さ~て、先日、ある資料を読んでいましたら『コハク酸(琥珀酸;succinic acid)』と言う物質に久し振りで出会いました。
今日は、小職の復習の意も込めて、コハク酸に関して、少し見て参ります。
コハク酸は、構造式 HOOC–(CH2)2–COOH で表されるカルボン酸(酢酸などの仲間)の一種で、はじめ琥珀の乾留により見付かったためにこの名に成りました。
琥珀を破砕し、砂浴で蒸留する事で得られ、外用薬としてリウマチに、内服薬として淋病に用いられていました。
現在では、食品産業で用いられています。
貝類に含まれる旨味物質で、旨味を感じさせる作用は、コハク酸ナトリウムの方が高いのだとか。
そして、調味料として食品に用いられる他、メッキなどの工業用にも用いられます。
また、炭酸ガスを発泡する入浴剤の成分でもあります。
アルコール発酵の副産物でもあり、ワインやビールに塩味・苦味・酸味を与えます。
なかなか、有用な物質ですよね。
ところで、今日は、もう一話。
新聞を読んで知った知識です(笑)。
皆さんは、『中落ち』と『すき身』の違いは御存知ですか?
中落ちとは背骨(中骨)の隙間にある「赤身」の部分、すき身は皮の裏で、「脂身」や筋の多い部分などをこそげ落としたものを言うそうです。
成程だと思いませんか?
では、本日の小職の予定です。
今日は、多くの時間、NPO法人事案(収益法人事案を含む)に伍します。
ただ、朝夕は、社会福祉法人に参ります。