再発しない様に予防する効果も期待出来ます。
NIR-PIT(光免疫療法)総説論文
- Near-Infrared Photoimmunotherapy of Cancer（英文）
- Near Infrared Photoimmunotherapy; A Review of Targets for Cancer Therapy（英文）
- Near infrared photoimmunotherapy of cancer; possible clinical applications（英文）
- 和訳総説（和文）
グルーミングとは？
グルーミングとは、もともと「（動物の）毛づくろい」と言う意味だが・・・性犯罪の文脈においては、子供への性的虐待を行おうとする者が、被害者となり得る人物に近づき、親しく成って信頼を得る行為をさす。
チャイルドグルーミングとも呼ばれる。
グルーミングは、加害者が被害者に性的虐待に同意する様、強要し、逮捕される危険を減らすために用いられる。
幼い子供に対して最も多く用いられるが・・・10代の若者や、大人も同様な危険に晒される事がある。
家族や親しい友人、コミュニティのリーダーなど、被害者と自然に接する事の出来る関係のある人物がグルーミングの加害者となり得る。
（以下、略）
ありました。厄介と言うか、無く成って欲しい犯罪ですね。
では、本日の小職の予定です。
今日は、先ず、教育事案に伍します。
その後、ある組織で求められている身体検診に参加して来ます。
上記の事が終わり次第、NPO法人事案（収益法人事案を含む）に御します。
尚、朝夕は、社会福祉法人に参ります。
そして、今日は、立冬・・・いよいよ、冬ですね。