さ~て、先日、ある資料を読んでいましたら『図と地(figure and ground)』と言う言葉に出会いました。

 

ん~、と言う事で、少し調べて見ました。

 

以下、小学館の日本大百科全書(ニッポニカ)に掲載された内容を転載させて頂きます。

 

尚、文章は、今井省吾氏の手に成るモノです。また、主旨が変わらない程度で、小職が書き換えています。

 

視野に2つの領域が存在する時、一方の領域には形だけが見え、もう1つの領域は背景を形成します。

 

背景から分離して知覚される部分(形)を『図』と言い、背景と成るものを『地』と言うそうです。

 

『図と地』と言う言葉を初めて使ったのは1912年(大正元年)デンマークの心理学者ルビンであり、これはゲシュタルト心理学の重要概念だそうです。

 

メロディーは際だって聞こえ、伴奏は背景に退いて知覚されます。

 

この様に知覚経験の各側面に図と地が現れ、とくに視知覚において著しいのだとか。

 

一般に図となる領域は、形と輪郭線とものの性質を持ち、面が固い感じで位置が明確で浮き上がって見え、一方、地は、形も輪郭線ももたず材料的性質を持ち、面が柔らかく定位不明確で図の背後に一様に広がって見えるそうです。

 

ルビンの杯と顔

成程ですね。

 

ところで、先日、新聞を見ていましたら『明月院』姓の方が登場。

 

由来に興味を持ちましたので、少し調べて見ました。

 

鎌倉に同名の寺があり、全国に見られる名月の地名の語源は主に明月の観賞出来る地名から来るとありました。

 

では、本日の小職の予定です。

 

今日は、多くの時間、NPO法人事案(収益法人事案を含む)に伍します。

 

ただ、朝夕は、社会福祉法人に参ります。また、左記夕刻事案の対応を終えましたら社会福祉協議会です。