さ~て、先日、ある資料を読んでいましたら『アロステリック酵素』と言うモノに出会いました。

 

小職、生化学に疎く、そのために調べて見ました。

 

以下、『はなたか先生が教える気になる生化学』に記載されていた内容を転載させて頂きます。

 

酵素の活性中心とは別の部位に調節因子となる低分子化合物が結合することによって、酵素の立体構造が変化して、酵素活性が高くなったり低くなったりすることがあります。このような性質をもつ酵素をアロステリック酵素といいます。また、アロステリック酵素において、調節因子が結合する酵素の部位をアロステリック部位といいます。

アロステリック酵素は律速酵素によくみられ、一連の代謝系の流れをコントロールするために利用されています。このとき、前後の反応経路で生成される物質が調節因子となることがあります。

このとき、代謝系の最終生成物がその前段階にある酵素反応を抑制するような場合、これをフィードバック阻害といいます。一方、代謝系の最初の基質がその後段階にある酵素反応を活性化するような場合、これをフィードフォワード調節といいます。

アロステリック酵素の反応速度と基質濃度の関係はS字状(シグモイド曲線)に変化します。

アロステリック酵素の反応では、基質濃度が低いときには基質濃度に比例せず反応速度が小さくなりますが、ある特定の基質濃度以上では急激に反応速度が大きくなるという性質があります。

 

と言う事でした。

 

では、本日の小職の予定です。

 

先ず、教育事案に伍します。その後は、山積した書類と格闘します。

 

尚、朝夕は、社会福祉法人に参ります。